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女神様に求婚したら邪神に呪われた!?  作者: 妖星
一章 結局チートなんですね
15/16

※魔剣 と 技術

久しぶりかな?

^-→☆€÷=〆|÷〒$#^〒〆|+×÷÷|+<°#%#|¥!?

 い、痛くはないけど、何か、何か!?

「え、ちょっ?な、何をやってるのかな?チェリスさん?」


「何を?と言われても?」


「し、質問を質問で返さないでくれ。」


「おや?以外に余裕あるようですね?さすが王がこの剣を渡した仁ですね。大丈夫だと私も確信しておりましたが!」

チェリスめ!!ドヤ顔でわけのわからないことを言ってくれる!!説明になってないぞ!?

「というか、メディス!?なんでお前ニコニコしてんの!?」


 ぶっ刺してきた張本人であるチェリスに意識が向いてて、少し存在を忘れかけてたが、チェリスの隣にはなぜかニヤニヤして、俺のことを見てくるメディスもいた。

「いえ〜、仁がアタフタしてるのやっぱり可愛いな〜って思いまして〜。」


「軽っ!!え、大丈夫なのコレ!?確かに痛くはないけど何か吸われてる気がするんですけど!?」


「大丈夫ですよ〜。ね〜チェリス?」


「ええ、安心してください。また気を失う可能性はありますが。」


ちょっ!?メディスもアレ?みたいな顔をするな!!

「大丈夫、えぇ。大丈夫ですよ〜。」


「おい待て、なんで二回言った!?」


心配になるだろうが!!!!


「なんちゃって〜。本当に仁は可愛いですね〜。そんなに慌てちゃって。」


いや、誰だってこんな状況になったら焦るわ!!


ま、まぁ、大丈夫…なのか。冷静に吸われてる量を感じてみれば、吸われてるのも致命的ってほどじゃなさそうだし。これなら1時間くらい吸われてなきゃぶっ倒れることはなさそうだ。


逆に言えば、1時間吸われ続ければぶっ倒れる。まぁ、ギリギリのとこで止めればいいか。


「で?この状況、説明してくれるよな?メディスくん?」


 今さっきからかわれた恨みを込めて、ちょっと睨みつつメディスに説明を求めた。


「あっ、はい。この剣は私が見たところ、かなり高位の存在が詰められている。いわゆる魔剣ですね〜。


あっ、魔剣っていうのはですね、定番のごとく切れ味がすごい!!とか、何かの属性攻撃が!!


とか、そんな感じですが、それは本質じゃありません〜。

本質は契約者の魔力を自身の魔力になじませて、契約者の魔力をその魔剣の中で増幅、あるいは変質させるってものなのですよ〜。


ここが問題になるのですが、今の仁の魔力純度は99.999%です〜。おそらく精神生命体なのに、同時に物体化してるからそのために魔力純度がバカ高いんでしょうね〜。」


バカ高いこと自体は低いよりいいと思うんだが、何がダメなのだろうか?


「その顔はわけがわからないって顔なのです〜。その辺のゴーストとかは、怨念とかその他もろもろの雑念があるから純度は低いんですよ〜。それでも80%くらいはありますけどね〜。


そもそも仁の物質化のような能力でもない限り、魔剣に触れることはできても魔剣で何かを物理的に傷つけることはできないですから〜。魔法だって、魔剣なんかより、魔杖の方が効率がいいですしね〜。」


なるほど、なるほど。


「で、この純度の高さがどのぐらいすごいのか言葉で表すなら、店売りの魔剣なら一瞬で中の存在が滅び、国宝級でも変質が精一杯ってところでしょうね〜。


その点その魔剣の中にいるのは、存在あるだけで、国を滅ぼしかねない程の力を持った存在が詰められていそうです〜。


あ、ちなみに神の力の源は世界そのものなので、どれほど私たちの力が強くなろうと、世界を滅ぼすってことにはならないのですよ〜。ついでに私たちは魔力純度100%なのです〜。」


やっぱり、神様はデタラメ生物でした。


「ふーん。って、おい、そんなのを俺の中にぶっ刺して大丈夫なのか?むしろそれ使ったら国が滅びるんじゃ?あと、そんなんがあってなんで国が滅びてないの?いや、滅びてほしいわけじゃないけど。」


「簡単に言えば、王の魔力で封印を施してありました。今、仁の魔力によって、その封印を解こうとしています。そして、だれかの制御下におかれた魔剣はその持ち主の魔力になじまさせられるため、その存在本来の存在力というものが薄れるため、存在するだけで国を滅ぼすということにはなりません。」


「へー、で、もう一回聞くぞ?なんでこうなってる?」


「え、だから仁の魔力になじませるためです〜。」


「この方法しかなかったのか?何かこう手とかからでも…。」


「魔剣を仁と同化させるためです。同化すると魔力の変換、増幅の力が使いやすくなるんです。ちなみに、普通ならこんなことはできませんよ?誇っていいことです。」


さらっとチェリスが不穏なことをしゃべりやがった。


「え、普通だったらどうなるんだ?」


「剣に取り込まれます。」


「………え、俺取り込まれんの?」


「取り込まれませんよ?」(だって使徒ですし)


「え、でも相当やばい魔剣なんだろ?」


「……まさかとは思いますが、自分のことを普通だとお思いで?」


「え、違うのか?」


「全然違いますよ。」


「あ、俺が使徒だからとか?え、神様の半分くらいってもしかして、もしかすると存在するだけでも傾国するくらいのバケモンより…強い?」


「当たり前じゃないですか、神様、なめてます?」


「い、いや、別にそういうわけじゃないんだが。俺、神様ってその概念特化の超強い生命体みたいな認識だったんだけど、フツーに強いのかよ。メディスの言い方だと、天変地異起こせるくらいの能力持ちだから強いみたいな認識だったんだよ。」


「……この状態の私なら〜仁より少し弱いって程度でしょうか〜。」


「え、それでも昏倒させられるのか!?あの、メディスが!?た、確かに技の達人とかだったらありえない話でもないが、あの、あのメディスだぞ!?」


あ、メディスに珍しく青筋が一筋……あ、まずい。


「お、御師匠サマー。」


「「は?」」


「お、俺にも体術とか教えてくんナマセー。」


チョイとワザとらしいが何かごまかさないと死ぬ!!それもマジに!!


「ま、まぁいいですよ???」


殺らないでいてくれて「ありがとうございます!!」

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