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第3話 冒険者ギルド

ガラガラガラガラガラ…

ハクジさんの御する馬車が大きな門を通り街の中に進んで行く

(しかし随分と…警備の甘い街じゃないか…?素性も確認されずに出入りが自由とは…)

そんなことを考えているとダッシュが俺に話しかけてくる

「ところで嬢ちゃん、あんたはこの後どうするんだ?そんだけ腕が立つってことはやっぱり冒険者ギルドに登録すんのか?」

「冒険者ギルド…?」

「あぁ、まぁそれもわかんねぇよな、冒険者ギルドってのはまぁ、俺たち冒険者に仕事を紹介したり、俺たちが狩ってきた魔物の買い取りをやってる施設のことだ」

「もうすぐハクジさんとトウジさんの店につくしな…俺らも依頼の報告をしなきゃならねぇし、そん時に一緒に行くか?」

「え?いいんですか?わざわざありがとうございます」

「いいってことよ、嬢ちゃんには命の恩があるしな!」

そうやってダッシュは豪快に笑う

ダッシュの発言にはほかのメンバーも同意しているようだ


そうして店までの護衛依頼を完了したダッシュたちのパーティと一緒に冒険者ギルドへと歩みを進める

「ここが冒険者ギルドだ、まぁチャチャっと登録済ませて打ち上げと行こうぜ、嬢ちゃんも当然参加するよな?」

「はい、よろしくお願いしますね」

そうダッシュに微笑みながら返すと…ダッシュは少し赤面している…

あ…フィーナさんに杖で小突かれてる…

木製のドアを開き中に入ると、そこは…カウンターがある受付で職員と話しているパーティ、テーブル席に座り飲み食いしながら談笑しているパーティと大勢の人がおり、とても賑わっていた

俺たちがギルドの中へ歩みを進めると…話しかけてくる一つの人影があった

「これはこれは…レッドファングの皆様じゃないですか、依頼帰りですか?」

「おお、誰かと思いきやギルマスか、そうだぜ、護衛依頼を終えて報告に来たところだ」

「それはそれは…おや?そちらのお嬢さんは…?」

「あぁ、この嬢ちゃんは静寂の森でグレートウルフに襲われたときに俺たちを助けてくれてな…なんでもあの森に住んでたらしくてよ、右も左もわかんないときたもんだから色々案内してあげてるのさ」

「ほう!グレートウルフを!いやはや、それはそれは…」

「ほら、これが討伐したグレートウルフだ」

そういってダッシュはここまで抱えていた布の塊をほどく

「いいですね…あなた方はやはり解体の手際がいい…おや?量がかなり多いうえ頭も3つもありますが?」

「あぁ、3体倒したからな」

「ほう!3体も!あなた方と共に3体も倒すとは…相当の実力者なんでしょうねぇ…」

「いや、俺たちはなんもしてねぇよ…この嬢ちゃんが一人で3体倒したんだ」

「!!!ほう、それはそれは…」

彼は少し値踏みするような目でこちらを見た後すぐに元に戻り口を開く

「いや、しかしお嬢さんの話をしていたのに名乗りもせずに勝手に話を進めてしまって申し訳ございません、ワタクシ、このオールトの冒険者ギルドでギルドマスターを務めさせていただいているアルフと申します、よろしくお願いしますよ」

「私はルリ、右も左もわからない身ですので、何かあればよろしくお願いしますね」

そうやって挨拶を交わした俺たちは依頼の報告、ギルドへの登録に向けて足を進める…


「はい、最後にこの石板に触れていただいてあなた様の情報をカードに出力いたしましたら登録は完了となります」

ギルドの受付の人にそういわれて石板に手をかざす俺

… … …

「はい、出力が完了しましたこれがあなたのギルドカードです、再発行には1シルバー必要になりますのでくれぐれもなくさないように気を付けてくださいね」

そう言われて手渡されたカードに目を落とす


名前:ルリ

ランク:F

種族:人間


名前とランクと種族が書かれているだけのシンプルなカードだ

(種族:人間…?俺の種族は魔女じゃなかったか…?)

多少の疑問はありつつもまぁ人間として受け入れられるなら大した問題ではないと一旦思考を切り替える


その後…無事グレートウルフの買取りも済み、俺に200ゴールドの入った麻袋が手渡された

グレートウルフの買取り金を独り占めする気は無かったのだが、レッドファングの面々は何もしてないのに受け取れないと頑なに意志を曲げようとしなかったので仕方ない

「でも、200ゴールドってどのくらいの価値があるんですか?」

「…そうか…金の価値もわかんねぇか…全く…世間知らずにも程があるぜ…」

「ハハハ…すみません…」

「いや、別に仕方ない事だ、気にすんな」

「でだ、金の価値なんだが…まぁ1ゴールドが100シルバー、1シルバーが100ブロンズと言ったとこだな」

「大体安いパン一つ1ブロンズくらいだって覚えとけば良いぜ」

「…なるほど…!ってことは200ゴールドって相当な大金じゃないですか!?」

「まぁグレートウルフなんて大物3体だからな、そのくらいにはなるさ」

とんでもない大金を持っているという自覚に麻袋を持っている手が少し震える

「おいおい…間違えてもおとすんじゃねーぞ?………まぁ大丈夫か…よし!そんじゃあ打ち上げとしますか!」

そうして諸々の手続きを終えた俺達は冒険者ギルドでそのまま打ち上げを始めるのであった…

処女作です!まだまだ未熟な身ですので暖かい目でご覧ください!


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