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溶けかけのチョコレート

作者: ゴン太


暑いな何もやる気でねえ。今すぐ帰って寝たい。

そんな欝気味の気分でダンボールの仕分けをする。ここはなんでクーラーが無いんだ。女もいない仕事場とかモチベも上がらなくてダルい。女が居れば力持ちなのを見せつけて「七村君格好良い〜♡」とか言われるくらいの筋肉もあるのになあ。なんでこんな所で働いてるんだ。俺はBランの国公立大学卒なのに周りには高卒やFランの私立卒ばかりだ。

こんなはずじゃなかった。

大学に入る時は周りに女もいたし親だって褒め称えた。でも今となってはどうだ。女というか彼女すらいない。浪人を繰り返し受験を諦めた兄貴も俺がそこに受かってしまい悔しそうな顔をしていたのに今となっては大手会社の部長まで乗り上げている。

自分と大違いだ。

一体どこで間違えたのだろうと大学生活を振り返ると失敗だらけだ。ヤり部で有名なテニスサークルに入ってハタチにもなっていないのに酒を飲んで呑んでヤってヤりまくって。大学入って彼女ができても浮気して振られてそんなんを何度も繰り返して糞な生活してたわってそこまで振り返ってオシマイ。馬鹿らしくて自分の過去に羞恥心で死にそうになる。闇に葬ろうか〜。

あれだな。行いが悪いと返ってくるって本当のことだな。

あ~なんかフワフワするなあ。身体がボーっとする。

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