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もふもふもは良いけど美人なおねーさんも良し

 味は良いと自画自賛できるくらいには美味しくできた朝食を食べてからダンジョンに行く。


 九十四階層に着いた。

「暑い」

「アクア・シールド!」

「ウォールじゃないのかしら」

「ファイアードレイクの怖さは身に染みてるから」

「そうね」

「あいつを閉じ込めて!アクア・ウォール!」

「この前みたいに炎を薄くしないのか?」

「どうせ、まだいるだろうし。魔力の無駄だよ」

「そうか」


 その後もファイアードレイクを閉じ込めながら進んでいると、凄まじい熱気が襲ってきた。

「やばい!走って!」

「わ、分かったわ」

 みんなと猛ダッシュでボス部屋に向かう。

「なんで逃げているの!?」

「壁が破られたから!」

「そうなのね!」


 ボス部屋の前に着いた。

 背中から凄まじい熱気がする。

「急げー!」

 ボス部屋に転がり込んだ。

「ふぅ。酷い目にあった」

「あれは何?」

「カークスかな?三つ首の巨人なんてこいつ以外いない気がするから合っていると思うけど」

「そうなのね」

「ちなみに火をっ!」

 危な!全部の首が一斉に火を吐くとか威力おかしいって!

「危なかったわ・・・」

「アクア・ボール!あいつの頭に貼り付け!」

「凄いわ!火が吹けない!けど、身体が動いているわね」

 カークスは息ができなくなってパニック状態に陥ったのか、暴れている。

「緊急退避〜!」

 みんなで角っこに集まる。

「よく考えたら、巨人が来たらここは終わりじゃない?」

「・・・それ以外は安全じゃないもの。仕方ないわ」

「だよね〜」


 しばらくすると、巨人は白目を剥いて動かなくなった。

「死んだ?」

「死んでると思うわよ」

「じゃあ、次行こ」


 九十五階層に着いた。

「ひぃぃ」

 そこには人らしきものを咥えた大きい黒猫が居た。

「キャス・パリーグだ〜」

「な、何でそんなに冷静なの!」

「人らしきものをセットでキャス・パリーグって言うから」

「そ、そうなのね。それでも怖いわよ!」

「こういう系はいずれもっと出てくるから慣れないと」

「そ、そうね」

 エメラが直視しない様に横に向いていた首を正面に向けた。

「や、やっぱり無理ぃ」

「頑張れー」

 さて、そろそろキャス・パリーグの食事が終わりそうだから攻撃しないと。

 キャス・パリーグは攻撃力がかなり高いから盾を作っておかないとね。

「アイス・シールド!」

 暫くすると、キャス・パリーグが凄い速さでこっちに向かってきて、勢いを殺せずに氷の盾にぶつかる。

「アイス・カッター!」

 首が切れる瞬間、素早く後ろに下がられ失敗に終わった。

「・・・アイス・ブレード×4」

「重力操作」

「ありがと!」

 ラチナのお陰で動きが少し鈍った。

「後は足止めができれば・・・」

「召喚!ジャックフロット!魔物を凍らせて!」

 エメラの掛け声と共に小柄な白髪の老人が吹雪と共に姿を現し、凍らせて居なくなった。

「ありがと!」

 氷の刃を操ってキャス・パリーグを挟み込み、四つ切りにした。

「所で、ジャックフロットって最近契約したのか?見た事ないぞ」

「結構前に契約していたけど、魔力をかなり喰うから召喚できなかったの。それに、ルナがいるから必要ないもの」

「そうか」


 しばらく進んでボス部屋に着いた。

「美人さん」

「上半身だけね」

「スキュラだもんね」

「大きい」

「殺したくない・・・」

「じゃあ、目を瞑れば?」

「動けないからやだ」

「アイス・ブレード×3!」

「水に足を取られて転びそうね」

「人は足首くらいの深さがあればどんなに浅くても溺れるらしいよ」

「怖いわね・・・どこで聞いたの?」

「分かんない」

「そう」

 氷の刃でスキュラを威嚇していると、こちらに向かってきた。

「どうしよう」

「水のせいで思う様に動けないわね」

「アイス・ウォール!」

 壁でスキュラを堰き止めようとしたら破壊された。

「そんな・・・」

「アイス・スパイク・ウォール!」

 スキュラはもう一度壁を破壊したが、尖ったところで怪我をしたらしく、うめいて動かない。

 その隙に氷の刃で切ろうとしたら床に叩きつけて壊された。

「え〜」

「ウォーター・スパウト!」

 スキュラの周りにある水が竜巻となり、スキュラを巻き込みながら上にいった。

 スキュラが天井に押し付けられてガリガリと言う音が鳴っている。

「うわ〜自分でやったけどえぐいな〜」

「転移陣に待機しておきましょう」

「うん!」


 みんなで転移陣の周りでポテチを食べていると、スキュラが死んだ様で転移陣が使える様になった。

「顔残ってるかな」

「残ってないでしょうね」

「顔が無事だったら持って帰りたかったのに・・・」

「確かに持って帰りたいくらい美人だよね〜」

「無事じゃなくて良かったわ。持って帰って飾られたら悪趣味なパーティになるところだったもの」

「それもそれで良し」

「良しじゃない!」

ブックマーク7個ありがとうございます(//∇//)

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