表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
まお×きし おまけの部屋  作者: 小織 舞(こおり まい)
バトンなど
9/13

やるって言いながら放置してしまったTSネタまとめました。

『TS? 魔王子~炎の魔女~編』


★登場人物紹介★

 アウグスタ・サファイア様

 アウストラルの第二王女。性格は高慢ちきで冷淡。病弱なために身体が思うように動かずヒステリックな一面も。

 兄に溺愛されており、結婚はせずに兄に養って貰いたいと考えている。兄も自分も短命だろうと分かっているために開き直っており、享楽にふける。すべての男を惹きつける魔性の王女様。

 


テオ「どうして僕は王子のままなんだろう」


アグ「ルベリアが男だろうと構わないと思われているからでは?」


テオ「そんなぁ……(しょんぼり)」


アグ「事実ですからね」





ルベウス・ラペルマ


 小さい頃から聖堂騎士に憧れて鍛錬を積むも、「陽の気しか流れてないんじゃあなあ」と言われて落第。仕方なく王国の騎士学校へ。何とか補欠で合格し卒業したが、頭の出来が残念なので下級の位しか貰えなかった。しかし、女タラシの才能を見込まれて女装の美少年ギュゼル王子の護衛騎士になった。

 性格は単純で大らか。ただし、過去の失敗から自分のことを「役立たず」だと思い込んでおり、実力を発揮できない、命令を拒否できない部分がある。


ルベ「父さんも陽の気しか持ってないのに……」


トム「そりゃあ、オレは最初は両方使えたからね」


ルベ「ううう……(しょんぼり)」


トム「そもそも、聖堂を焼いておいて聖堂騎士にはなれんだろう」




★脇役もTS★

ギュ「ルベウスはボクの騎士なのに、盗っちゃうなんてひどいよ、お姉さま! ルベウスとだったらボクだって、ボクだってぇ……うわーん!」


トマ「騎士どもが皆相手にならん。王国最強はわたしだ」


セリ「ふっふっふ、お兄様さえいなくなれば、アウストラルもガイエンも私のものだ!」




★以下、原作を知らなくてもなんとなく理解できるあらすじで遊んでみた★



 アウストラル王国は歓喜に沸いていた。第二王子セリヌントが隣国ガイエンに婿養子として嫁ぎ、海を隔てた大陸の地がアウストラルの色に染まるのだ。そして行われた婚約披露のパーティーで、さらなる嬉しい知らせが王からもたらされた。なんと、今まで一度も公式の場に姿を現さなかった第三王女ギュゼル殿下は、本当は王子であったのだ。



 これにより継承順位が変わる。病弱な王太子を支える継承権第二位(暫定)の王子が登場したのだ! 面白くないのは結婚によってアウストラルの継承権を失うセリヌントだ。王太子亡き後、アウストラルの玉座を得んと目論んでいた王子は、あの手この手でギュゼルを排除しようとする。そうとは知らない主人公ルベウスは、婚約披露パーティーで縁があった(ルベがお酒をぶっ掛けた)第二王女アウグスタに呼びつけられ、「妾のオモチャになるなら、ギュゼルを助けてあげてもよろしくてよ」と持ちかけられる。一度は断ったルベウスだったが、ギュゼルを狙う手口はどんどん巧妙になり、護衛の騎士の中にさえスパイがいる。とうとう優れた防御魔術の使い手であるアウグスタを頼ることに……。



 アウグスタの高慢な物言いに最初は反発を覚えていたルベウスも、それがいつ死ぬか知れないことへの不安の裏返しだと知り、頑なな態度を和らげる。そしてアウグスタもまた、丁寧な物腰のルベウスの抱える弱さに気づき、胸の内に温かさと切なさを宿した。緊迫した状況の中、互いが「欠けていたもの」を補う運命の相手だと知った二人は距離を縮めていく。だが、愛し合う二人が結ばれる前にルベウスは体調の激変によりアウグスタの下を去ってしまう。



 一方、セリヌントもギュゼルも、互いにとどめを刺すことができずにこう着状態に陥っていた。とにかく城を攻めるなら堀を埋めよと、失意に沈むアウグスタへと標的を変えたセリヌント。だがギュゼルの機転により、襲撃は王の知るところとなり、セリヌントは幽閉、一派は処刑された。



 力の暴走を抑え込むことに成功したルベウスだったが、危うく王国の半分を焼くところだったとの自責の念から引きこもってしまう。身分が違うせいでアウグスタ姫と結ばれることはないと諦め、父の暮らす村で女の子たちに囲まれて静かな生活を送っていた。そこへトマリーナが驚きの知らせをもって訪ねて来る。アウグスタの母であるトリシアと、ルベウスの母であるエトワールは従姉妹同士だったというのだ。アウグスタを溺愛する王太子テオドールを脅して手に入れた情報だった。泣き落としで結婚の許しを貰ってきたアウグスタは、改めてルベウスに結婚を申し込んだ。



「私が触れることで貴女に傷がつかないようにと離れましたが、そうではないと希望が持てるのならば、ずっとお傍に。我が主、我が姫よ」


「貴方は妾のものよ、ルベウス。そう言ったでしょう? もう絶対に、離れない……」



 炎と氷、類まれなる強大な力を宿した二人の恋人たちは、ひそやかに愛をつむぎ暮らしましたとさ。おしまい。







★三行でわかるダイジェスト★


イチャイチャしてたら

ゴツイ侍女(兼護衛の女騎士)に

ヒーローがぶん投げられる。



★超あとがき★

 なんということでしょう、TSしても違いはあれ違和感が仕事しない。

 ルベさんが父親よりよっぽどチャラいとか、女タラシかつ「何でも言うこと聞かせられる魔眼」で最凶だとか、ゴツイ女騎士が好きだからトマリーナ(笑)ルートもありだなとか。

 酒に弱くてぐっだぐだアグさんと、酒に酔うと野獣になるルベの組み合わせはどう考えてもお月様案件だとか。

 ギュゼルもテオもブレなさすぎて笑えるとか。つっこみどころが多すぎて追いつかんぞ~!



 本当に楽しませていただきました。

 おいしい話題をありがとうございます、森の本屋 様!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ