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短編

勘違いって大変だね。

作者: RINO

「か、彼はあなたのものじゃないんです!はやく彼をあなたから解放してください。」




ということをいきなり言われました。まず聞きたいのはあの子だれ?というか彼ってなんのこと?




「かれってだれ?」




「と、とぼけないでください!春日井生徒会長のことです。」




ジャーンって効果音がつきそうな感じで生徒会長が現れた。

あ、今どや顔でいいました。




「僕は君のことが好きじゃない。だから婚約破棄をここに申し立てる。」




おぉ・・・

こっちもどや顔でいいましたな。どや顔で婚約破棄とか笑える。




「えぇっと、わたしあなたの婚約者じゃないんだけど・・・」




「うそを言うな!朝会とかその他もろもろのときいつも僕を見てるし、僕のファンクラブにも入ってるじゃないか?!あとそれに僕の誕生日パーティーでも君の姿を見たぞ!」




うわぁ・・・よくそれでわたしのこと婚約者だと思ったな

頭わるいのかこの人、よくこれで生徒会長なんて・・・あ、察し

顔と家柄か、だとしてもよく疑わなかったななぜ自分が生徒会長なのか

というかわたし生徒会長のファンクラブ入ってたんだ・・・




「あのファンクラブやめます。あと、わたし婚約者でもなんでもないんで本当の婚約者さんと話してください。さっきからこちらを見てらっしゃいますよ副会長さん。」




「え?僕の婚約者って君じゃないの?じゃあなんで誕生日パーティーいたの?あれ身内しかこれないんだけど・・。」




「あのはやく婚約者さんとそちらの彼女と話し合ったほうがいいんじゃないですか?わたし、失礼しますね・・・。」





あ、言うの忘れてた。君の婚約者じゃなくて君のお兄さんの婚約者ってこと。

まぁいいか。この話あの人にもしてあげよう。

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