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ゲーム世界は予想以上に過酷  作者: Zero
第壱章  初期開発
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第4話【時の流れ】

第壱章 第4話【時の流れ】



「司令、諜報班から報告が上がりました」


あれから一カ月ほどたった。宇宙の規模感が現実となると何をやるにしても非常に時間がかかっているように感じてしまうが寿命という概念が100年どころではないのであまり気にしなくてもいいのだろう。


一カ月の間は上がってくる報告や開拓の進捗などを聞いて細かい指示を出していた。そして、ついに待っていた近隣星系の情報が上がってきたようだ。


「聞こう」


「まず、隣接星系は5つです。それぞれ開発惑星ばかりで居住可能惑星はないそうなので前哨地を覆いたそうです。そして、一番近い居住可能惑星は北東に位置する隣接星系の先の星系、仮称リグド星系に居住可能惑星を発見したようです。惑星規模はオロンバスと同程度でここを開発するべきという声が上がっています。また、南の隣接星系の2つ先、仮称タンブラー星系にも居住可能惑星を発見したようです。惑星規模はそれほど大きくないようです」


「開拓班をリグド星系に送れ、星系名は仮称を正式採用していい。ハイパーレーンの監視を密にして敵対生命体や他国を探るように」


星系間の移動はハイパーレーンと言う超光速で移動する道を使って移動する。ハイパーレーンは使えば10時間で行ける距離が使わなければ数十年という月日を費やすことになる。そんな時間を単手記できる道に割り込んだり途中で降りるということはできずしようものならバラバラになりデブリと化す。そのため、ハイパーレーンの出入り口を警戒しておけば接触が容易になる。


また、ハイパーレーンの出入り口が無い場所の方角には星系が無いため、国境封鎖もやりやすい。そして、前哨地はこの国境封鎖をやるために非常に重要になってくる。初期段階でどれほどハイパーレーンを抑えられるかが大事なのだ。


「失礼します! 調査班ケティ報告に参りました」


「どうぞ」


そういって扉から調査班のニーアの下に着くケティがやってきた。ケティはニーアとは違いしっかりとした研究者というイメージで出来る美人をイメージしている。金髪の長い髪はしっかりと整えられており眼鏡をびしっと決めている。


「ロボティクス研究が完了しロボット労働者の生産が可能になりました」


「わかった。開発班に生産工場の製作を指示しておこう」


ロボット労働者で大幅な人員の削減ができれば動員できる労働数が増える。それでなくても初期は労働力が非常に大事になってくる。余裕はないのだ。


「また、コルベット艦の設計標準化したことでコストを10%下げ生産性を向上させることができました。また、駆逐艦の設計も可能にはなりましたので、ニーアが早速駆逐艦を設計中です」


「おぉ! 駆逐艦ができれば戦闘班の主力をそれに置き換えてコルベットを下に付けるか」


いつどのような敵が出てくるかわからない現状では戦力が増えるに越したことはない。あれからコルベットも10隻造船したが船員の訓練もギリギリだ。


「今後は管理AIの研究とゲノムマッピングをしたいと思います。そうすれば人口の増加量も今より増えると思います」


「なら、戦闘アルゴリズムの標準化も頼む」


戦闘員の増員は急務だ。生産力でいくら多くの艦艇を作っても船員が足りなければただの箱だ。


「かしこまりました」


そういってケティは研究所に戻る。


「今後は官僚機構の整備も必要になってきそうですね」


「現状はサラの能力で何とかなっているからな」


アンドロイドの高い能力を利用して何とかなっているが居住惑星がもう一つ増えるならそこの管理を任せる人物が必要になってくる。NPC。まぁ、この世界では人類に頼むことになるだろう。帝国と言うくらいなので貴族位を与えて領土と言う形で管理させる。さすがに、最初から管理能力はないから口出しはするが官僚の数も増やさねばならないだろう。

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