表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君色レイニードロップ  作者: ひな月雨音


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/113

#26 Bitter Rain 3

 前も後ろも、上も下も無い時間のどこかで──



「俺……いつの間にか寝たのか? 明日にでも万理まり姉に、詫び入れておくか」



 万理華まりかとの電話の途中で起きた再現現象フラッシュバックだったが、それも突如として終わり、今は闇の中に浮いているような感覚を得ていた。



コウ?』


「……ん? 誰だ? 誰かいるのか?」


『忘れてしまったの? ……私の声』



 目を開いているのかも分からないくらい深い闇の中、その声はコウに語りかける。



『見せてあげる。私の……再現現象フラッシュバックを……』


「これは夢じゃないのか? 再現現象フラッシュバックはまだ……続いている?」


『ふふっ、コウはこれを見たあと、何を思うのかしら……』



 直後、グニャリと歪む空間が、一点に向かい収縮し始めた──


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ