アンデッド狩るぞー!
「報酬って何かな〜」
「お金?」
「お金だと思うけど、高いと良いな」
ギルドに着いた。
「依頼達成しました」
「はい。確かに。では、報酬のルピーです」
「重っ」
「あっちで分けよ〜」
「ええ」
酒場に来た。
「めっちゃある!」
100万ルピー!原因を突き止めたからかな?
一人二十万ルピーに分けた。
「良し!依頼やるぞー!」
「おー」
依頼が貼ってある場所に移動した。
「これは?墓場のアンデッド討伐」
「違うのが良い」
「他は採集だけだよ」
「じゃあこれで良い」
受付で依頼受注をした。
「場所はどこだっけ」
「北区の端っこの森よ」
「めっちゃ近いじゃん」
「ここは中央区の端っこだからね」
「じゃあ行っくぞー!」
北区の端っこの森についた。
「ここ暗いから嫌いなんだよね〜」
「私も」
「アンデッドが居るのもおかしくないわね」
「アンデッドは火で死ぬよね?」
「日光でも死ぬよ」
「ここは日光がほとんど当たらないからなぁ」
「う〜ん」
「あそこにあるのが墓場?」
「そうだと思う」
「火は出来るだけ使わない様にしないと。森林火災を起こしちゃう」
「そうね。魔石を割れば動かなくなるスケルトンは使わない様にしましょう」
「うん!」
墓場に着いた。
「グァぁぁあああ」
「グガァぁぁああああ」
「キモっ」
「早く着火しないと」
収納から火打石を出して着火した。
持ってきた松明に火を移す。
「着火」
ラチナの魔術でゾンビが燃える。
「スケルトン狩りに行ってくるわね」
「行ってら〜」
近づいてきたゾンビの足元を凍らせてから松明を押し付けて燃やす。
「うわ〜迫力満点」
ゾンビのの肉が燃え、徐々に溶けるように骨が見え始め、骨だけになった。
「この骨どうしよう」
「とりあえず仕舞っておけば」
「そうだね」
その後もゾンビを燃やすと、地面が骨だらけになった。
「骨のカーペットみたい」
「動けない」
「ここの骨を全部「収納!」
「良し、綺麗になった」
「ルナの収納は死体だらけになってそう」
「なってるんだよな〜」
「ルナ!骨を収納してくれる!?」
「は〜い」
ラチナと声がする方向に移動する。
「ここの骨を全部「収納!」
「この骨は埋めたほうがいいかしら」
「埋めるなら大っきい穴を掘らないと」
「一応埋めて起きましょう」
「ここの場所とかどう?」
「根っこはないわね。ここで良いと思うわ」
「アイス・シャベル×4!」
シャベルを作ってみんなに渡す。
「んしょ。えいしょっ。ほいさっ」
ヘッド部分に体重をかけて土を掬う。
「掛け声が気が抜けるわね」
「うん」
「え〜」
「墓石ってどうする?」
「木で代用するしかないわね」
ドライアドが作った木の板に「RIP、森の民が眠る」とエメラが彫った。
「後は土を被せてっ」
「出っ来た!」
「完成」
「お花も添えたいわね」
「その辺のお花を摘んで供えれば?」
「そうしましょうか」
その辺のお花を供えた。
「これで良しっ」
「帰ろ」
「うん」
「うわっ」
「どうしたの?」
「り、リッチだっ」
その声に釣られて後ろを振り向いた。
「ひっ」
そこにはアンデッドの王様、リッチが立っていた。
時が止まった様な気がして、体が動かなくなる。
怖いっ勝てない。
早く、逃げないと。無理ぃ。
リッチが口を開いた。
顔を背けることができずにそれを見る。
「アリガトう」
へ?
リッチの姿が消えた。
自然と腰が地面に落ちる。
「こ、怖かった〜」
「ありがとうってどういう意味かしら」
「普通に考えたら墓に埋めてくれてありがとう?」
「そうなるわよね」
「リッチ自らお礼に来る?」
「来ないわよね〜」
「腰抜けた」
「怖かったわね」
「腰抜けちゃった〜」
「ルナも?」
「エメラも?」
「あははは!みんな腰抜けるなんて!」
「しょうがないわよ」
「あ〜どうしよう」
何とか立ち上がってギルドに向かった。
受付に着いて報告する。
「依頼達成しました。それと勝手にお墓を作りました」
「・・・そうですか。それと、報酬の低級ポーションです」
「おお」
「皆様、お墓を作っていただきありがとうございます。討伐したアンデッドは大抵ギルド管轄の墓場にまとめて入れているので。彼らも自分の地に眠ることができて嬉しいでしょう」
「どういたしまして?」
「いつかまた、お墓参りに行きましょう」
「うん!」




