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途切れる意識の中で…

舞台の成功を喜ぶ皆の元へ駆け寄りたかった。

でも、それが無理だと分かっていた。

自分の身体にはなにか異変が起きている、そう感じたのはステージに上がったとき。


無性に息をすることが辛くて、気を緩めれば立っていることさえ(まま)ならない気がした。

この感じが初めてなら混乱していたかもしれない。でも、以前菜園とトイレで話したときも同じだった。


たぶん、少し前から俺はなにか病気にでもなっていたのかもしれない。

でも、良かった。舞台は成功できた。あと俺がやらなければいけないことは…。そうだ、レナとの約束事。


レナとの約束?なんだそれ。なんの約束をしたんだ。

違う、レナじゃない。俺がやらなければならないことはなんだ。


薄れる意識の中、聞こえる声がその答えを教えてくれた。


俺の名を必死に呼ぶその声。彼女のためだから勇気と覚悟を持てたんだ。てか、彼女って誰だっけ…。


時森は救急車の中、消え行く意識と共にこれまでの記憶をも失っていった。それが一時的なものなのかは分からない。

目を覚ませば当たり前のように覚えているかもしれない。が、覚えていないかもしれない…。


時森の目指した運命のゴールはその間近で遠退いていった。

これから、時森は過去の代償を払っていかなければならない運命におかれてしまったのかもしれない。


もし、代償を払わなければならないだとすれば時森が目を覚ましたとききっと全てを思い出すのだろう。今も昔も。全てを思い出した後、迫られる選択こそがきっと本題になるのだから…。

ここからいよいよ、物語の確信にせまっていきます。

レナってなんだ?とか、時森が口にした菜園とお爺ちゃんに共通する匂いとか、忘れてるかもしれませんが橋の上でのレナとメガネ男の関係とは。

あと、時森花道の運命とは?

6月20日までには一万字位の分量をかいて色んな伏線回収していきます。

ただ、いつでるかは定かではないのでよろしければブックマークしていただけていると大変助かります!

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