表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

Session 6 ※R18

突然の情事が終わった後。

俺たちは汗やら何やらを流すため、一緒に風呂に入っていた。


アリス

「んふ~、極楽ぅ~」


海斗

(狭い……)


俺の足の間にアリスを座らせる形で湯船に浸かる。

当然ながら体は密着していて、再び下半身が臨戦態勢になってもおかしくはない状況だった。


海斗

「ていうかさ、ほんとにどうしたんだ? こういうのって普通はもうちょっと段階踏むものだろ」


海斗

「俺みたいな免疫ない男が対象なんだし……下手したら、人間の女性に対してもこれでいいみたいな誤解を生むと思う」


アリス

「でも海斗はそんなことしないでしょ? だからオッケー!」


こちらを振り返りながら微笑むアリスは、端的に言ってかわいい。

アンドロイドとはいえ、こんな子の体を好きにしていたなんて未だに夢みたいだ。


海斗

(濡れてた、よな)


触り合いに夢中で見ることはできなかったものの、他の部分の造形や人間と同じように飲み食いできることを踏まえると、アソコも精巧に作られているのだろう。


などということを考えているうちに――


アリス

「あれ?」


海斗

「ん?」


アリス

「腰、なんか当たってるんだけど海斗の?」


海斗

「!! ご、ごめん」


アリス

「あはは、やっぱり。なんでまたおっきくなっちゃったの?」


海斗

「ちょっと思い出してたから、さっきのこと。形とか、どんななんだろうなって……」


アリス

「形?」


海斗

「あ」


つい口を滑らせてしまったことに気づき、はっとする。

以前のようにデリカシーがないと怒られることを覚悟し、ごめんと言いかけたその時。


アリス

「それって……ここのこと?」


海斗

(え?)


ざぱっという音を立てて立ち上がったアリスが、体をこちらに向ける。

へそから下に向かって流れる滴を目で追うと、やがて閉じられている縦筋に辿り着いた。


海斗

「……」


俺は下半身に血液が集まっていくのを感じながら、無毛のその場所にゆっくり手を伸ばす。


しかしその手は、ぺちんと叩かれてしまった。


アリス

「ダメ」


海斗

「な、なんで?」


アリス

「明日も仕事でしょ」


アリス

「海斗に触られたら、またしたくなる。だから――」


アリスは自らの秘所に両手の指を添えると、ゆっくり左右に開いていく。

俺によく見えるようにしてくれているのか皮膚は少し上の方に引っ張られていて、ぷっくりした肉の間から小さなクリが顔を出していた。


アリス

「見える……?」


海斗

「ん……クリ、よく見える」


まじまじと見つめる途中、ちらりと上の方に視線を向けると、さすがに恥ずかしいのか顔を逸らされる。

その姿がかわいくて、思わずいじめたくなる衝動に駆られてしまった。


海斗

「足、ここ置いて?」


アリス

「え?」


俺の指さす先にあるのは浴槽の縁で、意図が伝わったのか大きな目が見開かれる。

けれど無言で見つめていると、やがておずおずと片足を置いてくれた。


海斗

「わ……」


先ほどは見えなかった、奥の部分が露わになる。

アリスの手によって左右に開かれているそこは綺麗なピンク色をしていて、俺は触れたくても触れられないもどかしさを抑えながら食い入るように見つめていた。


けれど、そうしているうちに――


海斗・アリス

「!」


割れ目からトロリと、透明な液が零れ落ちる。


アリス

「あ……! えっと、これは……!」


海斗

「ごめん」


アリス

「え!? 待っ――んっ!!」


俺は立ち上がるなり、アリスをぎゅっと抱きしめる。

そして彼女の足を閉じさせると、猛り切ったモノを太ももの間に差し入れた。


アリス

「あっ、あ、あ、それ、ダメ……!」


俺が腰を動かす度に割れ目から溢れた愛液がにちゅにちゅと音を立てる。

本音を言ってしまえば、このまま乱暴に突き立てて中にぶちまけたいとすら思っていたものの。

ほんのわずかに残った理性と、今日までの間に蓄積された彼女への情が、俺をどうにか押しとどめていた。


アリス

「かい、と……」


海斗

「ん……?」


アリス

「もっと、ぎゅって……して」


背中に回されたアリスの手に力が込められる。

その体を抱きしめ返した俺は、無我夢中で腰を振り続け……


アリス

「っ、あっ、あああーーっ!」


俺の腕の中でアリスが体を震わせる。

それとほぼ同時に、彼女の柔らかな太ももに挟まれた肉棒から白い液が飛び出した。


海斗

「はぁ、はぁ……」


アリス

「ん……」


くたりと力が抜けるアリスを支え浴槽の縁に座らせる。


海斗

「ごめん……大丈夫?」


アリス

「だい……じょばない……明日仕事って、言ったのに……」


海斗

「責任もって起こすよ」


アリス

「ん……約束……ね」


すっかり上がった息が整うのを待って、再びシャワーを浴びる。

そして髪を乾かしたり歯を磨いたりと寝る準備を終えた俺たちは、2人で使うには少し狭いベッドで眠りに落ちるのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ