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ランプ売りの青年  作者: ふん
東の国の灯台編(下)

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第十七話

 海賊とは恐れおののかれる存在である。当然、海賊であるアリスもそう思っている。そして、その気持ちは人一倍強かった。

 屈強な海の男達を怯えさせる突然の嵐のような扱いに、快感にも似た極上の優越感を感じている。

 海の上では自分達に勝るものはいない。そう確信めいた自信が、アリスの大言壮語に色をつけてドゥゴングの港に流れている。

 だからこそ、今のこの状況にアリスは納得がいっていなかった。

 自分達を迎え入れるように手を振る人の影、なにか期待に満ちたような瞳。

 アリスは望遠鏡を覗き込み、ゴマ粒のような小さい見物人の影を眺めて、面白くなさそうに口を歪めた。

「海賊が歓迎されるようになったら終わりだぜ」

「なら大砲の一発でも撃つか? 余計歓声が上がると思うけどな」

 リットはシッポウ村がある方角を見ることなく、煙をくゆらせるような重いあくびをしていた。

 ボーン・ドレス号は、東の国のシッポウ村の海岸からそう遠くない海の上の上をゆっくり走っていた。

 シッポウ村の住人は、なかなか近づいてこないボーン・ドレス号の姿を見て、早くこっちに来いと手招きのような手振りをチラつかせていた。

 ペングイン大陸が闇に呑まれて以来、すっかり船が来なくなってしまっているので、プレゼントを焦らされる子供のように、シッポウ村の住人の心を弾ませていた。

「でも、海賊船だぜ? 恐ろしく、勇敢で、好戦的な。――平和ボケし過ぎだぜ」

「船なら、幽霊船にだって歓喜の声を上げるだろよ」

「寒期にはまだ早いですよ。まだ残暑厳しい日が続くと思います」

 リットとアリスの会話の隙間を縫って、テレスが淡々とした声を挟ませる。

「……平和じゃなくてもボケがいるな。なんだって全員ついて来たんだよ」

「気分転換も兼ねた暇つぶしですよ。三角航路より遠くに行くのはあまりないことですから」

 三角航路はドゥゴングとカラクサ村。それに今は使われていないペングイン大陸のオドベヌスという港町を繋ぐ航路であり、東の国の最東端にあるシッポウ村の海岸付近までは滅多に来ることがない。

 ついこの間、途中経過を伝えるためにエミリアとノーラを乗せて来たばかりだが、全員で行くとなると気分も違うようだった。

 今、イサリビィ海賊団の隠れ家には誰もいないが、おいそれと誰かが侵入できる場所ではないので、そのことを心配している者は一人もいなかった。

 しかし、ボーン・ドレス号に乗っているが、船から降りるものはいない。

 なぜなら、シッポウ村の住人の半数以上は獣人だからだ。本能的に魚を狙う鳥や猫が苦手なので、その両方が住んでいる場所にわざわざ行こうとはしない。例外はセイリンくらいだった。

 ボーン・ドレス号はシッポウ村から充分に離れた場所で錨を下ろした。

 そこから小舟をおろし、リットとノーラとエミリアの三人が乗り込む。

 エミリアは誰も拾わないオールを持つと、海面に刺すように入れて懸命に漕ぎ始めた。

 小舟は波頭に乗り上げたかと思うと、また波間に落ちて上下に揺れる。

 しばらく進んだところで、小舟が大きく左に傾いた。波の揺れではなく新たな体重が加わった傾きだ。

 気付くと、セイリンが小舟の縁に手を付いていた。

「迎えはいらないと言っただろう」

「オレがそんな優しい男に見えるなら、目玉を海水で洗ってこいよ。それか、片側だけ伸びた前髪でも切るんだな」

 セイリンの長く伸びた右の前髪は、海水に濡れ重そうに垂れ下がっている。

「勝手に船を遠出させてすまない。私用だ。龍の鱗が見つかりそうなんだ」

 用件を言おうとしないリットの代わりにエミリアが説明した。

「それは良かったな。忘れて、のうのうと海賊暮らしを楽しんでるわけじゃなかったんだな」

 セイリンは両手に力を込めて体を引き上げると、そのままリット達が乗っている小舟に乗り込んだ。

 海水に濡れた艶めかしい右足を狭い小舟内に伸ばすと、邪魔だと言わんばかりに、リットのすねにもう片方の尾びれをぶつけた。

「なんだ、ついて来る気か?」

「念の為だ。エミリアとノーラは信用しているが、リットは約束を守らない事があるだろうからな」

「まぁ、いいけどよ。セイリンが居た方が、ポロッと口からこぼれることもなさそうだ」

「ポロポロ口からこぼすのは、老人になってからにしておけ」

「その頃には歯もポロポロ落ちてそうだな」

 リットは攻め入るセイリンの尾びれから、自分の陣地を守るように足を伸ばした。リットが足を伸ばすと、セイリンも足と尾びれを伸ばすので、エミリアとノーラの足元は窮屈になっている。

 たまらずノーラが唸り声を上げると、エミリアが手に持ったオールをリットとセイリンの前に突き出し、子供のような小競り合いをやめさせた。

「前から聞こうと思っていたんだが、二人の約束事とは一体何なんだ?」

 二人の陣地取りが終わり、足元に余裕ができたのを確認すると、エミリアは再びオールを漕ぎだす。

「大人の男女の秘め事に、小娘が口を挟むなよ。口だけの関係、体だけの関係、色々あんだからよ」

 エミリアに脅しの内容がバレてはことなので、リットはわざと突っ込まれにくい方へと話を持っていった。

「大人の秘め事っていうと、大抵は後ろめたさがあるもんですよね」

「そうだな。あとは子供は余計な口を出すなって言って、メシ抜きにでもすれば大抵は黙るな」

「私が子供なのは見た目だけですぜェ」

「おやつも抜きだな」

 リットが言うと、ノーラはすっと口を噤んだ。

「悪巧みはいずれバレるものだぞ」

 エミリアはリズミカルにオールを漕ぎながら言った。オールを持った手を引く度に、豊かに膨らんだ胸が張り出され、シャツの下で苦しそうに潰れている。

「そう、いずれだ。オレが生きてる間かもしれないし、死んだ後かも知れない。死んだ後だったら儲けもんだ」

「悪事を働いてることを堂々と言うな」

「まだ、悪事とは決まってねぇだろ」

「脅しが悪事じゃなければ、悪事ではないな」

 リットはセイリンの言葉が聞こえなかったように海面を眺めてやり過ごすが、エミリアはそうはいかなかった。

「脅されたのならば、しっかり言うべきだ。罪は償わなければいけない」

「エミリアは、ああ言っているぞ。どうする? リット」

 セイリンはニヤリとあくどい笑みを浮かべて、リットの顔を覗き込んだ。

「バレたら困るのは、そっちも同じだぞ」

「そうだったな。男女の秘め事だ。あまり人に言うことではないな」

 セイリンは覗き込んでいた顔を元に戻して、リットと同じように揺れる海面を見た。

「完全に悪事とばれているのに、よく開き直れるものだ……」

「悪いと思わないことだな。そのうち息を吸うように罪悪感を感じなくなる」

「いらない助言だ。いつか尻尾を掴んでやるからな」

「尻尾を掴みたいなら、部下のを掴めよ。でかくて掴みやすそうだ」

 顔上げたリットの目には、海岸で直立しているハスキーの姿が映った。



 小舟が海岸の砂利に乗り上げると、エミリアはロープを廃屋の壁板を地面に打ち付けて杭代わりにしたものに結んだ。

「おかえりなさい、エミリア様!」

 しばらく聞いていなかったハスキーの声は、リットの耳にはいつまでも響くような大きさで聞こえてきた。

「飼い主が戻ってきただけで吠えるなよ」

「リット様はしばらくですね! 元気そうで!」

 リットはため息と同時に足元の砂浜を睨みつけると、荷物をハスキーに押し付けた。

「コジュウロウはいるか?」

「はい、昼寝をなされているところです! 起こすなと命を受けています!」

「いい身分だな、おい」

 リットが歩き出すと、セイリンも同じようにコートを押し付ける。

 突然、海水を吸って重くなったコートを受け取ったハスキーはバランスを崩しかけた。

「荷物持ちとは便利だな。うちにも一人作るか」

「荷物持ちが必要なほど上等な暮らしじゃねぇだろ」

「リットが上等な暮らしをしているとは知らなかった。陸の上じゃ、皆貧乏なのか?」

「そうだな。陸に住んでる奴は、皆せせこましく金を払って酒を飲んでるよ」

 リットとセイリンがさっさと歩いていく中、ノーラはハスキーの顔を見上げていた。

「大丈夫です、ノーラ様。鍛えてますからこれしきのこと」

「それじゃあ、これも頼みますっス」

 ノーラは荷物を高く放り投げて、ハスキーの出っ張った鼻先にぶつけるように荷物を乗せると、小走りでリットの元へと向かっていった。

「よかったら……エミリア様もどうぞ」

 ハスキーは荷物を無理やり片手で抑えこむと、もう片方の手をエミリアに伸ばした。

「……私はいい。それより、嫌なら嫌と言うんだぞ」

「いえいえ、これは頼りにされている証拠ですから!」

「ハスキーがいいならいいが……。前は見えているのか?」

「大丈夫です! ご心配ありがとうございます!」

 ハスキーは荷物に顔を突っ込み鼻先を出すと、その隙間からわずかに瞳を覗かせた。足元が見えないので足取りは覚束ないが、最初の数歩は慎重に、残りは勢いに任せて速度を早めてリット達を追いかけ、その後ろをエミリアが駆け足でついていった。

 歩くリットとノーラとセイリン。駆け足のエミリアとハスキー。二組が再び集合したのは、ちょうどコジュウロウの家の前に着いた時だった。

 リットはノックも声も掛けることなく、勢い良く引き戸を開ける。

 家の中にいたアキナは一瞬驚きに目を見開いたが、リットの顔を見ると「いらっしゃい。お久しぶりですね」と優しく声を掛けた。

 リットが適当に挨拶を済ませ、「コジュウロウはどこだ?」と彷徨わせた視線が止まるのと、アキナが指をさすのはほぼ同時だった。

 居間のど真ん中には、何度か寝返りを打って上着がずれ、背中が丸出しになっているコジュウロウがいた。図体に似合わない地響きのような太いイビキを響かせている。

 リットは指招きをしてハスキーを呼ぶと、鞄の中から酒瓶を取り出した。そしてそれを傾けて、コジュウロウの口ではなく鼻に向けて流す。

「よう、ダメ人間。目覚めの水だ」

 しばらく何の反応もなかったが、突然ブサイクな音と共に、湧き水のように鼻から空気と共に酒が押し出された。

「何事でござるか! 家が流されたでござるか!? アキナ! 拙者を助けて欲しいでござるー!」

 コジュウロウはむせこみと一緒に大声を上げて、その場で大暴れをする。

「……人の親なら、助けを求めねぇで助けろよ」

 リットが酒瓶に残った酒を自分の口に流し込むと、海の中だと思い目をつぶっていたコジュウロウがようやく目を開けた。

 畳にこぼれた酒の匂いで、原因がなにか理解したコジュウロウは、恨みがましい目をリットに向けた。

「ひどいでござる……。久方ぶりの再会の照れ隠しにしては、いき過ぎではござらんか?」

「そんなことねぇよ。目覚めと同時に酒が飲めるなんて、結構なことじゃねぇか」

「痛いのは嫌でござる……。鼻がツーンとするでござる」

 コジュウロウは鼻をつまみながら、えずくように喉を鳴らした。

「まさに鼻つまみ者だな」

「拙者そんなに嫌われていないでござる。――ややっ! むんむんまっ……程ではないおなごがいるでござる」

 コジュウロウは目の前にいるリットを押しのけて、セイリンに向かって身を乗り出した。

「なんだ? このませガキは?」

 セイリンは手に持った杖の先をコジュウロウの額に押し付けて、近寄って来ないように力を入れる。

「サカリがついた動物だ。こんなもんは」

「男盛りの色気と言って欲しいでござる」

「何が男盛りだ。昼間からゴロゴロ腐ってるじゃねぇか」

「リットも人のことは言えないと思うぞ」

 エミリアは普段から自堕落な生活を送っているリットに、非難めいた瞳を向けた。

「オレはまだ男盛りじゃねぇからいいんだよ」

「今から生活を変えないと、リットの言う腐ったような男になってしまうぞ」

「いいんだよ。その歳になってから上手い言い訳を考えるからな」

 言いながらリットは、アキナは用意したばかりのちゃぶ台の前に座った。

 アキナは「さあさぁ、皆さんくつろいでください」と、ちゃぶ台の上に淹れたばかりのお茶を並べる。

「世話を掛けてすまない。ちょうど喉が乾いていたところだ。ありがたく頂戴する」

 エミリアが床につくと、入り口に突っ立ていたノーラ達もちゃぶ台を囲み座り込んだ。

「私は用事で少しの間家を離れなければなりませんので、用事があればお父様におっしゃってください。……お茶くらいは淹れられるでしょうから。ゆっくりしていってくださいね」

 アキナは三つ指を突いて頭を下げると、家を出て行った。

「それで、拙者を起こしたのは何用でござるか? まさか、新しいおなごと知り合ったのを自慢しに来ただけじゃ……」

「ローレンみたいなことするかよ。第一、女を自慢しに来るなら、もっと尻の張ったいい女を連れてくる」

「その、尻の張ったいい女が、リットなんかについてくるかは疑問だがな」

 セイリンはしつこいくらいに、お茶に息を吹きかけて冷ましている。

「酔わせりゃすぐだ。翌朝の爪痕と犯罪者のレッテルさえ気にしなけりゃな」

「モテぬ男は大変でござるな。拙者、無邪気な顔をして近づけば一発でござる。何を隠そう、オツルもそうやって落としたでござる」

「奈落の底にか?」

「拙者の武勇伝を聞く気があるでござるか?」

「ねぇよ。どうせ暇なんだろ。カラクサ村まで行ってきてくれよ」

「……条件があるでござる」

 コジュウロウは今までに見せたことがないような真面目な表情を浮かべて、静かに言った。

「……なんだよ」

「拙者……拙者、もっと頼りにされたいでござる」

「だから今してんだろ」

「もっと頼りにしている感じを出して欲しいのでござる。英雄に悪漢退治を頼む時の村人のような感じが理想でござる」

「巨漢退治がしたけりゃ、自分の妻から退治しろよ」

「オツルはふくよかなだけでござる。言うならば、超健康優良体にござる。それに男じゃないでござるよ」

「玉がありゃ男だ」

「オツルには玉はないでござる。つい、この間も確認済みでござる」

 コジュウロウは締りのないだらしない笑みを浮かべて、不気味に手をわきわきさせている。

「肝っ玉母さんだろ。コジュウロウについてる二つの玉よりも立派なもんだ」

「……余計なお世話でござる。して、リット殿は拙者になにをさせるつもりでござるか?」

「簡単なことだ。カラクサ村に停泊してるムーン・ロード号の自慢話を聞いてこい」

「自慢するのはいいけど、されるのは嫌にござる。何が悲しくて、無駄な時間の浪費を進んですることか」

 コジュウロウは腕組みをすると軽くふんぞり返る。お尻に根が生えたように動く気配がない。

「寒くなる前に、早いとこ薄着の見納めをしといた方がいいんじゃねぇのか」

 リットが温かいお茶を飲みながら響かせた言葉に、コジュウロウはお尻に羽が生えたのかと思うほど軽やかに立ち上がった。

「拙者、突然イカのキモの塩漬けが買いたくなったでござる。カラクサ村の塩漬けは、ドゥゴングと同じ程の名物。決してリット殿の甘言に惑わされたわけではござらぬ」

「はいはい。オツルの好物なんだろ」

 リットはお見通しと言わんばかりに、適当に相槌を打つ。

「そうでござる。妻孝行のついでに、リット殿の用事を済ませるのもやぶさかではないでござる」

「そりゃそうだ。努力を惜しんだら、二度と家に入れなくなるんだからな」

「……オツルになにか言うつもりでござるか?

「いや、今のとこはねぇよ。言わせるようなことをしなけりゃな。あの船のでかさだ、荷降ろしと積み込みに時間が掛かるとはいえ、早めに報告して欲しいもんだ」

 荷降ろしに売り付け、買い取りに積み込み、船員の疲れをとることも考えれば、すぐに船を出すことはない。

 コジュウロウがシッポウ村からカラクサ村まで行って帰ってきて二、三週間と考えても、充分に時間はあるはずだ。

「心配ご無用でござる。拙者、腐っても冒険家にござる! いついかなる時も、すぐに旅立てる準備をしているでござる!」

 コジュウロウは畳とその下にある木板を一枚外して、下にある荷造り終えている膨らんだ風呂敷を取り出した。

「やっぱり腐ってたんじゃねぇか」

「言葉の綾でござる。善は急げ、思い立ったが吉日、今日なし得ることを明日に延ばすなかれでござる」

「猫が領主じゃない国では、ねずみも出歩くってもんだな」

「拙者にやる気を出させたいのか、気を削ぎたいのか、どちらかに統一して欲しいでござる……」

「いいから行けよ。アキナには言っといてやるから」

「留守は頼むでござるよ! いざ!」

 そう言ってコジュウロウは風呂敷を背負うと、勢い良くドアを開けて外へと飛び出した。

 コジュウロウの軽妙な足音は、姿が見えなくなってもしばらく聞こえてくるように耳に残った。

 埃舞う家の中で、エミリアが小さく咳込んだ。

「勝手に話を進めたが……アキナにはなんと説明するつもりだ?」

「適当に都合のいいとこだけ説明すりゃいいだろ」

「それまで私達はどうするんだ?」

「どうするもなにも、アキナがゆっくりしてけって言ってただろ。三食昼寝に酒までついてタダだぞ。溜まってた洗濯物も持ってきたしな。これでいちいち臭いを確認してから服を着なくて済むな」

「前にも言ったが、人の厚意につけ込むな。自分のことは自分でしろ」

「飼い犬の世話を人様に頼んでる奴のセリフか? それ」

 リットは言ってから「しまった」と目を伏せた。

 適当に返事をしておけばこの場は収まったに違いないとの後悔は遅く、エミリアの小言はアキナが帰って来るまで続いた。






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