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サファイア辺境伯の依頼

「皆さん!試験に受かっていました!」

「良かったね!」

「良かったじゃない!」

「良かった」

「良かったな!」

「頑張ったな」

「はい!あ、依頼報酬は支払っておきましたので・・・。受付で貰ってください・・・」

「は〜い」

「では、またどこかでお会いしましょう・・・」

「じゃあね〜」

「また会いましょう」

「じゃあな!」

「ばいばい」

「じゃあな」

「さようなら・・・!」




「依頼報酬もらっとこ」

「ええ」



 受付に行く。

「すみません。依頼完了しました」

「・・・はい。確かに。では、依頼報酬の水の中でも呼吸ができる薬五個とルピーです」

「ありがとうございます」

「それと、指名依頼です。この紙に書いておりますので。詳細は私が伝えます」

「分りました」




「ご丁寧に一個一個袋に詰められてるわね」

「リボンがそれぞれの髪の色だよ!」

「本当ね」

「無くさないようにする」

「それが良いわね」

「指名依頼の方もみようぜ」

「うん」

 え〜と、サファイア領で羊の毛刈り、魔物退治をして欲しいと。

「毛刈りなんてしたことがないわよ」

「サファイア領って何処だ?」

「ここから三日くらい」

「また遠出か」

「交通代と旅館代は出してくれるらしいけど」

「私は受けて良いと思うわ」

「良いと思うけど、何でこんなに指名依頼が来るんだ?流石におかしいだろ」

 あ〜私のせいかも。

『ルナ、反対しなさい。あの女が居るところなんて行きたくもないわ』

 (び、びっくりした。久しぶりですね!)

『ええ。で、反対しなさい』

 (恒例行事ですから。頑張って耐えて。極力会わないようにするから)

『少なくともありあの時には会いたくないわ。バレた時に馬鹿にされるもの』

 (頑張りますね)

「ルナは賛成?」

「うん」

「私も」

「全員賛成ね。受付嬢さんに言うわよ」

「うん!」




「この指名依頼を受けますが、詳細を教えてください」

「かしこまりました。期間は五日間、その間に羊の毛刈りと魔物退治をこなしてください」

「毛刈りは未経験ですが」

「現地の羊飼いがやる方を教えてくれるそうです」

「ならいけるかもしれません」

「かしこまりました。一時間後に馬車が着くそうなので、ギルド内で待っていてください」

「わかりました」

「トイフェル、変わってちょうだい」

「私達は酒場でご飯を食べましょう」

「うん」





「美味しかった〜そろそろ一時間だけど馬車は来るのかな?」

「あそこに馬車が止まっているわよ」

「本当だ!ちょっと様子を見ておこ」



 しばらく様子を見ていると、一人の御者がギルド内に入って辺りを見渡し始めた。

 その後、こちらに近づいて来た。

「あなた方がユヴェーレンですか?」

「はい」

「指名依頼を出した方に仕えております、トロイアント・モルゲンでございます。今回の御者を務めさせていただきます」

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

「では、乗ってください」




「サファイア領はとても綺麗な所ですよ。そこがはっきり見えるほど透き通った川、迫力のある森、放牧されている家畜達。皆様も住みませんか?」

「あ〜引越しは手間がかかるので」

「残念です。でも、それ以外にも良いところはたくさんありますよ。活気盛んな市場に・・・」

 あ〜もう!声がうるさい!もっと静かに喋ってよ!寝る予定だったのに!

『流石のありあでも寝れないみたいね』

 (この声量で寝るなんて出来ないよ。完徹している人なら寝てるかもしれませんが)

『流石に騒音レベルだもの。無理かもしれないわよ』

「もう少し音を下げてくれませんか?寝たいので」

「かしこまりました。これくらいでしょうか」

「もう少し下げてください」

「これくらいでよろしいでしょうか」

「それくらいです!ありがとうございます!」

 (これで寝れる!)

『ふふ。良かったわね』

 (はい!)

 すぅ・・・ZZZZZzzzzzzzz・・・・・・。





「着きましたよ!」

「わあああああぁぁぁぁぁ!」

 うるっさ!!!飛び起きちゃったよ!

「申し訳ございません。旅館に着きましたので」

「あ、ありがとうございます」





「わあああ!お部屋が広い!」

「広いからって走り回るかしら」

「あ、ごめん」

「別に良いわよ」

「ここは温泉付きらしいわよ。早く入りましょう」

「やったああああああ!」

「その前にご飯」

「そうね。確かにお腹が空いたわ」




「美味しかった〜」

「体が温まったわ」

「早く温泉入ろ!」

「ええ。そんなに温泉が好きなのね」

「勿論!」

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