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電脳なおれと翡翠の彼女  作者: 藤乃宮遊
【番外編】紫朱の風~The world that had intermingled of two~
3/19

【コラボⅢ】 03


◇朱雄side―――


「東京タワーにいくのはどうっすかね、朱雄さん」


「このルートなら確率はあるな」


「いや、そうしかないだろう。もっとよく考えろよ、熱くなれよっ」


「「誰?」」


「俺だ」


 北川と東島だった。片手にフライドポテトゥーを持っていて、スパイスが口元についていて、油のついた手を舐めていた。

 柳井が「こんな伝説がッ!?」と、興奮しいていた。


「あ、俺に対しては冷たいままでいい。この冬のように(きらっ」


 東島が何かのキャラのように走って何処かへ言った所で本題へ。




「俺らは道に迷った」


「やけに清々しく言いますね」


「だって、おれhonestだし。ほら、一緒にhonest!!」


 「やめときます」柳井がため息を付いた。伝説がボロボロと崩れていくのが分かる。

 ゴロリも、玄磨という怪物を、レジェンドと一緒に倒したので、少し先入観が強すぎたのだろうか。


プルルルルー―――

 着信だった。蒼依から。『楽一薬座へこい。早くしないと安眠を提供する』ブルリと変な汗が背中に流れてから四人は少し早足になった。




◆蒼依side――――――


「先輩、すげー美人スッよ? レーシングゲームとか渋いですねぇ」

「五月蝿い」


 紗希が首輪を引っ張り迅が「えぐっ」と呻いてそのまま何処かへと引っ張られていく。


 ゲームセンターは雑音だらけだ。クレーンゲームは一つに付き一曲曲がなる。それが、何十台も何百台もあるのだ。うるさくないわけない。

 ノイズだ。そして、顔をしかめて歩いていると「タイコのタツドゥー」というゲームの前に出た。そこは、入り口からまっすぐ入ったところだった。


 そこに8人が入店してきた。一人は逆立ちしていて、冬なのに半袖半ズボン。そして二人のコスプレイヤー。

 その前に、見覚えのある4人と話しているのは、写真を見たことがある、名前を忘れたが、見たことある人。


「蒼依ちゃん、どうしたの?」

 と、白峰が聞く。「ううん」と答えて、彼と話している朱雄に「おい」と話しかける。

「あー、蒼依ジャン。びっくりだぜ。こいつら伝説のヤンキーの聖地の生徒らしいぜ」

「凪美学園? それは凄い。ってことで、ゲームの対決しようと話をつけたところさ」

 北川白太郎がそう言った。てか、朱雄。こいつらって、失礼すぎるだろう。


「へー。君が南原ちゃんか。思ったより凛々しい……いや、たくましいな」

「……。女性に対して失礼じゃない?」


 ケインが言うと、エミルダが指摘した。まぁ、最もだが残念。元男であるんだ。

 なんて思うけど、既に感覚的に女なようで、少し「ええっ」と困惑したのは言うまでもない。   なんて。


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