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夢のソウゾウ  作者:


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私の家

 私には家がある。1LDKの家。白いフローリングに白い壁。ナチュラルな木目調の家具、ホワイトとグレーで統一した家具で作り上げた内装。

 朝はふっかふかのベッドで目覚める。「おはよう。」必ず起きれるから目覚ましはいらない。起きるとすぐに歯を磨き顔を洗う。自慢の独立洗面台。ライトの当たり具合も収納も全部自分で決めたお気に入り。スキンケアまで終わったら、ほかほかの白湯かコーヒーを飲む。日焼け止めをぬりシャキッとウォーキングに行く。いつもすれ違う面々とたわいもない話をする。さらさら髪をなびかせて、スタスタ歩く。それが終わると家に戻り、朝食の時間。サクサクのクロワッサンととろとろの目玉焼き。そこに具だくさんのスープをあわせれば完璧な朝ご飯の完成。優雅な朝。

「今日は仕事帰りにどこに行こうか。ランチは何にしようか。その前に今日は何を着ていこう」

うだうだ考え事をしながら、朝食を済ませ着替えて軽くお化粧をする。リップとチークさえ塗れば私はかわいい。かかとのコツコツ鳴る靴を履き、誰もいない家に向かって「行ってきます。」

「ただいま。」誰もいないから返事はない。当たり前だ。返事があったら怖い。仕事から帰ったらお風呂に入る。私の入浴剤コレクションはすごい。いっぱいある。今日はシュワシュワとキラキラにする。半身浴をしてお風呂を上がる。もちろん身体も頭も洗った。ぴかぴかだ。夕飯は玄米を炊いた。お魚をじゅわっとジューシーに焼いて新鮮なシャキシャキサラダとほっこりお味噌汁を用意する。完璧な優雅な夜だ。布団の中で本を読みまぶたが重くなったら寝よう。「おやすみ。」

 これは全部夢の中の想像こんな日常はしあわせなのか。満たされるのか。私はまだ知らない。

私の好きなアーティストはあんなに有名なのにまだ孤独で貪欲で満たされていない。私はいつか満たされる時は来るのだろうか。とりあえず今日を生きよう。私らしくおはよう。

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