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義父母と鬼嫁のドリフな毎日~やっぱり編~

作者: まおちゃり

 わが家はクイズ番組が大好き。面白くてためになるから一石二鳥だ。義父母も付き合わされて仕方なく?観るのだが、だんだん義母の奇行が目立つようになってきた。

 私たちは問題を聞くなり、「ん~、答えは3番かなぁ?」とか「これはBでしょ!!」とかわいわい言い合うのだが、耳の遠い義母はおそらく字幕を頼りに問題文を理解し、せいぜい「え~、何かねぇ。」とつぶやくぐらい。

 なのに答えが発表されるやいなや、「やっぱりね。」とか「やっぱりか~。」とか言うのだ。明らかな知ったかぶり、後出しジャンケンだ――「だめだこりゃ。」

 同居当初は「ばぁちゃんすごいね!!」と感心していた子どもたちも、どうやらからくりを見破ったらしく、最近は笑いをかみ殺しながらごはんを食べている。

 犯人逮捕のニュースにも「やっぱりね。」名探偵か!!

 何からのやっぱりなのかさっぱり分からない鬼嫁であった。

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