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君色レイニードロップ  作者: ひな月雨音


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92/113

♯90 Heavy Rain 35

 4人は手をこまねいていた。



コウさんが確かに存在することはわかりました。あとは……」



 今更ながら、この状況を後悔しているよもぎ──



『実体を連れてくることは出来ないの?』


「実体ごと移動出来るのは、ターミナルの守護者であるよもぎさんだけよ」



 並行世界の茉莉まつり達も、いい案がないものかと頭を悩ませている。



(……茉莉まつり? 聞こうと思ってたんだけどさ)



 2人の茉莉まつりに注目されたコウは……。



(あのさ……何で2人は、俺に触れたり話せたり出来るんだ?)


『なんでって……』


「そういえば……なんでかしら?」



(この謎が解ければ、世界は救われるんじゃないか?)

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