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夏バイトに行て機械娘にされてしまった  作者: ジャン・幸田
第一章:適正とは一体なんのことなのよ!
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01-01 適正試験会場

 美由紀たちバイト希望者がたどり着いたのは、バス停から程近い丘の上にある研究所だった。かつて高校だったという建物は外観が昔の校舎のままであり、本当に最先端の研究を行っているように見えなかった。


 しかし周囲のフェンスが4メートル近い高さだったり、かつての校門が二重にゲートが設置されているなど厳重な管理体制であったことが、物々しさを感じるものであった。また校庭に大型の二足歩行機械が何体も見えるなど、ここは普通ではない雰囲気であった。


 アルバイト希望者十数人は一階にある以前教室だったような部屋に通された。そこで痩せた棒のような男が入ってきた。


「 本日は弊社サイバーテックロイド西第三研究所に来て頂きましてありがとうございます。私は当研究所副所長の横山朋和といいます。本日は所長の前田と研究主任の江藤が所要で不在でして、代わりに説明させていただきます。今回は弊社が開発中のガイノイドの研究補助のアルバイト募集ですが、これから二日間にわたりまして様々な適正試験を行います。現在研究中のガイノイドですが高度の企業機密でありまして、アルバイトの詳細については採用された方にだけ説明させていただきます。また今回採用された方は当研究所の江藤のもとで活動していただきます。なお江藤は女性で皆さんと年齢が近いですので、仲良く働いていけるとおもいますし、また最先端のロボット工学の技術を一部学べるといえますので、みなさんの学業の糧になるはずですので、がんばってください。また適正試験の間に職場説明会を随時開く予定ですのでそのつもりです。また試験科目によっては弊社指定の衣装などに着替えをお願いいたしますが、食事などはすべて弊社でご用意させていただきます。なお勝手ながら通信機器などは明日までお預かりいたしますので、提出をお願いします。もし此処までの説明で納得のいかない点がありましたら、この場で帰られても結構です」


 このように話した時点で、スマホを預けろといわれた事に納得がいかなかったのか、一人立ち上がって帰っていった。「多くの方に残っていただきありがとうございます。本日はこれから筆記試験を行います。明日は実技試験などをおこないます。なお採用数ですがこの中では該当者なしという場合もありますし3人から5人採用という場合もありますのでご了承ください。なお、これからの試験の進行ですが知能テストと心理テストを行いまして、その後は個別で受けていただきますが、弊社の女性研究員もしくは弊社のガイノイドが行いますのでよろしくおねがいします。


 美由紀たち希望者は筆記試験を受けたが知能テストはごく普通であったが、心理試験の設問の中にはおかしなものがあり「変身願望があるか?」や「狭い中に閉じこまれても平気?」「快感があるなら圧迫されても平気?」といったものがあった。閉所恐怖症ではないかを尋ねるものではないかと思ったが、「快感」という点が引っかかった。

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