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一ヶ月の勉強で地方上級の筆記試験に受かった話。

作者: 茶子

書いてみた。

公務員試験の一次試験に受かった!一ヶ月で!

現役JDが教える勉強法とは!?

 



こんにちはこんばんはおはようございます。

作者の茶子です。

ここでの投稿は初です。

モバスペBOOKで投稿していたこともありますが、10年近く前の話なので、至らぬところがありましたら、優しく教えていただけると幸いでふ。

でふって誤字だったの、今知った。

では、何卒よろしくお願いします。






公務員試験に一ヶ月で受かる方法


Q.一ヶ月で公務員試験の一次試験に受かることって無理なの?

A.いえ、決して無理ではありません。条件さえ揃えば、受かることは不可能ではないです。


私の受験した地区では、一次試験では教養試験と小論文試験が行われました。

そして、私はその試験に一ヶ月の勉強で受かっています。


公務員試験の存在を意識し始めたのは、四年生になる前、つまり三年生が終わる頃でした。


正確にいうと、2020年の11月〜12月。The、冬。


最初から地方公務員を目指していたわけではありません。最初は少年院の先生を目指そうとしていました。今思うと、無謀すぎます…。


さて、そんな私事はおいておいて、12月に私は公務員試験対策の先生に会いに行きました。

レポを取った気がします。大学の先生は忙しいので、レポは取ったほうがいいです。あれ、常識か?これ。







6月下旬。試験の約10日前。

今度はレポ無しで会いに行きました。なぜなら時間が勿体ないから。

もうね、時間が無くて、少しだけど危機感は持ってたわけ。

しかし、R先生の対応に、私は衝撃を受けます。





R先生「一ヶ月で公務員なんてムリなのー」

R先生「他の皆は2年生とか遅くても3年生からやってる」

かつ、予備校に通っていた、と言いたかったのでしょうか。

私「でも…」

R先生「あと、授業やら会議やらで、忙しい」

私「」


私氏、呆然。

真摯になって、相談に乗ってアドバイスをくれると思っていたのでショックでした。


ここで、今まで散々話や相談を聞いてもらった先生方、要はお世話になった先生方に、相談しに行こうとしました。


ですが。


(ここで先生達に頼ったらダメだ)

そんな思いが自分の心をよぎりました。


母親は、「先生に相談してもいいと思う」と言います。



(でも先生方に頼ったら負けだよなぁ。)

(他の先生方に頼ってもR先生と同じこと、もしくはもっとひどいことを言われるだけじゃないか?)


そう思った私は、先生達には頼らないことを決意。

そこから、猛スイッチの入った私。


にぎわうロビーで一人、勉強を始めます。


ちなみにこのとき使っていた参考書は、延長許可をもらう予定だったもの、つまり一冊だけ返していなかったものです。

本当は延長許可取るつもりだったのに…。と、当時は思っていましたが、この一冊がとても役に立ちました。

R先生がおすすめしていた、LECの数的推理の本でした。

てか、本当に返さなくてよかったな。




もしここで他の先生にまで「ムリだ」と言われていたら…と思うと、怖いですね。


きっと今とは違う未来が待っていたのだと思います。

帰りのJRでは、母親にLINE。普段は歩きで帰っていますが(JR代が勿体無いため)、この際そんなことも言っていられないのでJRで帰ります。



門前払いの様子に、母親は、


「先生それは違うわ。人それぞれだもの」

「見返してやるって気持ちでいたほうがいいわ!」

と、ごもっともな意見。


そこから、猛スイッチの入った私。

私ってもしかしてマザコン?




そこから、必死の猛勉強をしました。

朝起きて勉強、ご飯中に勉強、夜寝る前に勉強。

受験生みたいな生活を送っていました。

家からもほとんど出ませんでした。移動時間がもったいないので、食料も買いだめしてました。





ポイントとしては3つあります。




1つ目は、毎日目標を立てていたことです。


一日何時間やる、というよりは、今日は判断推理のここの部分ここの部分と英語、国語をとにかくやるぞ、みたいな。


短期集中でやるならば、時間を目標にするより範囲(ページ数)を目標にしたほうがよいと思います。



2つ目のポイント。

それは、図書館を活用すること。


図書館で私は、本を累計4冊ほど借りました。すべて地方上級の試験に関する本です。

 

英語と現代文がやばいと気づき、そこを重点的にできる本を2冊借りました。


そして、何よりも大切ですが、『去年の』地方上級過去問の本を借り、その本の最初の方に載っている今年の過去問とは違う去年の過去問を解きました。 

 

つまり、年度が違うので、載っている問題が全く別だったのですね。もちろんすべて違ったのは最初の方だけだと思いますが。


図書館で、その問題を解き、ノートに書き込みをして、どのくらい点数が取れたか計算してみました。


その結果、4割〜5割ほどしか取れていないことが判明。


めっちゃ焦りましたね。このときは。


ちなみに、図書館で本を借りたのは実家に帰る二三日前です。


ぎりぎりすぎますね。計画性持って行動するようにしなきゃな…と、反省。






3つ目のポイントは、諦めないこと。

これがなにより大切だと思います。


私も一ヶ月じゃ無理だ、と言われて、諦めそうになりました。


それもそのはず。


高校のときの学力テストの偏差値は現代文を除いて30〜45くらい。(現代文は大体いつも60以上でした)

高校1・2年生のときの成績は、10段階評価で3と2ばかり。


でも、高校3年生で2教科を除いてオール10を取ったことや、元々高校までは勉強が得意だったことを思い出し、自分ならできる、と信じました。



ネットの記事に書いてあることも参考にしました。


勉強する際にタイマーで時間を図ること、3分以内に解けない問題は飛ばすこと、直接参考書に書き込むこと、文章理解や時事問題が大事なこともすべてネットで調べました。 



どの問題がどのくらい出るかということもネットで調べました。多分8割方ネットです。残りの2割は母親。




林先生の話にも勇気付けられました。

「大学受験で君たちの運命は決まる。4つのタイプに分かれます」という話を読んで、たしかにそのとおりだと思いました。(いい話だから詳しくはググるのオススメ)


自分は大学受験の土台に乗らず、頑張らずに受かってしまった人だ思いました。


でも、本命は違ったので、少し後悔していました。



あのとき、はっきり自分が行きたい大学を選択していれば、運命は変わったと思っています。


今度は大学ではないけど、頑張ってみようと思いました。



そんなこんなで、試験会場まで行くのに一度実家に戻りましたが、実家にいる間の記憶がほとんどないです…。


バスの中でももちろん勉強。特に、英語と現代文をやっていました。



試験当日の前の日。

メンタルは非常に不安定でしたが、時事問題がやばいと気付き、時事問題の本を買ってきました。



もちろん電子書籍。kindle。アマギフカードを2000円分だけ買ったような。とにかく、その本を一日かけて6分の5くらい読み、頭に叩き込みました。



そして、とうとう当日。


会場でも、ぎりぎりまでやってました。

先日買った時事問題の本を読んでいました。

試験監督は、「最後まで粘ったほうがいい」と言ってくれました。いい試験監督だ…。





そして、問題。




解けなかった問題は多かったけど、とにかく粘りました。 


特に英語と現代文は粘りました。物理と数学は見た瞬間捨てた。



小論文のテーマは…、前日に買った本の中に出ている内容でした。



驚愕じゃないですか?一日一日って大事ですね。買って良かったとなによりも思いました。






そして…

これが実際に使っていたノートです、と晒したいのですが、晒し方がわからないので、需要があれば教えてください。晒します。



ノート自体はいつ買ったんでしょう?小学生の時?

全く覚えてないけど、百均で買ったような気がする…。

とりあえずそんなこんなで、ベッドの下、机の中から出てきたノートを使う私。

一人っ娘だったので、実家の資源は豊富です。





おまけ



 


公務員試験担当のR先生に本を返しに行きました。




R先生「本返しに来ました」


「受かったので」


R先生「ええ、受かったのー!?」 




R先生「すごいね、おめでとう」



この一言で、自分の悪意とかが全部吹き飛びました。


報われるって本来こうゆうことなのかもしれません。



「一言思いついた言葉言っていいですか?」


R先生「なに?どうぞ」


「ネバーギブアップ」


R先生「まぁたしかに」

読んでくださりありがとうございました。


昔流行った携帯小説サイトを思い出しますね。


レビューなどいただけると幸いです。

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