人魚姫の依頼4
すみません。勝手に5日だと勘違いしていました。
砂浜にて。
「今日の反省会をしましょう」
「まず、今日の成果は?」
「獣人に絡まれた!」
「絡まれた?パーティ構成は?」
「兎獣人と熊獣人と猫獣人だけ。魚人族は居なかったから別行動だと思う」
「そう・・・。注意しないといけないわね」
「うんうん」
「それ以外には?」
「私はひたすら絡まれてたから何も出来なかった・・・」
「対策を練ったほうがいいかもしれないわね」
「そのほうがいいです・・・」
「対策といってもルナを変装させたり集団に紛れさせるくらいよね」
「私くらいの背丈の参加者は居ないからなぁ。シークレットブーツは歩きづらいし」
「流石にシークレットブーツは無いわね」
「集団行動しかないな」
「そうね。真ん中に入れば小さいから見えなくなるでしょう」
「明日は四時間ですからルナさんの水が必要ですから・・・」
「そうね」
「みんなは成果とかあった?」
「無いわね。歩き回っていただけよ」
「同じく」
「俺とペリドは宝箱を見つけるところを見たぞ」
「そう。どんな感じの見た目?」
「う〜ん。箱型の土の塊?」
「そこら辺を掘り返すしかないわね」
「庭園なのに荒らして良いのかなぁ」
「二日目からヒントが出てくるので・・・穴だらけにはならないと思います・・・」
「へ〜」
「クイズとか?」
「さぁ・・・。年によって変わるので・・・」
「へ〜」
「あ、そろそろ帰ったほうがいいわよ。少ししたら日が沈み始めるわ」
「分かりました・・・。また明日・・・」
「また明日〜」
* * * * *
《遂に二日目!頑張るぞ!》
《頑張るわよ》
《時間なので門に向かいましょう》
《は〜い》
門の両脇にいた兵士が門に手をかけると、門が開いた。
門が開くことによって舞い上がった砂が落ち着く頃には、門の枠にウォーターカーテンができていた。
周りが泳ぎ出すと同時に流れに乗って泳ぎ出した。
「みんな集まったな!?今日の制限時間は四時間だ!今回はクイズがあるぞ!頑張れ!」
「では、初め!」
一斉に周りが駆け出した。
「どうする?」
「とりあえず、クイズを見つけましょう」
「了解!」
「集団行動ね」
「は〜い」
「あら?人が立っているわね。あれかしら」
「あれだよ!早く行こ!」
「ええ」
「着いた〜!」
「これはクイズですか?」
「はい。ウミガメのスープというもので、出題者が提示した問題を「はい」「いいえ」で答えられる質問によって真相を解明していくというゲームです」
「それならやったことある!」
「三問ございますので、全て正解すると宝物を取ることができます」
「分かりました!」
「では、第一問。ある女性から生まれた子供二人は、同じ日の同じ時間に誕生しました。ところが、二人は双子ではありませんでした。何故でしょう」
「う〜ん。あ、分かったわ。双子では無く、三子とかだから!」
「正解です」
「・・・子供は柔軟な思考を持つから一瞬で解けるとは言われたけど、子供参加するとは思わないわよ」
「どうしましたか?」
「いえ。何でもありません。これは答えが出たので捨てないといけませんね。では、第二問です。〇〇さんの家のマイケルさんは働いていないのに、一生食べ物に困りませんでした。何故でしょう」
「ええ〜?」
「う〜ん」
「・・・」
「え〜と、マイケルの両親は死にましたか?」
「はい」
「あ!そういうことね!マイケルは愛玩動物ですか?」
「はい」
「「「「そういうこと!?(か)」」」」
「マイケルは金持ちの愛玩動物だから食べるものに困らない!」
「正解です。第三問、あるお忍びのお嬢様は傘を刺さずに歩いていたところ、全身が濡れるだけでなく、痛いを思いをしました。何故でしょう」
「全身が濡れるのは分かるけど、痛いとは?」
「雨が痛いから?」
「違います」
「だよね〜」
「う〜ん」
一時間後・・・。
「あ〜もう分かんない!そもそも雨に降られたんですか?!」
「いいえ」
「「「「「え〜!」」」」」
「そもそも雨じゃなかった〜」
「じゃあ、痛いを思いをしたのは日焼けのせいですか?」
「はい」
「じゃあ何で濡れた?」
ここは比較的寒冷だから汗を大量にかいたことがないのかな?
「濡れたのは汗のせいですか?」
「はい」
「そういうことなのね」
「日傘を忘れたから汗をかいて濡れて、日焼けをして痛い思いをした!」
「正解です。では、宝物です。守護者に挑むことができるのは三日目からなので、それまで宝物を保守してください」
「ありがとうございます」
周囲から見えない様に収納して置く。
「それがあるなら大丈夫そうですね。では、頑張ってください」
「は〜い!」
「ありがとうございます!」
「さ〜て、ここからが本番だね!」
「ええ。とりあえず、集団になりましょう」
「分かった!」
「わっ」
飛んできたナイフをナイフで叩き落とす。
他の人のナイフってそういえば、どんなふうになってるのかなぁ。ちょっと見るくらいなら良いよね?
「スピード重視って感じかぁ」
「ルナは違うの?」
「私は攻撃重視だから」
「違いがわからないわ」
「う〜ん。この人は軽めで空気抵抗が少なくしてあって、私は重めで攻撃に耐えられる様な硬い素材を使ってるんだよね〜」
「なるほど・・・わかった様な分からないような」
「まぁいつか分かるよ」
「あの、ナイフを弾きながら話すなんて凄いですね」
「ありがとう」
二日目後編もあります。




