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AIに文章を書かせるのはダメ。でもネタ出しならOK (。´・ω・)?

掲載日:2026/08/29

 最近、小説投稿サイトなどでAI作品についての議論を見ていると、少し不思議に思うことがあります。

 多くの場合、問題視されるのは「AIに文章を書かせたかどうか」です。


 本文を生成AIに書かせた作品には「AI利用」と表示するべきだ。

 コンテストではAI生成作品を分けるべきだ。


 こうした意見はよく目にしますし、サイト側も本文生成については規約を設けたり、AI利用作品にタグを付けたりしています。


 そこまでは理解できます。

 ところが、AIに「何を書くか」を相談することについては、驚くほど緩い気がするのです。 


 内容について何十時間とAIに相談しても、本文さえ自分で書けば「人間が書いた小説」として扱われる場合が多いように見えます。


 でも、それは少し変ではないでしょうか。

 小説は文章だけでできているわけではありません。

 設定があり、人物がいて、物語の展開があり、伏線があり、結末があります。


 むしろ作品によっては、「どういう文章を書くか」よりも「何を書くか」のほうが重要でしょう。

 それなのに、主として文章を生成したかどうかだけで線を引くのは、かなり奇妙です。


 もちろん、小説サイト側にも事情はあるでしょう。


 本文がAI生成かどうかは、まだ規約として定義しやすい。

 一方で、作者が自宅でAIと何時間壁打ちしたかなど、外から確認する方法はありません。


「そのアイデア、本当に自分で考えましたか?」


 などと調査することも現実的ではありません。

 だから結局、管理しやすい「文章生成」だけが目立って規制されているのでしょう。


 しかし、それは「文章生成だけが創作におけるAI利用である」という意味ではありません。


 むしろ今後は、


「本文生成にAI使用」

「文章校正にAI使用」

「プロット作成にAI使用」

「設定・原案にAI関与」


 くらいに分けて考えたほうが実態に近いのではないでしょうか。

 そもそも「AIを使った」「AIを使っていない」という二択自体が、すでに現実に合わなくなりつつあります。


 誤字脱字を直してもらっただけの人。

 文章表現を整えてもらった人。

 設定について壁打ちした人。

 プロットを考えてもらった人。

 本文を一部書いてもらった人。

 作品をほぼ丸ごと生成してもらった人。


 これらを全部まとめて「AI使用」と呼ぶのは、あまりにも大雑把です。

 そして逆に、「文章を自分で打ったからAI非使用」という考え方も、同じくらい大雑把でしょう。


 AI時代の創作で問うべきなのは、


「AIを使ったか?」


 だけではなく、


「作品のどの部分に、どの程度AIが関与したのか?」


 ではないでしょうか。


 文章だけを特別扱いして、ネタや設定やプロットへのAI利用を事実上ノーカウントにする。

 その線引きは、そろそろ限界に来ているような気がするのです。

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― 新着の感想 ―
確かに理屈の上ではそうなんですがネタ出しにAIを使ったか否かを見抜く方法がないので。 アイデアAI記載を強制しても正直者が損するだけで意味がないのでやれないですね。
こんにちは。 >「本文生成にAI使用」 「文章校正にAI使用」 「プロット作成にAI使用」 「設定・原案にAI関与」 AI登場したばかりのころは、ここまで利用されるとは思っていなかったですね。 最…
現実問題として、アイデアは著作権保護の対象外なので、仮にAIにアイデアを出させていたとしても、黙認されているというのもあるかもしれません。 とはいえ、AIが露骨に他人の書いたストーリーラインを丸パクリ…
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