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デルムントのパラレルワールド

○芸社

作者: 星野☆明美

何年か前に、赤い絨毯と花びら、という作品を○芸社さんの公募に応募した。

賞はとれなかった。しかし、自費出版しませんか?という打診が来た。

担当の女性の方から電話がかかってきたり、作品の評価と手直しすべき箇所を書いた用紙が送られてきたりした。

出版?してみたかったが、費用が気がかりで尋ねてみたら、数百万と言われてひっくり返りそうになった。そんな大金用意できるはずがない。断った。

その後男の担当の人から電話がかかってきて、他の人の作品と合わせて一冊にして出版しませんか?と言われた。作品はその後手直しされましたか?と聞かれて、全く別の作品を量産していて、手直しなんてやってなかったので、適当に言葉を濁した。費用のことで尋ねると、クレジットカードで分割払いと言う。

当時クレジットカード使いすぎで元夫からカードをハサミで切られた私。離婚後○ディーレ法律相談所に相談して和解交渉後返金を続けている。生活はギリギリで生活保護も考えていたため、もしかしたら自己破産申請するかもしれないから無理ですと断った。さすがにそれ以上勧められなかった。

その後、頑張ったら月に1万くらいは稼げそうだと思い、こちらから女性の担当の人に電話をしてみたが、忙しいと言われて繋いでもらえず、連絡がとれなかった。

ネットで調べて五千円くらいで自費出版できるところを見つけた。別の作品を自費出版した。

○芸社さんのやり方は人によって受けとり方がさまざまで、本が出せてよかったという人もいたけれど、私はちょっと詐欺まがいだとおもっている。でもべつに恨みはない。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自費出版ブームや自伝ブームなんかは、こういった営業があってのものだったんでしょうねf(^_^; 勿論、創作物を紙媒体として出版し、それが書店に並ぶことを考えれば費用にみあっていると考える…
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