表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Kill invisible sins  作者: ゆりとp
真実との対面
1/2

プロローグ

頑張るから見てね♡

執筆早く出来るように頑張る♥

あの日、私のもとにこんな通知が舞い込んできた。

執務官(しつむかん)”として、Utopia(ユートピア)に来て欲しいと。

Utopiaは、私の住む街から少し遠い位置にある。数百年前、何らかの事件でそのUtopiaという街だけが数ある地のなかで唯一残存し、この街を中心に幾つもの町や村が生まれ、Utopiaは中央部として発展し、大都市となった_。という歴史のある、皆が憧れる場所だ。

しかし、私はそんな場所に一切憧れる事もなく、むしろ厭悪している。

私にとって、高いビル群に無駄と思える程密集した人々、(すべ)てが好きではない。

其れでも、行かなければいけない。

涼宮小柚(すずみやこゆず)二十五歳D県G市F区若葉町役場員職歴約五年の私には、政府に逆らうという選択肢など無いに等しい。それ程に私の地位は(もろ)く、移ろいやすいのだ。

さて、そろそろ飛行機が来る。

不安も不信感も元々だ。慣れてしまえばどうという事もない。唯、生憎ノープランは好きではないのだ。

少し心の整理が必要か。人生初の飛行機、しかもファーストクラス。考え事にはうってつけの場だ。


さらば、故郷。暫しの別れだ。どうか、私の事を忘れないで欲しい。



靉靆(あいたい)たるその部屋は、その手広さ故に不気味さが際立っている。その部屋から、やけにはっきりとした声が次々と聞こえてくる。


『明日から来るよ。』

『何が来るんだよお~!』

『何がって執務官でしょ…。執務官無しで依頼受注はさせてもらえないのっ!』

『え?執務官だって?次の執務官は何時までもつのかねえ?』

『さあ。来て直ぐに帰りますじゃないなら暫くはもつと思うけどね。』


声の主らは闇に紛れ、その姿は視認できない。

執務官。この単語が指す者が現れた時、彼等は姿を現すのだろうか。

しかし、今の私には語り部は務まりそうにない。

彼等の事を語るのはもう少し先になりそうだ。

頑張った♡

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
良ければ下のリンクを押して投票お願い致します…。
投票する
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ