なろうの使い方(多分作者向け)
らる鳥と申します。
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
いずれであっても、どうぞよろしくお願いします。
今日は少し、なろうの使い方(多分作者向け)のお話をしようかと思います。
そんなの見ればわかるって方も多いとは思うんですが、実は地味に罠が埋まってたりしますので、その辺りのお話をしたいかなぁと。
取り敢えず最初に、目次を乗せますので、これは知ってるって奴は飛ばして読んで下さいね。
ではお品書きです。
1:最初は誰もが引っ掛かる? 作品ページに作者の名前を記入するというなろう最大の罠
2:手動投稿、予約投稿、どっちがお得? 実は大きく違いが出ます
3:活動報告がお気に入りに入れてくれてる人に届くタイミングって?
4:エピソードの途中差し込みにはご注意を 迷子大量発生です
5:誤字修正ってありがたいよね
本日はこのようになっております。
1:最初は誰もが引っ掛かる? 作品ページに作者の名前を記入するというなろう最大の罠
では一つ目。
作品を投稿する時、或いは作品情報を編集する時、作者名って記入欄があるのを見た事があると思います。
100文字以内 作者名を設定することができます 作者名について
って書いてるところですね。
作品情報を編集する時はともかく、作品を投稿する際には、ついついここの作者名を記入してしまう方はおおいんじゃないでしょうか。
少なくとも僕は、なろうで初めて投稿する時にはそうしてしまいました。
ここ、実は作者名についてをよく読めばわかるんですが、記入するとある事が起こってしまいます。
『ただ、作者名を設定すると、小説ページの作者名にはマイページへのリンクが張られない仕様になっております』
これですね。
どういう意味なのかを説明しますと、なろうの小説ってタイトルの下(或いは右下)に作者の名前が書いてあると思います。
作品ページだけではなくて、一話一話にも、小さいですがタイトルと作者名はありますね。
そして通常ならば、この名前は作者のマイページへのリンクになっており、ポチすると作者ページに移動します。
しかし、作品を投稿する時、或いは作品情報を編集する時に、この作者名の記入欄に名前を入れてしまうと、この作者ページへの移動リンクがなくなるんです。
こうなってると、読者はその作品が気に入ったとしても、作者マイページから、同じ作者の他の作品を探す、いわゆる作者読みが非常に難しくなってしまいます。
もちろん、こっそりと投稿がしたいんだ!って方もいるとは思うんですが、多くの作者は少しでも多くの読者に自分の作品を読んで欲しいと考えるのではないでしょうか。
その場合、作者読みを封じてしまうのは、少なくない損だと思いますので、作者名の記入はくれぐれもお気を付けください。
まぁ、作者名について、をよく読めば全部書いてるんですけどね。
登録しているユーザ名のままで良い場合は、作者名の設定は必要ございませんって。
ただ、別のページに飛んでまであの説明を見るかっていうと、あんまり見ないかなぁとも。
特に作品投稿の為に情報入力してる時って、少し気が逸りますしね。
2:手動投稿、予約投稿、どっちがお得? 実は大きく違いが出ます
二つ目。
なろうの投稿には予約機能があります。
日時を設定しておけば、自動でそのタイミングで投稿をしてくれるというものです。
とても便利ですね。
投稿する心算だった時間をうっかり寝て忘れてしまうとか、日を跨ぐような外出の時とか、予約機能を使えば安心です。
正式名称ではないんでしょうけれど、この予約機能を使う投稿を、予約投稿、使わない投稿を手動投稿なんて風に言ったりします。
或いは予約更新、手動更新って呼び方もしますね。
さて、この予約機能を使った、予約投稿のメリットは、多分言うまでもないですし、数多いと思います。
しかしこの予約投稿には、実はとても大きなデメリットが伴うんです。
それは何かというと、予約機能を使った投稿は埋もれ易いって事なんです。
これ、なんで?ってなると思うんですが、なろうの予約機能は、時間の指定が分単位ではできません。
要するに、3:00とか12:00とか、ジャストの時間にしか投稿ができないのです。
このジャストの時間は、予約機能を使ってる人はもちろん、そうでない人も投稿が重なる事が多いそうです。
小説家になろうのページには、更新された連載小説を表記する欄があるんですが、ジャストの時間はここの流れが凄く速くなってしまいます。
他にも、同じ時間に読む小説が沢山投稿されると、うっかり後回しにされたり、……忘れられてしまう事だってあるかもしれません。
手動投稿の場合は任意のタイミングで投稿ができますので、この埋もれる時間帯を回避できるという訳です。
まぁ他の作品に殴り勝つ!というのも素敵かもしれませんが、勝っても別に何かいい事が起きる訳じゃないので、混み合う時間帯は避けるのも一つの戦術ですね。
ちなみにこのエッセイは、もちろん手動で投稿します。
事前に〇〇時に投稿しますって告知して、予約投稿をするって手段も、決して悪くはないのですけれども、ね。
3:活動報告がお気に入りに入れてくれてる人に届くタイミングって?
三つ目は活動報告。
活動報告芸人の方とかも、なろうにはいらっしゃいますよね。
面白い文化だなぁって思います。
さて、活動報告を行うと、自分をお気に入りに登録して下さってる方のユーザーページには、お気に入りユーザーの活動報告って場所に表記される事になります。
しかしここにも一つ罠が隠されていまして、記事作成、投稿する時に公開設定を選べます。
一般公開、非公開の二種類ですね。
なので予め記事を作って置いて、非公開で保存しておき、タイミングを見て一般公開に!ってする方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
ですが実は、この活動報告の報せが、記事を作成した日時で処理されるので、見て下さる方に届く時は既に過去の記事になっているのです!
ちょっと面白いですよね。
お気に入りに登録してる作者さんが多い方だと、当然ながら流れます。
折角書いたのに、見られなくなってしまうかもしれないって事ですね。
僕もこれは知らなくて、今回のエッセイを作成しようってTwitterで呟いた際に教えていただきました。
まぁ公開設定の切り替えって、活動報告の編集でサッとできちゃいますし、何度も切り替えて最新の場所に表記されても困るでしょうから、よく考えると合理的なのかなぁ?とは思います。
ただ、〇〇日にこの情報を公開するぜ!みたいにワクワクしながら活動報告の記事をあらかじめ作ってる方は、この仕様にご注意ください。
4:エピソードの途中差し込みにはご注意を 迷子大量発生です
四つ目です。
小説の投稿には、割り込み投稿という機能があります。
投稿する話を、最新話ではなく、任意のところに差し込む機能ですね。
あんまり頻繁に使う機能ではないんですが、途中に物語を補完する話を差し込んだりとかしたくなった時、そこまでの話を全部消して投稿し直し……、とかしなくて良くなるので、地味に必須の機能だとも思います。
さて、この割り込み投稿を使った場合でも、新しい話を投稿した訳ですから、作者をお気に入りに登録して下さってる方のユーザーページには、お気に入りユーザの新着小説として表記されます。
しかし、あっ、更新されたんだ。と思って読者の方が見に行っても、最新話は以前と変わりません。
当たり前ですよね。
最新話はそのままですし。
話数は増えてるんですが、そこに気付くのは中々難しいでしょう。
これ、単に途中に入った話が読めない、だけじゃなくて、読者の方の中には、えっ、何?って、不審に思う方もいるそうです。
なので、可能であれば作者側で、投稿した話だけでなく、最新話の方の前書き、後書きを使用して、誘導をした方が無難かもしれません。
同じ内容だと最後まで読む事はないでしょうから、多分、前書きがおすすめです。
些細な事ですけれど、その些細で読者の方を失うと、それはとても惜しいでしょうから。
5:誤字修正ってありがたいよね
五つ目の話題は誤字修正です。
なろうの誤字修正の機能は偉大です。
修正を掛けて下さる読者さんの好意があっての機能なんですが、作者の手間は大幅に省かれます。
ですが当たり前の話ですが、全ての誤字修正をそのまま受け入れるという訳には行きません。
誤字修正を掛けて下さる読者さんには様々な方がいます。
単純に誤字脱字の修正のみをして下さる方。
日本語として誤った用法を修正してくださる方。
文章自体を修正される方。
本当に様々です。
時にはこの日本語は誤用が多いですが、正しい使い方はこちらですのように、詳細な注釈を入れて書いて下さる方もいます。
この場合はAorBのように、二択を書いて下さる方もいました。
ですが、作者側では誤字修正に関しては、その全てを受け入れるか否かしかないので、一部だけを選択して修正という事はできません。
あー、この用法は間違いなんだー。なるほどなー。
なんて風に頷きながらポチって修正を押すと、本文にも注釈や二択が入り込みます。
文章の修正も、こうした方が良くなるよって提案でも、全てが反映されるので、元の文は消え去ります。
なので誤字修正を確認する際は、ちゃんと気を付けて確認しましょう。
一度受け入れた修正は、その場所を探し出すのが結構大変です。
誤字修正は読者さんの好意で成り立ってます。
ですから感謝はしつつも、それを丸ごと受け入れるか、取り敢えずキャンセルして、自分で指摘された部分を修正するかは、作者次第になりますね。
ちなみに残念ながら悪戯、嫌がらせの類も皆無ではないそうですが、誤字修正に関してはそれをしてくれた読者の方のIDがばっちり出ますので、対処は可能となっています。
さて、五つの項目で、なろうの使い方を語りましたが、いかがだったでしょうか。
僕はなろうという小説投稿サイトが好きですので、このエッセイが、ここで活動される方のお役に立てれば幸いです。
今回のエッセイを作成するにあたって協力して下さったのは、
詩田門 文/すぎモン様
作者マイページ https://mypage.syosetu.com/1622086/
なろうファンDB管理人様
なろうファンDB https://db.narou.fun/
のお二方です。
本当にありがとうございました。
個人的な意見です!