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ここまでのあらすじ1

前回までのあらすじ付きです。

飛ばし飛ばしご覧ください。

ミッドガルドは川に囲まれた街で、街から出るには城門を開けるのでなく桟橋を下ろす必要があった。


だけどフォルは桟橋の下ろし方を知らなくて・・・と言っても、僕とバルも知らないんだけど・・・どうしたもんかと悩んでいたら、元々桟橋を下ろす係だった男性が下ろし方を教えてくれた。




なんで教えるだけでやってくれないのか、って思ったかな?

でもそれは仕方ないことだったんだ。


・・・だって彼は幽霊だから、やりたくても出来ないんだ。

というか彼だけでなくこの街の住人は全員幽霊だったりする。




原因はかつてこの街にいた女性、シュピーゲル。魔法使いだった。

彼女は魔法の薬を作っていたら、ある日実験が失敗。

街が瘴気に包まれ、それに包まれた街の住人は全員死亡・・・そして彼らは気がついたら幽霊になっていたそうだ。


どういうことなの・・・と言われても、彼らすらよく分かっていないのだから詳しく説明できるはずがない。諦めて欲しい。





そんな中、唯一生き残ったのが図書館の魔法使いフォルセティ。

生き残った彼女は街の住人を助けようとしたらしいけど・・・遅すぎた。

彼女が気づいたときにはもう、街の人は全員死んでしまっていたんだ。


でも、それで街の住人たちはみんな彼女のことが好きになったんだって。

『シュピーゲルは怖いけど、フォルは優しいから好き』らしい。



ちなみに街に出来た大量の死体は、彼女が呼び出した大勢の屍人グールさんがおいしくいただきました。や、優しい・・・?




さて、街が悲劇に襲われたそのとき、元凶のシュピーゲルが何をしたかというと。

彼女は自分自身にのみ解毒剤のようなものを打って、とっとと街から逃げていったそうだ。




でも問題はその後。その逃げていった王族及びシュピーゲルたちの部下に当たる騎士達が、なぜかこの街に攻め込んでくるようになった。


彼らは生き残りを探すわけでもなく、誰も居なくなった街を山賊のように襲いに来る。

原因はこの街に隠された魔法兵器で、彼らはどうもこれを探しにきていたようだ。


まぁ当然そんなことをフォルたちは許すはずもなく、街のみんなで何度も騎士達を返り討ちにしていたんだって。



こっからはちょっと長くなるから省略させてもらうとして、いろいろあって今ではその兵器の一種である『禁忌の魔道書』を全巻僕らが持っている。

そして王様達の対応・・・というか行動にいい加減怒ったフォルが王様達を殴りに行くことに決め、それに僕らも付いて行くことにした。


ここまでが大まかな前回のあらすじ。





さて、少し長くなったけど・・・。

僕ら三人は幽霊の住人や屍人グールのみんなに見送られつつもミッドガルドを発ち、そのまましばらく歩いて草原の入り口にまで着いたのだった。

次もあらすじ付くと思われます。

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