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『精霊召いの喚剣士』  作者: 実山 悠
第1章『喚剣士 《ハーフナー》』
4/16

第4話『学院から始まる寮生活』

※第一部分の内容を

少々変更させて頂きました。ぜひご確認ください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どーも!

次話更新です!

このあとに、第一回設定画を投稿するかもですので

お楽しみに!


「さぁ、話はこの辺にしておこうか。君も突然の話で疲れたろう?」

学院長の優しさが染みる。

「そうそう、君にはここで寮生活をしてもらう。外よりも、この学院内の方が安全だしね。

君の男子寮はこの場所を出て、右の街路樹にそって進めば見えてくるはずだ。

部屋の番号は0-9-1-1だ。間違えるなよ?」

男子寮での生活。あ、この学院男子いたんだ。

「それと、今日の授業は・・・うむ。いいだろう。君は明日から正式に編入としようか。

まだ今日は長いが寮に戻りゆっくり休むといい。必要な物は揃っているぞ、心配するな。」


学院長の言う通り、寮に行ってみるか。

ーーあ、そう言えば、ここに来た時、全く人がいないな。と思っていたけど

授業を受けていたからか。納得納得。


・・・待て。と言う事は・・・・・・


「おっと、言い忘れる所だった、シェリア君。君は今何故ここにいる?」

「何故って、この編入生を連れて来たから・・・」

「だよな? そう。君は凛人君をここへ案内してくれた。会長はその時迷子になっていたらしいがな。」

セシルは恥ずかしそうにモジモジしながらうつむく。

「今、何の時間だか分かるかな?」

シェリアの顔色がみるみる変わってゆく。

これは凄い。初めて見る顔色だ。

「えぇっとぉ・・・じゅ、授業の・・・時間?」

「はははっ! 分かってるじゃないか!


あ、セシル。今日の勤めご苦労だったな。教室へ戻って良いぞ。


ーーさて、楽しいお話を始めようか。シェリア君」



この学院へ来て早々、学院長がキレる様子を見てしまった事に

後悔するのであった。

「セシルぅぅぅぅぅぅ! 凛人ぉぉぉぉぉぉぉ! ねぇってばぁぁぁ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

凛人は、学院長に言われた通り

右に曲がり、街路樹にそって進んでいた。

「部屋の番号はー、たしかーえっとー。

0-9-1-1であってたよね!どんな部屋だろうな・・・」

新しい自分の部屋に期待を寄せ、軽快な足取りで寮に向かう。

「ここ、だよな?」

そこには、見たことの無いような建物が立ち並んでいた。

まるでどこか別の国のような・・・そんな風景だ。

たぶんここは、学生様の・・・そう、買い物などが出来る施設などだろう。

0-9-1-1の番号の前まで着いた。


「0-9-1-1っと・・・ここか!」


ここから、僕の新しい部屋での生活が始まるんだ。


ガチャッ。

「おおおおお!凄く綺麗だ!」

様々な彩色や装飾。全ての物がオーダーメイド品みたいに整っている。

まずは横になりたい。そう思った。

人間と言う生き物は、重力に逆らえないのだよ。


「ここかなー? っほぅ♪ フカフカのベッドだ!」

凛人はすぐさま横になる。ここで、ふと思った。

(さっきから部屋の中を回って見ているが、なんか可愛い小物ばっかおいてあんなー)


こんな事も考えたが、ゆっくりと眠気がおそってきた。



そして深い眠りに着いた・・・



『ーーおにぃーーけてーーたーーけーーー・・・』

『ッ! 実冬!? どこだ! 実冬! みふ・・・』


『ーーおにぃ・・・わ・・・たし・・・』



ーーーーーーッ。


目を覚ました時には日が暮れかけていた。

僕はかなり眠っていたのか。



ーーーまた、この夢か。

この夢だけは絶対に見たくないんだけどな。


・・・実冬。待ってろよ。僕が必ず・・・


ガチャッ。


寝室の外から、扉を開ける音がした。

誰だろう、お客様にしては心当たりがない。


「はーい。どちらさまですk・・・」

ガサッと荷物の落ちる音。それは凛人ではなく、目の前の見覚えのある

少女によるものだった。


「な、なな、な、な、なんで、君、がここにいる、

こここ、ここにいるのよぉぉぉぉ!?」

切実な叫びが響く。

「え、えぇ!? なんでって、ここ僕の部屋じゃ・・・」

「この馬鹿ぁ! ここは女子寮! 君の寮は向かいの寮!」


そう、凛人気付いていなかった。

向かいにもう一つ寮が存在することを。


「君・・・ま、さか・・・ベットとかに入ってないでしょうね・・・?」

「・・・・・・・・・ぐっすり眠れました」


『ばぁぁぁかぁぁぁ///!!!』

僕はまた、焔の斬撃に切り飛ばされた。






誤字、脱字等ございましたらご指摘宜しくお願い致します!


次回もお楽しみに!

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