表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/44

新しい始まり

というわけで続編です。

すっごく長くなると思いますが、よろしければお付き合いください。


相変わらずクソみたいな文章力です。でもきっと書いてるうちにレベルあがるから! 

そう、きっと。多分・・・そのうち、ね?

頭上に広がる透き通った青い空。

地面にはまだ若い緑の草原、そこに心地のいい風が吹いていく。


少し先に見えるのは大きな街を囲むレンガの城壁。

フォルの話だとあの中の街が新王都、スヴァルトアルファヘイムらしい。



なんとなく、そうなんとなく僕は柄にも無く目を閉じてしばらく風を感じてみる。

・・・うん、本当にすっごくいい風だなぁ。なんだか今日はいいことが起こりそうだ。


まだ体に風を感じ続けながらゆっくりと目を開き、くるっと回って後ろを振り返る。

あぁ、本当に・・・・






「・・・・・どうしよ、これもう絶対死んじゃったよ・・・。」


「・・・燃やすか? いや埋めたほうがバレないか?」






・・・・・・・これで、後ろに事故現場さえなければなぁ・・・。



僕の後ろには車が一台止まっていて、その近くに白い人のような何かが倒れていた。

犯人は言うまでも無く僕らである。






出来れば全力で目を逸らしていたい。今みたいに、ずっと。



だけど、僕がそんなことをしたらこの二人は本気でこの人を燃やしてしまう。

既に虫の息だけど、まだ生きている・・・か、彼?・・・うん、彼でいいか、を燃やさせる訳にはいかないんだ・・・ッ!





仕方なく僕は二人に向き合うことにする。

気がついたら、白い人は死にそうな顔から安らかな笑顔になっていた。


・・・えっ、あれなんで・・・? まだ死んでないよ、ね?


ま、まさか二人ともこの人に何かしたの!? 

ちょっと・・・いや、かなり不安になった。

そして、すぅー、と大きく息を吸い込んでから叫ぶ。





「いや、この人まだ生きてるから! 早く回復魔法かけてあげてーッ!?」





なんか頭が痛くなってきた!


事故が起こったのは今から少し前。

僕らが化け物達の街となったミッドガルドを発ったときまで遡る。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ