※ 世界のごみ捨て場《ダストボックス》 から 堺部 仁導 が ログアウト しました
「...…くだ...。...きてくだ...。起きてくださいッ。」
「あれ?」
「よかったぁ。助けしようとしたら、急に倒れられたんですよ?体に異常は?」
アァ、そういえば、さっきこの人を見て、気を失ったような?ッと、それよりもこの神様、体と言ったか。なら今の俺には…………
「体が戻ってる!!」
「ええ、あなたの霊魂の隣にありましたので。戻しておきました。」(本当は体がバラバラになってたんですけどね。)
なるほど、魂だけだとあんな感じになるのか。……………考えるのを拒否するのもこのへんにしておこう。
「女神様、でいいんですよね?」
「ええ、私は女神メディス。貴方は………堺部仁導さんですね。」
おぉ、流石女神様。外見だけじゃなく能力もすごい。おっと、本題に戻らないと。
「で、俺はどこにいたんです?」
「世界のごみ捨て場と私達が読んでいる場所ですね」
ごみ捨て場にあるものなんてゴミしかないんですよね?……まぁ、気を取り直して。
「で、俺はどうしてそんな所に?」
「エットですね……非常に言いにくいことなんですが。」
「……………」
「世界が貴方を人間とは認識できていなかったみたいなんです。」
アァ、なんとなく先が見えてきたぞ。
「なんとなく想像はつくが、それには”あいつ”が関係しているのか?」
「………やっぱり~わかってましたか~。」
「そんな瓜二つな外見にしといてよく言うな。」
「ゴメンナサイ~、私の”端末”がエラーを起こしてしまったようで~。それがあなたにも私にも影響しちゃってるんです~。」
「二つ質問していいか?」
「ええ。もちろん!」
「一つ目はなぜあいつがエラーを起こしたかということだ。」
「スミマセン~。まだ理由はわかってないんです~。」
「……そうか。じゃあ二つ目だ。これから俺はどうなる?」
「私のせいでこんなことになってしまったので~、できる範囲で何でもですかね~。」
「なるほどな。……じゃあ俺がして欲しいのは、俺の記憶の復元と、典型的な異世界へ記憶を持ったまま転移だな。」
「好きでしたもんね~転生物~。」
あ、そういやこいつにはばれちゃってたのか。なんか、恥ずかしい。
「う、ま、まぁな。」
「記憶の方は~あと少しでまとまりそうなので~問題は転生ですね~。昔の神様達は若くてアグレッシブな方たちだったのですが~。もう頭がカチコチで~。ルールまでつくってるんですよ~。それでもいいなら~。」
ん?転生?まぁいいか。
「どんなルールなんだ?」
「簡単に説明するなら~ポイント制ですね~。ただ…………。」
?
「前世でのステータスを見てポイントが決まるのですが~、神の”端末”との接触というスキルがありまして~。」
「まさか。」
「はい~、これがあると、ルールに違反してしまうんです~。」
「で?」
「ボーナスポイント0なら転生できますが………。」
まじかよ。
まぁ、祖母と祖父には悪いがあの世界に未連なんてないし。
「それでも構わないからやっちゃってくれ。」
「わかりました~。では記憶の統合と転生バレないような加護を付けて送り出しますね~。」
おぉ加護くれるのかそれならなんとかなるかも。
「では〜はじめます〜。」
ッ、思い出した。俺が最後に何をしようとしていたのか。
「加護の内容などは〜転生した場所に紙か何かを置いておくので〜。」
クッソ、そんな悲しい顔しなくてもいいじゃねぇか。反則だろ。
ッて、時間がねぇくっそ。
「メディス、俺はお前を愛して………………
プツン。そこで再び俺の意識は途切れた。




