ポーカーゲーム
今回どうでもいいです。
書いたはいいけどいらなかったね、コレ・・・。
文も結構適当なので、次回まで適当に流してください。
次は殿堂入りしたら書いていきます。今回、本当にいいリメイクだよなぁ・・・。
私が席に座ると向かいの席にいる男が話し始めた。
ちなみにニーソクは私の後ろで立っているよ。すっごい不安そうな顔してるけど・・・今はかえって良いかもしれないな。
「よぉ譲ちゃん、よく来たな。
さっそくだがこの『優しい』俺様がポーカーを教えてやろう。」
目の前の男はニヤニヤと私にいやらしい目を向けてくる。
私はそれに気づかないフリをしながら笑顔を貼り付けて言った。
『はいっ、お願いします!』
「まずポーカーの基本的なルールは知ってるか?」
『はい・・・す、少しだけですが。』
「まぁそれでいい。じゃあ、役は知ってるか?」
『うーん、ちょっとは知っていますが・・・。』
「じゃあ教えてやろう。いいか? まずはーーー」
男はずーっとニヤニヤしながら説明をしていく。
本当は全部知ってるから無視しよう。それより周りを確認しておかないと。
男の後ろには、これまた悪そうな男が4人いる。
目の前の男も含めて全員体格がいいから、殴り合いは避けたいかな。
そして彼らは全員私を舐めるように、品定めするように眺めている。だけど、どうやらニーソクには興味もないようだ。
うー、正直ちょっと気持ち悪い。でも全員私のことを世間知らずの馬鹿娘だと思っているみたいだね。
ここまでは順調だけど・・・こいつらが悪いヤツらと組んでないとは言い切れないんだよなぁ。とにかく今は警戒しておくしかないか?
「ーーーなんだ。分かったか?」
そんなことを考えていたら、いつの間にか説明が終わってたらしい。
一瞬慌てたけど、貼り付けた笑顔を忘れないように話す。
『・・・はいっ! バッチリです!』
「そうか! じゃあさっそく始めるぞ?
おい、お前らも後ろで突っ立ってないで席につけ。いいか、始めるぞーーーー」
そして、ついにゲームが始まった!
ディーラーは私に説明をしていた男。
プレイヤーは後ろにいた男4人と私。
ニーソクは私の後ろで相変わらず不安そうにゲームを見守っている。
・・・・・さぁ、始めましょうか!
「ストレート。」
『ふっ、フラッシュ? です!』
「スリカードだ、どうだ?」
『ふふっ、私はフォーカードですよ! どやぁ!』
「こ、今度は俺がフォーカードだぞ? しかもハートだ!」
『私もまたスペードのフォーカードです! いぇーい、コレ私の方が強いんですよね!?』
私たちは何度も何度も繰り返す。
だけど隣にいる男が勝つことは一度も無く、次第に彼らは全員焦り始めてきた。
そして、ついに終わりが来る。
男組みの・・・最後までチップが残っていた一人が、持ってる全部のチップを賭けたんだ。
「スペードのストレ-トフラッシュ! どうだ!?」
『あぁ残念・・・もうおしまいですね。
私はスペードのロイヤルストレートフラッシュです。ご馳走様でした!』
最強の手札を卓に叩きつけて、私は席を立つ。瞬間、彼らの顔が絶望一色に染め上がった。
卓上にあるチップの山を、全て袋に詰め込み去っていく。
そんな私たちを見て、彼らはただ愕然と口を開けて突っ立っていたのだった。




