【みんなどうしてる?】連載作品における手直しの沼。他
沼、沼、沼。
まさかこんなことになるとはね。
投稿済作品の手直し頻度。
他の連載作家の皆様は、いったいどんな感じでしょうか?
私に関しては、それはもう「ひどい」の一言。
「他人の評価に振り回されるな」と他人には、したり顔で言いつつも、いざ自分の作品の評価ともなると、そうはいかないのが、人の世の常。
連載を開始すると、ずっと数字を眺めている自分がいます。
最新話を投稿する。
投稿に対する最初のリアクション(アクセス)があり、ドキドキ。
数時間ほど、頻繁に作品情報をチェックし、アクセスはあるのに、いつまでもブクマが増えないことにグッタリとする。
「新規っぽいアクセス自体はあるのに、ブクマがいっこうに増えないというのは、いったいどの部分が悪い?」
そんなことが気になって、導入部分から自作の読み直しが始まる。
第00話だけで、いったい何回の手直しをしたのか、今ではもう分からない。
・非常に、心は安らいでいた。
・非常に心は安らいでいた。
・非常に心は穏やかだった。
・心は非常に穏やかだった。
―― いったい、どれが正解だ?(読者の正解は「どうでもいい」)
作者にとって、特に導入部分というやつは、読者に対する挑発に他ならない。
いかにもったいぶって「私は魅力的な女ですよ」みたいなアピールをするのかが、作品の導入部分の役割でもあると、筆者は考えている(筆者は男だが)。
だから何度も、何度も手直ししていくうちに、最初のリズムすら失っていく。
◇
一撃でズバっと、描写してしまえるような才能が欲しい。
しかし、もともと小説自体をほとんど読まない人間が、それは高望みというもの。
勉強不足だから、語彙力も、言い回しもバリエーションが少ない。
それを痛感させられているのが、まさに今だ。
◇
とはいえ、長期連載の物語作りというものは、思いのほか楽しい。
短編はワンアイデアで書き切れるものだが、連載モノともなるとそうはいかない。
ああだ、こうだ、と悩んでいるうちに、キャラクターたちが勝手に動き出し、愛着も沸いてくる。
特に今回の連載では、画像生成AIを使い、ランダムに出てくる画像から、キャラのイメージに合いそうなものをピックアップ。
中には、想定とは全然違う顔が出てきたが、なんかかっちょいいのでこれ採用、みたいなことが起きたりし、自分自身にも苦笑い(予定のキャラからの変更必須事案)。
役職や記号として出しただけの登場人物に「リアルな顔」がつく。
途端、彼らはただの記号から、クセのある登場人物へと変化していく。
さて、この男は、まだ草稿すら書いていない段階だが、画像イメージの誕生と同時に、勝手にキャラクターが脳内に生まれた吟遊詩人のバルデ。
最初は、単に「吟遊詩人が領地に訪れるエピソードでも書くか」程度で、とりあえず画像生成していたら、彼が出てきた。
異常な色気と何人にも見える顔立ち。
一瞬で、けっこうな味のある登場人物が誕生し、勝手にセリフをしゃべりだした。主人公とも、今後けっこう密接に関わってきそうな勢いで怖い(25~6話付近で登場出来たら幸いか)。
口から出まかせの中に隠れた、彼のビハインドストーリー。
とんでもない爆弾情報の運び屋ぶり。
画像1枚だけでドギャーン!とくるんだから、AI先生たちは本当に良い仕事をしてくれる。
ちょっとでも作品に興味をもって頂けた方は、拙作
『この転生には、いったいどのような意味があるというのか?』
を一度ご覧くださいませ。他にもイケメンが出てきます(ここ大事)。
この投稿の評価と感想の欄の間にあるバナーから、すぐに見つけられる、エンゲブラの投稿検索結果ページに飛べるかと思います。よしなに(宣伝おわり)。
◇
それにしてもブクマの謎。
だいたい、投稿した時間帯でブクマが伸びることが、ほぼない。
諦めて寝たら、翌朝増えてた。
みたいなのが、ここ数日続いている。
普通に考えれば、新着から埋もれている状態から、わざわざまだまだ低ポイントの作品を掘り起こしているとは考えにくいので、検索ワード経由からなのかな、やっぱり。
深夜帯だと「夜の情緒」で評価ポイントも入れてくれる優しさがあったりするようで、これからは夜帯中心にでも投稿するようにしようかな?
ここまでも、いろんな時間帯で予約投稿なども試してきたつもりだが、作品と相性の良い時間帯を探すのも大事なのかな、とまだまだ低ポイントの作品なのに、いろいろと考えてしまう、クリスマス・イヴの夜(うわ、イヴやんけ、今日w)。