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人魚姫候補の依頼

「依頼が無い・・・!」

「そういえば夏休みになったわね」

「十二歳だけでもかなり居るから」

「依頼が取られた・・・」

「常駐依頼にするしかないわね」

「あの・・・それなら、私の依頼を受けてくれませんか・・・?」

「「「「わっ」」」」

「す、すみません・・・」

「どちら様ですか?」

「えと、ゼーユングフラウです」

「ゼーユングフラウ?」

「はい・・・依頼を受けてくれる人を探していまして・・・」

「依頼?」

「はい・・・指名依頼をしようにも伝手がなく・・・」

「内容は?」

「この紙に書いてあります・・・」

 ふむふむ。人魚姫の試験の補助?

「試験?」

「はい・・・内密にして欲しいですが・・・」

「ちょっと待ちなさいよ。受けるなんて言っていないわ」

「あ、すみません・・・」

「大丈夫!この子は信用に値するから」

「本当?根拠は?」

「この試験を受ける資格があるから」

「知っているのですか・・・?」

 ちょっと記憶を探ったら御伽噺としてルナリアさんが知ってたんだよね〜。

「御伽噺としてだけどね」

「そうですか・・・」

「試験って何?」

「・・・内密なので・・・」

「っ分かったわ。私は試験を受ける。みんなは?」

「「「受ける(!)(〜)」」」

「っありがとうございます・・・!」

「周囲に声が漏れない魔宝具なら持ってるから酒場で話そ〜」

「ええ」


「それで、人魚姫の試験とは?」

「人魚姫の試験とは王宮を守る魚人族の姫騎士、略して人魚姫を選抜する試験です・・・」

「王宮?」

「魚人族の王様が住む宮です・・・人間と違って王様の性別は問いません・・・」

「王様についても聞きたいけど、まずは人魚姫の試験ね。人魚姫の試験の内容は?」

「王宮庭園で宝物探しです・・・」

「宝物探し?」

「はい・・・。情報交換をするのも良し、情報操作をするのも良し、共闘して守護者を倒すのも良し、自分の力だけを信じるのも良しだそうです・・・」

「守護者?」

「はい・・・。宝物を手に入れても、正式には手に入りません。守護者を倒してから、正式に宝物が入りクリアとなるそうです・・・」

「なるほど・・・。なら、どうして私達に依頼してきたの?一人でできるでしょう?」

「人魚姫の試験は、人魚姫候補と別の種族、五人以下とパーティを汲んで挑まないといけないのです・・・」

「人魚姫候補は魚人族なら誰でもなれるの?」

「いいえ・・・。当代の王様と同じ性別であり、一定以上の力と知恵があり、王様の側にいられる、信用に値する性格の持ち主ではないといけないのです・・・」

「試験はいつから?」

「明日から、明々後日の三日間です・・・」

「短いのかしら」

「私にとっては長いです・・・」

「そう」

「はい・・・。それと、依頼受注をした後は、試験に参加するために王宮の前で登録してもらいます・・・」

「待って、王宮は海の中にあるの?私達は泳げないわよ?」

「・・・・・・王宮は海の中にありますが、人族も泳げる様になる薬があります・・・」

「デメリットはないかしら」

「・・・ないです。ただ、少し臭いです」

「・・・そう」

「王宮って海のどこにあるの〜?」

「人族で言うと・・・アレキサンドライト領の南区にある海です」

「そこなら行ったことがあるね」

「ただ、受付に依頼受注しに行って、内容が受けいられるかなのよね・・・」

「・・・ギルドの関係者なら王様が伝達したので知っている、はずです・・・」

「・・・不安ね」

「とりあえず、行けばどうにかなる!ええと、ゼー何とかさんは依頼を張る許可を得ました?」

「はい。それと、ゼーユングフラウです・・・。覚えられないならフラウで良いですが・・・」

「フラウさんですね!許可を得られたなら、許可を得た人のところで受注すれば確実なはず!」

「そうね」

「私はパーティではないのでここに居ます・・・」

「分かりました!」


 受付にていつもの受付嬢さんに依頼受注の報告をする。

「すみません。この依頼を受注したいです」

「・・・かしこまりました」

 良かった。受注出来るんだ。


 フラウさんのところに戻って来た。

「海に潜るので、水着を着てください・・・」

「えっ。水着?」

「?はい・・・。勿論です・・・。濡れますので・・・。

「確かに」

「水着は高いだろ」

「ふふん。私に任せて」



 服屋シュムックに着いた。

 さて、どうしよう。お金を建て替えようにも大量のお金は疑われるし・・・。

「あら?ルナさんじゃない!」

「こんにちは!久しぶりだね!」

「はい。今日はどうされましたか?」

「友達に水着を買ってあげたくて」

「買わなくて良いわよ!私たちで買うわ!」

「え〜。奢ってみたかったんだけど〜」

「駄目」

「は〜い」

「ふふ。かしこまりました。ルナさんの為にご友人方は半額にしましょう。

「え!本当ですか!?」

「ええ。会計の者にも伝えておきますね」

「良かったね〜」

「ええ?」



 暫くして、エメラはスカート型のオフショルダービキニにスイムレギンスとラッシュガード。

 ラチナは肩が隠れるタイプのワンピース型の水着にスイムレギンスとラッシュガード。

 ヘリオとペリドは色違いの無地の水着にラッシュガードとスイムレギンス。

 ついでに私はオフショルダーワンピースの水着にスイムレギンスとラッシュガードを買った。


「どこで着替えよっか」

「森でドライアドが蔦の壁を作って、そこで着替えるしかないわね」

「そうなるよね〜」

王宮まで辿り着かなかった(´;ω;`)

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