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12幕 仏かキリストか、お前らはどっちだ?

 「キリスト教が邪教!?聞き捨てならんな、このハゲ!」

3年1組キリスト教不良軍団、ルイス・フロイスが言う。

「俺をハゲと言っていいのは、信長さんたげだぞ。いや、むしろ、あのゴミを見るような眼差しでそのように蔑まれたい!」

3年3組信長不良連合軍、豊臣秀吉は、そうマゾ発言をする。

「本当にお前はブレんなー!」

同じく3年3組信長不良連合軍、徳川家康が会話に参加する。ちなみに、彼は、豊臣側である。

 「たしかに、邪教は言い過ぎかもしれん。だが、そう言いたくなる気持ちは分からないでもない。」

家康は秀吉の発言を肯定する。と、ルイスは、

「何故だ!お前らは信長を慕っているのだろう!?」

と聞く。2人は、

「そうだ。」

と返事をする。

「じゃあ、何で、キリスト教を否定するのだ!?」

 「信長さんはお前らキリスト教を称えているのではない!一向軍団などという仏教の不良軍団が起こしている一揆を疎んじてらっしゃるだけなのだ。仏教を否定する代わり、お前たちを歓迎しているだけなのだ!」

家康は弁護をする。豊臣も、

「そうだ、そうだ!あの方は俺にSMという娯楽を与えてくださる。そんな信長さんがお前たちを本気で大事にしていると思うだろうか?いや、思わない!」

と弁護する。

「くそっ!書くなる上は...!」

ルイスはそう言って仲間を読んだ。

 「どうも。天正遣欧少年不良団から、キリスト教不良軍団に移行してきました、伊藤マンショです。」

変な名前だな、おい。家康は思う。

「同じく、天正遣欧少年不良団から、キリスト教不良団に移行してきました、千々石ミゲルです。」

また、変な名前なのかよ、おい。再び、思う。

「同じく、天正遣欧少年不良団から、キリスト教不良団に移行

してきました、中浦ジュリアンです。」

それにしても、組織名長すぎだな、おい。三度、思う。

「同じく、天正遣欧少年不良団から、キリスト教不良団に移行

してきました、原マルチノです。」

本当に長いな、おい。四度、思う。

 「あ~、天正遣欧少年不良団、天正遣欧少年不良団、天正遣欧少年不良団...。」

秀吉が、病んだように、連呼する。

「今、お前たちは2人だ。こっちには5人と、すぐに呼び出せるたくさんの仲間がいるぞ?」

ルイスはそう脅して見せるが、過去に今川不良大軍団を少数で倒したことのある信長、その仲間がそんなものに屈するはずがなかった。

 「太子!ちゃんと、前を見なきゃ、ダメですよ?」

僕は、アニメのため、走る太子にそう忠告する。

「大丈夫だ!ちゃんと、見て...。」

ゴツーン!

また、このパティーン...って、あっー!

 「アン?」

太子がブルブル震えている。よりによって、とんでもない方に当たったな、お前!僕は心の中でそうツッコミを入れながら、彼と一緒に離れようとした。しかし、

「おい、待てよ!当たってきたくせに、シカトかぁ!?」

と止められたので、僕たちは

「はいっー!」

と、背筋を凍らせてから、

「そんなぁ、滅相もございませんよ。」

ととりあえず敬語で話しかけた。

 「仏かキリストかお前らはどっちだ?」

3つの声が盛大にハモる。

「もちろん、天の...ギャー!」

太子が遠くへ蹴飛ばされた。どうやら、

「論外。」

...らしい。

 「お前は...どっち!?」

また、盛大にハモる。

「仏だよねぇ?」

「いえ、キリストですよねぇ?」

ハゲ(無礼)とコスプレの2人がそう聞いてきた。正直、どっちで

も良かったが、とりあえず答えなきゃマズいと思った僕は、

「仏!」

と言った。すると、そのハゲとその仲間と思われる狸(?)は、

「って言ってるぞ?」

と一度ハモって、

「くっ...!」

と歯ぎしりをするコスプレをみてほくそ笑みながら、「お前は帰っていいぞ。」

と言われたので、僕は走って家に帰った。

 ここからは、後から知った話だが、ハゲの名前は豊臣秀吉、狸の名前は徳川家康、信長不良連合軍の副々リーダーと副リーダーらしい。さらに、あのコスプレの名前はルイス・フロイス、キリスト教不良軍団のリーダーで、その後ろにいたのは、伊藤マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルチノ。この4人は最近、天正遣欧少年不良団からキリスト教不良軍団に移行してきたらしい。ちなみに、全員、法隆寺中学校3年の先輩方である。なんて、失礼なことを!僕は自分をそう攻め立てた。

 そして、家で見たのは割れた窓に、散らばる、ガラス。白目をむいた面白い顔をした太子。僕は、どうしたらこうなるのだろうと疑問に思いながら吹き出してしまった。あと、彼は当然ながら見たがっていたアニメを見れず、ひどく悲しんでいた。

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