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レッドドライブ  作者: グランドリオン
大会本番編
21/21

第Xピリオド:To Scienctic From Red-driver

久しぶりのレッドドライブの執筆ですが、雰囲気は保つように書いています。では、どうぞ!

「よぅーし、海と勝負だ!」

「うん、負けない。」

椎や香たち他のメンバーは、委員会が重なっているらしく、今日の昼休みは優と海の2人だけらしい。

1対1は優が先攻と決まった。

「うりゃあ!」

優はその小さすぎる身体を使って、大きい体の海の脇を通り抜こうとした。が、

「甘い。」

海個人のフットワーク力もなかなかあるから、優をそう簡単には抜かせない。

そうしていつもの後ろへジャンプして3ポイントシュートラインまで下がってからのシュートを打とうとし、フォームを構える。

「優の、シュートは、早いけど、」

海がジャンプしてブロックしようする。

「そのパターン、いつものーー!?」

優が目の前から消える。

「ちぇい!」

可愛い奇声と共にレイアップを放ち、ゴールに入れた。

「いつも、抜かなかった、のに!」

珍しく海が驚く。

「新しく開発した技だぁっ☆」

満面の笑顔を浮かべながらガッツポーズをする優。

この2人の光景を、とある白衣を着た男が見つめていた。

「あの子が宮内っていう子かあ。これは期待できそうだ。」

そうつぶやきながら男が近づいていく。

「君たちここの生徒?」

「うん、そーだよぉ。」

「私たちに、なにか?」

「いや、ここら辺の体育館の修理をやっている者でね、点検しにきたんだ。」

「じゃあ、どいたほうが、いいですか?」

「うーん、一応点検は午後からなんだけど、どんな体育館かなって思ってさ。っとちっちゃい方の子の頭に埃がついてるから取って上げよう。」

「ういぃー付いてたんだっ気づかなかったよー。お願いしまっす!」

男は了承を優から貰うと髪を触っていく。

「よし、取れたよ。じゃ僕はこれくらいで失礼しようかな。」

「点検、お疲れ様、です。」「またねぇー!」

海が感謝の言葉を、優が挨拶を言ったのを背後に聞きながら男は去っていく。

「これが、宮内氏のヤツっと。」

頭から1本だけ抜き取った髪の毛を小さな試験管に入れて、ニヤニヤとした笑みをうかべて。

一応この話で完全にレッドドライブは完結で、次を書く予定はありません。次回作でまた会いましょう!

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