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ランプ売りの青年  作者: ふん
二つの太陽編(下)

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第二十五話

 命とは色彩に彩られるものだ。それは数千万年の時を経ても変わらない。

 草の色、花の色、肌の色、血の色。命は色というものと一緒に生きている。

 色のない世界を彷徨っていた瞳には、色というのは濃厚に映り、深く焼き付いた。

 自らの足跡を辿り戻る道は、まるで夢の中を歩いているようだった。見たことのない広がる景色に、見たことのある思い出の一部が、小さく間借りをするように存在している。

 焦げた石は焚き火の跡。椅子代わりにした岩。掘り起こした木の根本。その木だけは今も枯れ木のまま。どれも見覚えはあるが、そこから見える命に溢れた景色には見覚えがない。

 今、命と呼んでいるのは、草木や水といったものだ。人はおろか、動物さえ存在していない。だが、死体や死骸さえ目にしていなかった。

 これは闇に呑まれていた時からだ。白骨の一部さえ見かけていない。闇が晴れれば、劇のフィナーレをむかえ幕が開いたかのように、ひょっこり顔を出すのではないかと甘い考えをわずかに抱いていたが、それはありえなかった。

 ただ命が消える匂いはしていない。むしろ、これから命が広がり増えていく期待に満ちた匂いが肺を満たし、心臓を高鳴らせた。

 その気持ちはすぐに心のどこかに隠れてしまった。晴れた中で歩くスピードが上がったのと、闇が晴れたことを確認した兵団が、馬車を率いて迎えに来たからだ。

 その後のことをリットはあまり覚えていなかった。

 なぜなら報告と参会を兼ねて、リゼーネとディアナと東の国。三つの国を行ったり来たりと飛び回ることになったからだ。

 覚えているのは、ランプの行方だ。一つとしてリットの手元に残ることはなく、それぞれ三つの国で保管されることになった。

 一つはリゼーネ。リゼーネの妖精伝説を裏付けるものとし、厳重なガードの元で時折美術館で一般公開されている。元からある白ユリを象った吊りランプの下で、その色とは違う、太陽の色で光るランプを見るために、前よりも様々な種族がリゼーネに訪れるようになった。

 二つ目はディアナ。ディアナではリゼーネのように国民の目に触れることはなかった。なぜならば、城にはランプを置いていないからだ。ランプは海に浮かぶ女神の腕に抱かれ、新たな世界を照らしている。

 三つ目は東の国。誰の目にも触れることなく、なにかを照らすこともなく。不死山の頂きにある社に奉納されている。ランプは不死鳥の卵と呼ばれ、祈願や修行の為に登頂する者が増えた。

 闇に呑まれるという現象は三国が協力し解決したという話と、それぞれの国のランプには、またそれぞれの伝説が生まれ広がったが、個人名が出ることはなかった。

 だが、妖精の噂話が風に乗って綿毛と一緒に世界を旅することになると、噂は噂を連れ、新たな伝説となる。そしてその伝説は人伝に分解され、また新たな噂となって戻ってくる。

 そんな噂の種を飛ばす始まりの風が吹き出した時、リット達はようやくすべての日程を終えて、開放感に浸っていた。

「達成感と喪失感とは同じものだと思わぬか? なにやら無になったように感じる……」

 リゼーネを二つに分ける川を眺めながら、グリザベルがぽつりと呟いた。

「そうですね。ですが、無になるからこそ、また新しい目標を設定することができると聞いたことがあります」

 ハスキーも川を眺めながら言った。

 川の流れはとても穏やかだ。時間が目に映るものならば、今はこの川の流れと同じく、緩やかに流れているだろう。

 そのまましばらく無言の時間が流れ、おもむろにリットが口を開いた。

「別に茶化したりする気はねぇけどよ。いつまでこうしてるつもりだ?」

 調査隊としてテスカガンドに向かったメンバー全員が横一列で橋に並び、全員が同じく川を眺めていた。

「同じ使命を背負い、足取りを揃えて、長い時間一緒にいたのだぞ。お主は別れ難いとは思わぬのか? 後ろ髪を引かれる思いはないのか?」

 責めるように言うグリザベルに、リットは力なく口の端に笑みを浮かべた。

「正直に言おう……昨日までは少し思ってた。でも今は、後ろ髪はベッドに縛り付けておきてぇ……」

 リットが苦しげに深く息を吐くと、両隣にいるノーラとエミリアが顔をしかめた。

「いつもなら言いたいことはあるが……今回は助かった。礼を言う」

 エミリアは酒臭い息を吐くリットに頭を下げた。

 各国をまわると、当然労をねぎらうために料理と酒が振る舞われ、賑やかな宴となった。困ったことに、酒というのは功労者の元に次々酌として集まる。リットはもちろん。グリザベルもそこそこ飲めるが、残りのメンバーはほとんど飲めない。特にエミリアは自分が酔うと気が大きくなるのを知っているので、押し付けられた厚意に弱っていた。

 それをリットは奪い取るようにして飲んでいた。リットの本心はどうあれ、結果的にエミリアは助かっていた。

「まさか酒を飲んで、エミリアに礼を言われる日が来るとはな」

 からかう言葉とは反対に、リットは頭がちぎれて顔に落ちるのではないかと思うほどうなだれた。

「本当に具合が悪そうだな……。いつまでもこうしていてもしかたがない」

 エミリアは一人川から目を逸らすと、気合を入れて体の向きを変えた。どうしようもないほどの別れ難い気持ちはあるが、既に送りの馬車を長い時間待たせたままだ。

 リゼーネに住んでいる自分がいつまでもここにいては、皆も帰り難いだろうと、この場を離れることに決めた。

「いつでも訪ねてこい。一番大事な友人として招かせてもらう」

 エミリアが一人ひとりと固く握手をすると、その後を続いてハスキーも握手をした。

「自分もです。いつかまた……友人として、この日のことを語れたらと思っています」

 エミリアとハスキーは何度も振り返りながら、喧騒の人の渦の中へと消えていった。

 またしばらく無言の時間が流れ、川で魚が跳ねると。グリザベルが川から目を逸らして振り返った。

「さて、我も行くとするか」

 踏ん切りをつけるよう両手を高く伸ばすグリザベルに、ノーラが「グリザベルはどこに行くんスか?」と聞いた。

「我はディアドレが隠した真実を、もう少し探してみようと思っておる。お主らには連絡の手段を教えてある。いつでも香を焚き、使い魔のフクロウに文を持たせよ。さらばだ」

 新たな目標を見つけたグリザベルは意外にもすんなりと、振り返ることなく、新しい道へと向かって歩き出した。

 またまたしばらく喧騒に耳を傾けてから、「さて……私達も行きますか」と歩き出すノーラとリットの後ろをチルカが続く。

 リットは足を止めると、チルカに振り返った。

「オマエが帰る場所は迷いの森だろ」

「私だってさっさと帰りたいわよ。でもまず、アンタの家の森を手入れしないといけないのよ。あそこには他に妖精がいないんだから」

「じゃあ、まだしばらくは賑やかっスねェ」

 ノーラが楽しそうに再び歩き出すと、リットも後を続いた。

「賑やかじゃなくて、やかましいっていうんだよ」

「やましいアンタよりマシよ」

 三人の声もやがてその他大勢の喧騒に混ざり、川の音が一際高く流れ響いた。





 光は希望を与えるが、闇は欲望を与える。

 希望は安寧もたらすが、欲望は発展をもたらす。

 どちらが善悪と天秤が掲げることはなく、揺れることなくバランスを保つことで成り立っている。

 だが、時に命というものは、バランスを崩壊させられる力を持って産まれてくることがある。

 そうして、希望に騙され、欲望に騙され、時代を終焉させる。

 今回の話もそうだ。

 闇はある魔女に囁いた。欲望の縁をくすぐるように撫で、己に潜む罪深き欲望を吐露させるように優しく甘い声で。

 光の化身である太陽を、闇の化身である影で射抜けば願いはすべて叶うと。

 欲望に瞳が汚れ、甘言に耳をつまらせた魔女は、己の持ち得る知識と魔力を使い、見事太陽を射抜き、欠けさせた。

 欠けた太陽は世界をすべて照らすことはできず、陽の光が当たらない真っ黒な世界ができてしまった。

 しかし、太陽のカケラは消えることなく、希望の種となって地上へと降り注いだ。

 希望はいくつか潰えてしまったが、またいくつか種は元の空へと戻るように、空に届くよう高く光を咲かせた。

 だが、光の花は見上げるには高い場所に咲きすぎているので、だれもその希望には気付くことがなかった。

 長い年月が経ち、咲き続けていた花もやがて枯れてしまった。希望は太陽の閃光のように弾け、世界中に種をばら撒いた。

 いつか誰かがこの身を見つけ、再び太陽の元へ光を届けてくれるようにと。

 そしてさらに年月が経った時、ある冒険者の青年が地上に落ちた一粒の種を見つけた。種は種のままだったが、お供の妖精が踊るとそれに呼応するかのように種はあっという間に花を咲かせた。

 花は一日の命だったが、枯れる寸前に黄金に光り輝く蜜を垂らした。

 それを手で受け止めた青年は、太陽の光の包まれ、その中で自分の使命を知った。

 手に落ちた雫は消えてしまったが、代わりに青年の手には『希望の炎』を灯す力が宿っていた。

 青年は希望の炎が示し照らす道を歩き、同じ志の仲間を見つけると、闇の中で太陽の花を咲かせ、太陽のカケラを太陽に戻し、闇を退けた。

「――その『太陽の雫』がここにあると聞いて、店主に会いに来たのだが」

 無精髭の男は睨むような目つきで言った。

 開けられた窓から夏風が通り過ぎて行くと、湿気を含んだ青い匂いが部屋を満たしたが、それは一瞬だった。

「いかにも」と頷くと、窓から入る日差しで作られたおさげの影も揺れた。「太陽の雫はここに!」

 掲げられた小さな手にあるのは、白くて丸いものだった。

「それは……卵ではないのか?」

 男は訝しく眉をひそめた。何度も見ても、目を細めても、目をこすっても、男の目には卵にしか見えなかったからだ。

「再びいかにもっス。だけど、こうすると」と、卵を割ると、フライパンに中身を落とした。「太陽の雫が出てくるってわけっスよ」光沢のある黄身が揺れ、日暈のように白身がフライパンに広がっている。「そして、これをさらに希望の炎で焼くと……目玉焼きの完成っスよ。どうっスか?」

 ランプの火はフライパンを包みように大きく広がると、あっという間に卵を焼き上げてしまった。

 男が手を振っていらないと伝えると、残念そうに肩をすくめて自分で見事に焼き上がった目玉焼きを食べ始めた。

「……すまないが、ここは『光を呼ぶ者』と噂されている。『ライト・コール』の店ではないのか?」

「どこで聞いたから知らないっスけど、アールコールっスよ。残念、スペル違いっすねェ。LじゃなくてRっスよ。Lだったら光だったんスけど、惜しいっスねェ」

「どうやら間違えたようだ……失礼する。やはり……噂は噂か……」

 男は当てが外れたと、がっくりと深く項垂れてドアへと歩いていった。

「代わりに目玉焼きでも食べていかないっスかァ? 片面、両焼き、半熟なんでもござれっスよ」という言葉にも、男は元気なく片手を上げて断わった。そしてドアを出た瞬間。急になにかにつまづいて顔面から転んでしまった。

 なにかと思って男が振り返ると、足元には店に来るときにはなかった。草で作った罠が仕掛けられていた。

 おかしいなと首を傾げつつ、帰っていく男の耳に「気分の悪くなるような噂話を鵜呑みにしてんじゃないわよ。バーカ」と聞こえた気がした。



 次の来訪者はドアではなく、開けられた窓の隙間から入ってきた。

 怒りに羽を強く光らせ、ランプの火屋に反射させながらまっすぐに飛んでくると、中でも一際背の高いランプの上に座った。

 チルカは「どうなってるのよ、ノーラ」と顔をしかめて不満をあらわにした。

「私に言われても困るんスけどねェ……」

「なんで私がアイツのお供になってるわけ?」

「そんなこと言ったら、私なんか『青年の手』扱いっスよ。いいじゃないっスか、数年前までの噂だったら、妖精は立派な道案内役だったんですから。噂の中身が変わっていくのが楽しみ。って言ってたわけですし」

「あんな男のお供なんて、噂話じゃなくてただの誹謗中傷よ。で、その現況の男はどこにいるわけ?」

 チルカは部屋中を、隅の隅まで睨みつけながら言った。

「旦那なら、ディアナに里帰りしてますよォ。パパさんのお墓参りですって。若を連れて」

「なによ、ジュニアもいないわけ? せっかく新しい噂話を持ってきてあげたっていうのに……」

 チルカは口をとがらせると、つまらなさそうに足をぶらぶらさせた。

「それ、旦那が怒ってましたよォ。余計なことばっかり教えるなって」

「私は妖精との正しい付き合い方を教えてあげてんのよ。あの男みたいに性格破綻者に育ったら困るでしょう。妖精を敬う純真な子供に育てないと。ノーラもそう思うでしょ?」

「姉貴分の私としては、いっぱい食べて、丈夫に育って、元気でいてくれたらそれだけで満足なんスけどねェ」

 ノーラは言いながら、傍らにおいてあったパンを手にとって、ランプの火で炙って焦げ目をつけた。それをカウンターに雑に置くと、また玉子を焼いてパンの上に乗せた。

 半熟の卵は、かぶりつくと黄桃のように瑞々しくとろけだした。

「もうすっかり普通のドワーフになっちゃたのね」

 チルカは暴れない炎を見て、少し残念そうに言った。

「私としては夢が叶って良かったんスけどね。たったマッチ一本の炎でも、半熟焦げ目が自由自在。まぁ……闇の中に入る手段はなくなっちゃいましたけど……。もうあんな現象が起こることもないでしょう」

「あったら困るわよ。アイツはもうてんで役に立たないんだから。アイツは死人同然よ」

 チルカがやれやれと卑しめて首を横に振るのと同時に、店のドアが開いた。

「誰が死んだって?」

「あら、旦那ァ。ずいぶんとお早いおかえりっすねェ」

 ノーラがリットに向かって元気に手を振ると、まるでその手から投げられたかのようなスピードでチルカはリットの元へと飛んでいった。そのままのスピードでリットの回りを一周すると、最後に頭を踏んでから、リットの眼前へと降り立った。

「アンタが帰って来ようがどうでもいいのよ。ジュニアはどこよ。もしかして捨てられたの?」

「長引きそうだから、オレだけ帰ってきたんだよ。アイツは城でおもちゃにされてる。きっと今頃はシルヴァの着せかえ人形だな」

「若は人気者っスねェ」

 ノーラがしみじみ言うと、チルカは悪意に満ちた言い方で「本当、ジュニアはね」と同意した。

「わざわざリゼーネの森から喧嘩を売りに来たってのか?」

「文句を言いにわざわざやってきたのよ。どうしてくれんのよ、あの噂話。今じゃすっかりアンタばっかりじゃないの」

 チルカは手をのばすと、抗議するように小さな拳をリットの鼻に押し付けた。

「それをオレに言ってどうすんだよ」

「じゃあ、誰に言えってのよ」

「道端にいる犬にでも言え」

 リットはディアナからの土産物をノーラに投げ渡すと、ノーラは早速箱を開き始めた。箱を開くと、優しくふんわりとした冷気が流れた。魔法石を使って作られた箱の中には、浮遊大陸の果実が入っていた。

「そういえば、旦那ァ。また来てましたよ。噂を当てにして、旦那を探してる冒険者が」

「最近よく来るな……。ちゃんと追い返したか?」

「追い返したっていうよりも、真実を言ったら勝手に帰っていきましたよ。いいんスか? きっと特別な依頼ですよ」

「しばらく世界と関わるのはめんどくせえよ。前だってな、軽い気持ちで受けたからあちこち行くハメになったんだ」

 リットの言葉をチルカは鼻で笑った。そして指を差す代わりに、一口かじった浮遊大陸の果実をリットに向けた。

「何言ってんのよ。アンタの関わる世界が変わっただけでしょ。結婚して、子供までできて……そういえば昔似たような男がどこかにいたわねぇ。誰だったかしら?」

 チルカはからかうような瞳でリットの顔を覗き込んだ。

「そりゃ、パパさんでしょ。すっかり冒険より、若のことですもんねェ」

「元から冒険なんて趣味じゃねぇよ。だいたいな、世話してくれるのはありがてぇが、オマエら自分勝手な話ばかり教えんなよ。そのせいで、なんにでも興味を持つ奴に育っただろうが」

「私は旦那の昔の武勇伝を教えてあげてるだけっスよ。私を教育係にと命じたのは旦那なんスから、文句を言わないでほしいもんスねェ。だいたい奥さんは何も言わないですよ」

「そうよ。ジュニアが大人になるまでは口出すわよ。アンタみたいに育ったら大変なんだから。そんなの世界の汚染よ」

「まったく……オレがジジイになっても、オマエらはやかましいまんまなんだろうな……」

 窓からの光が斜陽に変わったのに気付いたリットは、普段持ち歩いているランプに火を灯した。

 その光は、世界を変える光でも、闇を照らす光でもない。

 “あの”晴れた日の思い出の色をした光だった。






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また、ランプ売りの青年は外伝も投稿をしています。

ここまで読んでくれた人には、より楽しめる内容になっています。

『闇に呑まれる』という現象を解決した後の話なので、世界観を深め、交流を深め、新たな謎と向き合っていく内容となっています。

すでに数作、完結済みで投稿しています。

グリザベルの魔女弟子。

災害を引き起こす四精霊の紋章。

東の海に沈む人魚の幽霊船。

リットがリットたる所以。

など色々掘り下げているので、気になる方はランプ売りの青年の外伝もよろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] すごく面白かったです。読み飽きない文章でした。
[一言] 主人公たちの掛け合いが心地よく、ノンストップで読み切ってしまいました。 久々にいい作品に出会えてとても幸福です。
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