4ページ 日本童話④
桃太郎が剣で攻撃する。距離を取っても、蛇のように浦島太郎の剣は迫ってくる。
さすがに一人で相手するのは難しい。
日本で最も知名度が高い童話。Aランクの実力がある。
早くネモフィラと合流しなければ。
その時、チャールズの左腕に浦島太郎の剣がかする。
「う!」
左腕から血を流れる。
「あ?」
桃太郎が眉を上げる。
左腕はかすった程度の傷。まだ動く。
今度は浦島太郎が何かを投げる。
それは箱だった。
咄嗟に剣で箱を切れば、煙が発生する。
しまった。
浦島太郎には玉手箱から出た煙で老人になった。
だか、手は老けていない。
体力も衰えた感じがない。
――そうか。年を取ることはないのか。
攻撃はない。
老人にさせ、弱ったところを狙っているのか。なら、今は油断している。
銃を構える。
煙の隙間から浦島太郎の姿を見えた瞬間に銃を撃つ。
浦島太郎の頭に貫通し、絵巻へと変わる。
桃太郎は手を伸ばす。
その隙に距離をつめ、桃太郎の首に向かって剣を振るうも、桃太郎が剣で受け止め、距離を取る。
「ち!」
桃太郎が消える。
逃げられたか。
印鑑を投げ、浦島太郎の絵巻に押す。図書館へと送る。
「フィラ!」
チャールズは急いでネモフィラの元へと向かう。




