51話 秘密部隊の連絡網
「ということで、魔法使いのランクについてわかった?」
「はい!ありがとうございます。」
「んじゃあ、話は戻って銀髪の対策な。俺一応五番隊副隊長やから、色々情報調べててんけどええ感じのもんが無いねんなぁ。」
「五番隊って情報収集も担当するんですね。」
「せやで。戦場班は戦場の情報や敵の情報を、城内班含む全隊員に伝える役割があるんや。まぁ三番隊と共同任務も多いから全部が全部出せる情報やないんやけどな。」
「テオさんは三番隊の方たちに会ったことがあるんですか?」
「俺は情報を共有してるだけやから、直接はあったことないな。」
「ヴァイオレットとかダイヤならあるかもな!で、いい感じの情報がないってことは三番隊の奴らに手伝ってもらってるのか?」
「せや。アイツらならなんかええ情報持っとるかもやからな。」
「じゃあ、とりあえず今までの情報の整理をしましょう。
銀髪は星八個以上持ってるかなり強い魔法使いで、得意魔法は力魔法を含めた超魔法と推測。ソルが受けた呪いも超魔法から変異したものかもしれないから、超魔法が得意なんじゃないかって感じだったよね。
ここからは私の考えなんだけど、その銀髪はもしかしたら星十ランクなんじゃないかなって思うの。」
「どうしてだ?」
「ソルやテオの話を聞いてる感じ銀髪の使う空間魔法はかなりレベルが高いのよ。星八の魔法使いとは思えないわ。」
「でも、星十ランクの魔法使いならみんなわかるはずやろ?それこそ俺が調べたら情報がわんさか出てくるはずやで。」
「そこが問題よね。西の国の軍服を着ていたのよね?西の国が彼の情報を隠しているとか、星十ランクの魔法使いの誰かが西の国と手を組んでいるとか。考えれば色々な説が出てくるわよ。」
「あの三人がコソコソと西の国と手を組むのは考えにくいけどな…。」
「それもそうやな。あの三人誰も西の出身やないし。」
「でも、何かメリットがあれば協力するのではないでしょうか。」
「いや、西の国と協力って、よっぽど弱み握られへん限りしやんで。」
「そう考えると、やっぱり西の国が情報を隠しているっていうのがしっくりくるよな。」
「そろそろ三番隊から連絡があってもええんやけどなぁ。」
テオがそう言うと、ヴァイオレットが数枚の紙束を持って食堂に入ってきた。




