表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/10

【2:初めての共闘】

盗賊が街を荒らしている。店を壊したり、武器で店員や客を脅したり。さらにはその店の商品を強奪。テンプレな強盗行為だ。当然犯罪だ。

俺たちが駆けつけた時にはもう開いてる店中盗賊がウロウロしていた。

「大勢いるな……援軍とか来られたらかなり面倒だぞ。」

「それではこの場にいる盗賊を一掃してしまいましょう。」

俺は頷いて手前の店を荒らしている盗賊の一人に向けて小石を指で弾いてぶつける。

「……ってぇ!何だテメェ…!!」

「ずいぶんカッコ悪いことしてるんだな、あくどいことするんならもっとスマートかつスピーディーにやれよ。こんなごちゃごちゃ彼方此方走り回ってさぁ。……悪ガキでももっとマシな動きするんじゃねぇか?」

挑発行為をして戦闘に持ち込む。相手は滅茶苦茶単純かつ沸点がとてつもなく低いようで簡単に乗ってくれた。


「ふっ……はっ!」

「チョロチョロ動き回ってんじゃ……ねぇっ!!」


敵が短剣を持ちながら俺に向かってきたので俺は回避する。左右に、上下に。更には敵の股を潜っていったり。防戦に徹している。何故防戦一方かというと、今周囲の人々に“吸収できる”「怒り」や「憎悪」が無かったからだ。微々たる量でも武器の形成はできるが、その形を維持するには「弱すぎる」。万が一「怒り」を吸収し尽くしてしまったら。その時は「怒り以外の念」、「その人の精神」を削ることになる。それでは死人が出てしまう。盗賊という敵を倒そうとしているのに民間人を殺すなんてことは絶対あってはならない。

……だから今の俺は「武器」を持てない。攻撃に使うパワーをセーブしている状態だ。回避に徹している。その行動が相手を苛立たせていた。その苛立ちを表現しているのが先ほどの「チョロチョロ動き回ってるんじゃねぇ!」だ。

チョロチョロ動き回るな?誰が止まるか、阿呆か?武器持ってる相手に止まってくれるのは強靭な体を持つ者か強烈なカウンター持ちか鋼のように硬い防具を纏っている者ぐらいだ。俺はそのどれにも当てはまらない。だから止まってやらない。やれない。

敵の攻撃を避けて、奴の背中を取れた。よし、今だ。


「寝てろ」

「がっ……!?」


首の後ろに思いっきり拳を叩き込んだ。衝撃にやられて敵が倒れる。まず一人。

敵が気を失っているうちにバクターがそいつを縄で縛り上げる。あと何かクリームみたいなのを敵の手に塗り込んでいたが何だ?聖女♂の作ったアイテムか?

敵が悲鳴を上げずに倒れた為、まだ他の盗賊は俺たちに気づいていないようだ。……あいつ結構叫んで俺に攻撃してたはずなのに気づいていないってどういうことだよ。強盗行為に夢中で気づいていないのか?鈍感すぎだろう。


「ありがとうございます!……ああ、店の果物が…。」

「すいません、もっと早く来れたらよかったんですけど……。」

「いいえそんな!助けてくださっただけでもありがたいですよ!……でも、向こうの店にたくさんの盗賊が集まっています!!あの店は街で一番繁盛してるところだから、あそこが潰れてしまったら大変なことになってしまいます!!」


店の人が青い顔をして大きな店の方を指さして震えている。どうやらあの店は街の大黒柱のような存在のようだ。大勢の盗賊が集まっているようだし、そこを叩けば勢いは少し収まる……か?

俺たちはとりあえず大きな店に向かった。

ちなみに俺たちが大きな店に向かう頃には街の人が呼んだと思われる自警団の人たちがやってきていて、盗賊たちを取り押さえていた。俺たちの背後から盗賊たちの抵抗する声と自警団の「大人しくしろ!」という大声がしたので、ひとまずここは安心だろう。


店に行く途中俺たちの行く道を阻む雑魚がいたが容赦無く叩きのめさせてもらった。俺は拳を叩き込んだ。聖女♂……バクターはというと。

「アニサキス様お待ちください♡♡下弱い私にはそんなに速く走ることは出来ませぬ故〜〜♡♡」


ゴンッ!バァンッ!!グギッ!!ボキッ!!!


浮ついた声を上げながら雑魚を杖で殴り飛ばしていた。こいつの杖は上部の装飾がとんでもなくゴツい為普通に鈍器だ。それを涼しそうな顔で雑魚にぶつけている。杖の上部が雑魚の返り血で滅茶苦茶になっている。ただでさえ禍々しい色をしていた杖がさらに悍ましい姿になっている。

……若しかすると、俺が最初に見たこいつの杖は既に誰かを殺めていた返り血に染まっていたのではないだろうか?違っていたら恐ろしいし、正解であっても恐ろしい。つまりは俺はそれに触れない方がいいということだ。


そうこうしているうちに最初に助けた店の人が言っていた大きな店に到着していた。当然入口には見張り役として配置された盗賊が数人いる。……まあこいつらも雑魚だから殴り飛ばして地面にキスさせたけど。歯をぶつけるぐらい激しいキスをプレゼントしてやった。

店の中に入ると、盗賊たちの下品な声とは全く違うよく通る大声がした。店主だろうか。

「いきなり入ってきて何だオメェらは!!ここはガキの遊び場じゃねぇんだ!本物のガキなら素直に従って良い子で帰るがオメェらはそれもしねぇ!!どんな教育受けてんだ!!」

……物凄くまともなことを言っている。そうだぞ。ここにいる盗賊みんなクソだぞ。阿呆だぞ。……でもあの店主は大丈夫か?一人に対して敵は大勢だぞ?今すぐ助太刀に行かなければ。

俺は人だかりの端っこにいる盗賊の肩を掴んだ。「おい」と声をかけて。


「ああ?……何だ…っぐ、がっ!!」

「邪魔だ、どけ。」


振り向いた盗賊を殴って床に叩き落とす。床とキスした盗賊は気を失ってしまった。俺たちはそれを気にせずどんどん進んでいき店主の声がする方に向かう。

盗賊たちを殴って掻き分けていった先に店主と店員が数人居た。……まだ良かった。一人に対して大勢…なんてことにはなっていなかった。店主は困った顔をしていたが、どちらかというと盗賊に対する怒りの方が勝っていた。せっかく自分たちが街を盛り上げる為に、生活の為に一生懸命やってきたのにこんなおかしな奴らが簡単に踏み躙って行く。こんなの怒らない奴はまず居ないだろう。


「オメェらは一体何だ!?このアホどもの仲間かァ!?」

「冗談はやめてくださいよ。俺たちはこいつらが五月蝿いし迷惑だったので来たんです。」

「そうです。私たちはこの店の近くの方から『あの店は街で一番繁盛していて潰れられては困る』と聞いたのでやってきたのですよ。」

俺とバクターが店主と店員たちに自身の立場を説明すると、店主は少し納得してくれた。完全に納得できていないのはこの騒がしい中で言っていることだからだろう。

「おいおいアンタら物凄く楽しそうに話しちゃってんじゃねぇのぉ!!俺らも仲間に入れてくれよォ!!……この店のモン全て寄越してなぁ!!!」

俺たちに話しかけてきたのは小物という表現がとても似合う盗賊。身なりからしてこいつが盗賊集団のリーダーだろうか。盗賊のリーダーらしき男は短剣を取り出した。

「誰がテメェみたいなクソ野郎にうちの店の商品を渡すかァ!金払ってけ!!」

店主が最もなことを言って盗賊のセリフに返答しても盗賊は止まらない。それに対して店主の怒りは増幅していく。……よし、この「怒り」を使わせてもらおう。

「……店主さん、アンタの『怒り』貰います。」

「……あ、何だって…?」


呆気に取られた店主を余所に俺は彼の「怒り」を自身の手に取り込んでいく。紫と黒を混ぜた煙のようなモノが俺の手に入っていく。

そしてそれは俺の手からすぐ飛び出し、俺らを守る「防護壁」に変わった。

黒い防護壁が盗賊の短剣を防ぐ。高い金属音を立てて短剣の刃が欠ける。突然現れた防護壁に盗賊は苛立った。当然の行動・表情だ。

「何だこの壁はよォ!!……おいお前斧持ってこい!」

「はい兄貴!」

盗賊のリーダーは子分に斧を取ってくるように命じた。どうやら此処は道具・武器屋でもあるらしく斧は簡単に手に入った。……不用心すぎるだろ店主…いやでも想定外の出来事だから完璧に対応できないよな。

「防護壁」はまだ効果を保てている。まだ店主や店員の「怒り」は続いているようだ。だが、人数が少ない。効果が切れるのも時間の問題だ。この防護壁が崩れてしまうと俺たちは大勢の盗賊から民間人を守る為にほぼ素手で戦うことになってしまう。大怪我は免れないだろう。


……やっぱり戦闘能力が低下していたか…。

クドア、悪い。俺はお前みたいなのがいないとろくに動けない阿呆だったようだ。

だが俺は突っぱねてしまった。ノロのギルドを一緒に抜けることによって彼女を命の危機に晒すわけには行かなかったからだ。

だけど、だけども……せめて、一度だけは万全な状態でクドア(あいつ)に会いたかった……。



「アニサキス様、私がお助け致しましょう。」



俺の背後から出てきたバクターが俺の肩に手を置いた。

一体何をする気だ……?


ボォゥ……ッ!


俺の身体に炎が灯ったような感覚が駆け巡った。

何をした?俺に何が起きている?

……バクターは一体何者なんだ…!?

俺の疑問よりも先に俺の防護壁に変化が生じた。ただ「守るだけ」だった防護壁から、夥しい数の「手」が生えてきたのだ。


「なっ…何だァ!?おいオメェの出した壁がおかしくなっているぞ!!」

「店主さん、俺にもわからねぇんだ。こいつが俺に手を置いたとたん防護壁が……!!」

店主も店員たちも俺と同じように変化した防護壁に驚いている。俺たちがそうしている間に防護壁から生えてきた無数の「手」が盗賊たちに襲いかかる。

「兄貴!斧持ってきや……ヒィッ!!?」

「おいその斧俺に渡せ!この気持ち悪いのを叩き切る!」

「ヒィ…!お助け……!」

「待て!逃げるな!!おい!!!」

さっきの斧を持ってきた盗賊は戦意を喪失して逃げていく。その盗賊にリーダーは怒り出す。周囲にいた盗賊も散り散りに逃げていく。中には失禁してしまった奴もいる。盗賊たちにとって今の状態は地獄だ。


俺は防護壁を「守るだけ」のモノとして使っていた。そうなるようにイメージもしていた。だが今の俺の展開している防護壁は「攻撃」もしている。

……故事にあった「何でも貫き通す矛」と「何でも防ぐ盾」、それを同時に使うとどうなる?という話。

その「矛」と「盾」を合体させて攻撃に使っているみたいだ。


そうこうしているうちに「手」は盗賊のリーダーを捕らえた。質量を持っているのだがその「手」は「幻術」のように曖昧な存在だった。そんなものに捕らえられた盗賊のリーダーは困惑している。

俺たちを攻撃してこようとする者は今やこいつだけだ。つまりこいつを戦闘不能にすればこの盗賊が起こした騒ぎは収まる。俺は防護壁を解除した。どうやら今盗賊のリーダーを捕らえている「手」は俺の生み出した防護壁とは別で動いているらしい。防護壁を解除しても「手」は変わらず機能している。


「んじゃ……ま、トドメ刺させてもらおうか。」

「おいおいおいおい!!待て!俺を殺しても何もならねぇぞ!!」

「何命乞いみたいな真似してんだ。お前さっきまでこの店のモン全てぶん取る気でいただろうが。何萎縮してんだよ。」

「こんな状態で萎縮しない奴なんてそう居るもんじゃねぇよ!!……畜生!全部あいつの所為だ!!あいつが『あの街は強盗に入っても脅せば大人しくなるから余裕でぶん取れる』って言ってたからここに来たっつーのに!!」


あいつ?こいつ自分でこの街に強盗に来たわけじゃねぇのか。口コミで此処に来たってことか?

「おいその『あいつ』って誰だ。お前と同じ盗賊か。」

「そ、そそ、そうだよ!!でもあいつも誰かに聞いた話だって言ってたし……ああそうだ!!『聖女』だ!あいつの住んでるトコの『聖女』から聞いたんだ!それをあいつが俺に……!!」


聖女。

聖女、と。

俺は少し止まってしまったが、話を続けた。

「その盗賊の住んでるとこの『聖女』はずいぶん悪どいんだな?」

「しらねぇよそんなこと詳しくはよ!!でも噂じゃ街の人たちに滅茶苦茶崇められてるって話だ!!聖女の作った聖水とかバンバン貴族連中が買ったりしてる!!なんでそんな聖女がこんな情報をあいつに教えたのかはさっぱり分からねぇ!!……なぁおい俺ちゃんと有益な情報を教えただろ!!?」

「ああそうだな、結構な情報を得ることができたな。」

「だろ!?じゃあ今すぐ俺を解放し……」


「この『憎悪』で作った『球』千個と『バット』でお礼の『千本ノック』してやるよ。」


後ろでバクターが俺の打つ球に魔力を込めている。球の色は赤黒い。縫い目の色は紫色。勿論強度は硬球レベル。バットは真っ黒な木製バット。

標的の盗賊リーダーに向けてバットを突き出す。そして俺は宣言する。

「色々教えてくれて……、ありがと……っ…よ!!!!」


ブンッ!カンッ!!

軽快な音を立てて球は勢いよく盗賊に飛んでいく。

ゴォンッ……ガンッ!!!

バンッ…!!バン!!!

強烈かつ鈍い音が響き渡る。骨とか臓器にぶつかってるから当然だよな。


「うぐっ…あああああっ!!ギャーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」


そして盗賊の断末魔が店内に響き渡ったのであった。





「この街のみんなを守ってくれてありがとよ!!何度お礼を言っても足りないぐらいだ!!!」

「私たち自警団からもお礼したい!この盗賊たちに勇敢に立ち向かっていった君たちの功績、皆忘れはしないよ!!」

街にやってきた盗賊たちを一人残らず捕まえた後俺は街のお偉いさんと自警団のリーダーからお礼という名の「責め」にあっていた。おいおい対応しきれねぇよ。

「いや……俺たちは…。」

この際はっきり言っておかなければならない。俺は正義感から今回の行動を起こしたわけではない。俺に正義とか合わなさすぎて寒気がする。


「俺たち……いや俺は『ムカついて、気分が悪かっただけ』なので。今回俺があの盗賊に『ムカついたから』、戦いにいったんです。」


二人は一瞬動きが止まったが、苦笑いを浮かべて俺に一礼をして去っていった。

だが俺は聞き逃さなかった。


あの二人が小声で「適当に捏造して英雄として新聞に載せよう」……と言っていたことを。

ムカつくが我慢だ。今回だけだ。


……ところでバクターは何をしているんだ?

遠くを見やると自警団の人たちが捕らえた盗賊たちの腕に何かを塗っている。

あれは確か始めに捕まえた盗賊に塗っていたクリームか?

聖女のアイテムみたいだったが……回復アイテムってわけでもなさそうだ。

俺はバクターの行動を近くで見ようと思い彼の方へ走った。


「離せ!おい俺はお前たちに有益な情報をやったし、しかもお前らの理不尽な暴力も受けただろうが!!これ以上何をすんだ!?」

喚いていたのはさっき俺が千本ノックで「お礼」をした奴だ。そいつを片手で持ち上げていたのは長身の聖女♂、バクター。すげえ腕力……。

「ええ、先ほどのは『アニサキス様』からの『お礼』です。私からはまだでしたので、今から行おうかと。」

バクターからのお礼?まさか今からそいつを殴るのか?

バクターは掴んでいた盗賊リーダーを地面に叩き落とし、近くに居た盗賊を掴み上げた。え?違う奴に何かをするのか…?


「私から質問です。……『貴方は罪を償い釈放された後、更生して善行に徹すると誓いますか』?」

「……え?そりゃあ……まぁ…誓いま……」

盗賊が誓います、と言い切ろうとした瞬間。


バァン!!!ブシャアアアアーーーッ!!!!!

ポタ…ポタ……。


爆ぜた。盗賊の身体が、爆発した。

臓器と、血が、飛び出した。


「……ぎゃああああ!!?」

一番近くに居た盗賊リーダーが一拍遅れて悲鳴を上げる。爆発した盗賊の臓器の破片を血が上半身にべったりと付いている。

「おいバクター!お前……何やって…!!!」

盗賊たちも、奴らを見張っていた自警団の隊員もバクターを化け物を見るような目で見て恐れている。

「私の質問に『嘘』で答えようとしたからですよ。私が盗賊たちの腕に塗ったクリーム。…あれは『私の質問に嘘で返答した者を爆発させる』という『呪い』をかけていましたから。」


呪い。こいつは「まじない」じゃなくて「のろい」と言った。

こいつ本当に聖女か!?


「あのクリームを塗ったのは此処に捕らえられた盗賊全員です。つまり私の質問に嘘で答える…つまり『罪を償う気のない者』はクリームの『呪い』が発動して身体が爆発四散します♡♡」

にっこりと美しい笑顔でとんでもないことを言い放ったことにより盗賊たちの表情は氷点下を表すように真っ青になってしまった。

気絶することで現実逃避を図ろうとする奴もいるし滅茶苦茶だ。俺はこんな恐ろしい奴のサポートを受けてこの戦いに勝ったのか……。


ノロのギルドにいた時はクドアがひたすら回復魔法をかけてくれた。だがバクターは回復ではなく補助魔法を俺にかけた。性質の違うサポーターが今俺の近くにいる。味方……なんだよな?

俺があれこれ考えているうちに盗賊リーダーが返り血まみれの顔で勇敢にもバクターに掴みかかった。

「何なんだよテメェのその能力は!!!規格外すぎるだろ!!チートか!?チートなんだろ!!おかしいだろうが!!!!」

声を荒げる盗賊リーダーにバクターは笑顔を崩さずこう答えた。


「『聖女』に『チート』は付き物なんですよ♡♡」


……と。



<ステータス>

アニサキス

通称:キース

職業:???(復讐と憎悪の使い手だがそれ以外は不明)

魔力:A


カンピロバクター

通称:バクター

職業:聖女(ダークヒーラー)

魔力:EX(何かしらの認識阻害により計測不能なので規格外)

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ