表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

15

「祭りだ~!寄ってこうよ、ライ。」

リュウの家を出て3時間。さらに新しい村へ着いた。豊作祭らしく露店がいくつかある。

フルーツのジュース、サンドウィッチ、色々あって目移りする。

「また、貴女は・・・。真っ直ぐ歩けないんですから…」

溜息をつかれるのは慣れている。構わず突き進む。

「大変だ!」

「なんだい、お前さん。祭りだってのに怖い顔してさ。」

商店に中年の男が息を切らしながら入ってきた。

「国王崩御だってさ!」

ーなに?

「何言ってんだい!国王さまはまだお若いだろう⁈」

「確かだ!帝都じゃもう大騒ぎだよ!」

「…うそ。」

「サラさま。出ましょう。」

耳元でライが囁いて腕をひかれた。そのまま町外れの木の下まで連れていかれる。

「サラさま、よく聞いて下さい。貴女は国王の妹君。それをこれから絶対知られてはいけません。お命に関わります。」

両肩を支えられる。

「帰らなきゃー。」

「なりません。」

走りだそうとするのを腕を掴まれて阻止される。

「ライ!離して!」

「駄目だ!」

ライがこんな大声を出すなんて。

アル兄様ー。

どうして。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ