表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/44

出発!

あけましておめでとうございます。


フォル編長くなったし、もういい加減やめようか!?

無理矢理終わらせたから、少し変になったけど許して!

その日の夕方ッ!



「・・・もう行くんだな? 準備はいいのか?」


「うん。バッチリだよ!」


「薬もたくさん作ったし、とりあえず何があっても大丈夫だと思うお!」


「よしっ、もう俺たちは何も言わねぇ! だが、絶対生きて戻って来いよ!」



宿の前で、おじさんが心配そうに笑いながら送り出してくれた。

朝の話の後、私は一度図書館まで戻って本を変えて、ニーソクは自分の家へ戻って新しく薬を作ってきた。




私が今回持ってきたのはいつものルルブと『Cumulonimbusキュムロニンバス』の魔道書。

Cumulonimbusは、どうも雷撃魔法を集めたものらしい。攻撃力が高いから扱いには注意しないと。

・・・ちなみに、ミッドガルドに戻ってみると屍人グールたちが街を掃除していて、それがなんだかシュールだなぁなんて思った。


ニーソクは昨日手に入れた大金を使い、街で材料を大量に買い入れて、家で大量の薬を製作したんだって。やっぱり、ニーソクってすごい才能持ってるんだよなぁ。ちなみに『エリクサーの失敗作』も持ってきたらしい。・・・まぁ、攻撃としては・・・使え、る・・・いや使えないか?

まぁいいか! 私たちが飲まなきゃいいだけの話だ!



「さて、行くぞニーソク! 決戦だ!」


「おぅっ! 俺達の恨み、全部ぶつけてやるお!」



そう意気込んで、私たちは貴族街に向かって歩き始めた。

待ってろシュピーゲル一家! すぐにぶっ飛ばしてやるからな!


・・・その後ろ、おじさんが何かを決意したような顔をしていたのには、私たちが気づくはずがなかったのだった・・・。









☆ おまけ

人物について。・・・あれ、前にもやったっけ?

武器は基本装備です。場合によっては変わります。

服についてはイメージってことで・・・分かりづら過ぎるけど、作者のセンスがないから仕方ない。



フォルセティ

賢者 Lv70

武器:クトゥルフ神話TRPGルールブック

   Cumulonimbus

装備:旅人の服

   布の指ぬきグローブ

   厚手の布ブーツ

図書館の魔法使いと呼ばれていた引きこもり。シュピーゲルたち討伐に張り切る主人公。

魔法の特性で、毎回パラメータ変動が激しいけど、だいたい魔力値がおかしいことになる。



ニーソク

薬師 Lv30

武器:薬ビン

   小型ナイフ

装備:白衣

   布の服

   普通の靴

前までシュピーゲルの薬の効果で『やる夫』の姿になって街を騒がせていた。

両親の影響で薬師としての才能は素晴しいものだが、本人のやる気がない為なかなか生かされない。



バルフ

魔王 Lv85

武器:特になし

装備:傭兵の服

   厚手のグローブ

   革のブーツ

アースガルドの魔王。アルと戦いがためにお姫様を攫った。主人公の一人で、恐らく一番の戦闘好き。

魔族たちは基本的に放っている。自由が好きな魔族はこういう王様が大好きで、支持率がすごく高い。

筋肉質キミみたいな人のことをゴリラって言うんだろ?』ってフォルが言ったけど、ボディビルダーみたいにムッキムキというわけではない。普通の人より筋肉がついている程度。



アル

勇者 Lv 8

武器:鋼の剣

   勇者の剣

装備:テュールの腕輪

   布のグローブ

   革の靴

アースガルドの勇者で今作の主人公の一人。だけど早く呼び出されたために力が無い。

前回の戦いでレベルが3だけ上がった。なんでか、いつも気づいたら蚊帳の外になっている・・・。



テュール

勇者 Lv45

武器:銀の剣

   レイピア

装備:アルの腕輪

   革のグローブ

   革のブーツ

亡国の王子で将軍。実はアルの代わりの新勇者でもある。

元々アースガルドに王子キャラなんていなかったが、世界が望んで生み出した。

軍を率いて魔王軍に立ち向かっているが、噂では最近とても順調に進んできているらしい・・・。

Cumulonimbus(キュムロニンバス)

ラテン語で積乱雲や雷雲のこと。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ