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異常?

 魔力痛の痛みがほとんど引いたので、ダンジョンに潜る。

五階層はクリューエルチキンがお出迎えしてくれた。

 クリューエルチキンは通常の魔物と違い、殺してから食べるではなく、殺しながら食べるので、タチが悪い。

「アクア・ワールプール!」

周りに渦を作ることで近づけなくした。もし、渦に入っても高速で回っているので目が回って攻撃ができないと思う。


 中間まで来るとピアッシングカウが現れた。

こいつは一直線に突進してくるだけだから、避けるか盾でガードした後殺せばすればいいから楽。

 突進してきたので避けて、空中にいる間に魔法を唱える。「アイス・カッター!」

 血が吹き出し、首が落ちた。


 ボス部屋に入ると、ファイトフルブルがいた。

ファイトフルブルは近接戦を避ければいい。

「アイス・ウォール!」「アイス・ボム!」

「ええ〜耐えるんだ」

「アイス・カッター!」

「よし!倒した!」

転移陣に乗る。


 昼食を食べてから六階層に潜る。

 六階層はガランとしていて魔物が居なかった。

「ん〜もしかして闇に潜る系の魔物かな?」

殺気がして急いで避けるとシャドウウルフが現れた。

「あっやっぱり」

「アクア・ワールプール!」

「それから、後ろに「アクア・ウォール!」アイスだと宙に浮かないからね」


 そのままボス部屋の前まで来た。

「アイス・ウォール!」「アイス・ボム!」

「これでシャドウウルフはいなくなったかな」


 ボス部屋に入った。ボスはシャドウタイガーだった。

「アイス・ウォール!」

「アイス・ボム!」「アイス・ボム!」

「よし!倒せた!」

「それにしても、もう闇系の魔物が出始めているのかぁ。私は光属性魔法は使えないし、光属性魔法具は高いからなぁ。光属性じゃないと倒せない層まで行く前に光属性魔法が使えるメンバーがいるパーティに入っておかないとなぁ・・・」

 遅めの夕食をとって七階層に潜る。

入り口で名前の分からない前世でいうサーバルキャットみたいな魔物がいた。

一通り図鑑は読んだつもりなんだけどなぁ。勉強不足だったみたい・・・。

「うう・・・君達勉強不足じゃないって慰めてぇ。それにしてもホーンラビット達よりも短めの毛並みだね」

「お前はいつも触っ!」

「学習しないね〜」

 魔物に襲われたヘリオの後ろからユヴェーレンのみんながやってきて魔物を倒した。

「久しぶりね。ルナちゃん」

「エメラさん!久しぶり!」

「久しぶり。ルナ」

「久しぶり。ラチナ!」

「久しぶりだな。ルナ」

「久しぶり。ヘリオ」

「ところであの脳k・・・ペリドはどうしたの?」

「あいつは今筋肉痛で休んでいる」

「そうなんだ」

「ところで、一緒にダンジョン攻略しないかしら?」

「いいですよ」

「ありがとう。じゃあ行きましょう」

「はい!」

 脳筋を除いたユヴェーレンのみんなで歩く。

 七階層はサーバルキャットみたいな魔物の他に、ツインスネークがいた。

 ツインスネークは八岐大蛇の二つ分みたいな姿をしていた。


 みんなでツインスネークを倒しながら歩いているとボス部屋に着いた。

 ボスはラーヴァベアだった。

「どういうこと?・・・」

「さぁ?」

「とりあえず倒すね」

ということでこの前と同じ方法でラーヴァベアを倒した。

「これは聞いてみたほうがいいかなぁ?」

「私達も着いていくわ」


 ギルドに着いて、受付の人に聞く。

「すみません。四階層にラーヴァベアは出ますか?」

「出ませんが・・・」

「四階層に出たんです。この人達も見ました」

「そうですか。ギルド長に報告しておきますね」

「ところでパーティ名は?」

「ユヴェーレンだ」

「かしこまりました」

その後、死体を解体し、四人で分けた。


 四人と別れた後、サーバルキャットみたいな生物を調べたが、出てこなかった。

 気になって家を出てから一回も書いていない手紙にサーバルキャット?の事を書き、郵便で送った。


 疑問は一旦置いておいて次は八階層に潜る。

入り口にはコボルトが立っていた。コボルトはもふもふだから襲われない。試しに触ってみたら犬のポメラニアンみたいな感触がした。もふもふぅ。コバルトは旨みが無いからそのままスルーした。


 中間地点ではレッドキャップとコバルトが戦っていた。私が間に入ってもいいことはないならそこら辺の岩に座って傍観する。


 少しするとレッドキャップが勝った。

「アイス・ランス!」

 疲れたところを攻撃して倒し、ボス部屋に向かう。

 ボスは三つ目の巨人だった。

 三つ目の巨人は後ろにも目があるので、死角を取ることができないので、真正面から行く。

「アイス・ウォール!」からの「アイス・ブレード!」

 詠唱と共に壁が出現し、三つ目の巨人の周りを氷の刃が回り始め、首を切った。

「今度からアイス・ブレードを使おっかな」

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