採取するぞ~
流石に毎日買い食いをするとお金がなくなるので、ポテチを食べながらみんなを待つ。
視線がすごいけどなんで?いつもの倍はあるんだけど。もしかしてポテチのせい?
「ルナ!ーーーーー」
「おはよー」
なんかテンションが高いけど良いことがあったのかな?とりあえず手を振っておこ。
「ふぅふぅふぅ」
「すごい疲れてるけど、走ったの?」
「ええ。良いことがあったの?」
「へー、何?」
「ペリドが最初から起きているのよ!」
「本当!?」
「ええ!」
思わずベンチから腰を少し上げた。
「確かに良い事だね!そういえば、ペリドってどうやって家から出しているの?」
「ペリドのお母さんが準備をさせた所をヘリオが引きずりながら引っ張り出すの。お母さんが準備をさせる所の迫力なんかすごいわよ!格上の魔物に見つかったのかと思ったもの!すると、ペリドもその時だけ目を覚ますの!」
「へ〜流石、長年ペリドのお母さんをやっているだけはあるね」
「ええ!」
ペリドのお母さんに感心していたら、向こうからみんなが来た。
「エメラ!嬉しいのは分かるけど、走るな!追いつけないだろ!せめて、最短ルートを通るのはやめろ!」
「最短ルートって?」
「屋根を走るの。すぐに着くわよ」
「身軽だね〜」
「ええ。木登りは得意よ」
「みんな着いたから行こ〜」
「ええ」
ギルドに行く。
「依頼報酬って何かな〜」
「何かしら?」
「すみません。依頼報酬を貰いにきました」
「指名依頼ですね。はい、パレードの最前列に座れるチケットです」
「何ですか?それ」
「説明は俺に任せろ!」
あっおじさんだ。
「久しぶり〜」
「という事です。後、ここで話さないでくださいね」
「は〜い」
「酒場に行くぞ」
ギルドの酒場に着く。
「ちょっと魔法具を使わせてもらうぞ。周囲に二メートルの範囲だけ、声が聞こえなくなる奴だ」
「りょーかい!」
「よし。じゃあ、さっきのチケットの説明をする。あのチケットは、その中に込められた魔力を持つ人にもう一回込めてもらうと光る仕様になっている。だから、パレード当日は込める係にチケットを渡すだけで良い。それと、パレードの話は本番数日前に告知されるはずだからそれを待て」
「へ〜。便利だね〜」
「そうだろ」
「それと、異常の原因は調査中だ。もしかしたら延期になるかもしれない」
「りょーかい!」
「あっ用事があるからもう行くぞ」
「行ってら〜」
「・・・さて、どうする?」
「何か、依頼を受けましょう」
「じゃあ依頼のとこに移動しよ」
依頼が貼ってあるところに移動した。
「どれにする〜?」
「このマンドラゴラを三十本抜くは?」
「マンドラゴラ・・・耳栓を買わないといけないわね」
「良いと思うぞ」
「ちなみに耳栓ってある?」
「買わないとないな」
「右に同じくね」
「同じく」
「とりあえず受けておくか」
依頼を受注してからお店で耳栓を買ってマンドラゴラ畑に向かう。
「え〜と、マンドラゴラは耳栓をした後、引っこ抜いて、その後すぐにナイフとかで傷が残るくらいに傷をつける。だよね?」
「そうね」
「ありがと!」
「え〜と、まずマンドラゴラを引っこ抜く」
引っこ抜いたは良いけど、暴れすぎじゃない?ナイフを刺せるかなぁ。というか、よく見たら顔がおじさんなんだけど。
とりあえず、地面に押し付けたら大人しくなるかな?
「ちょっ地面に体を擦り付けないで!土が飛ぶ!「ナイフ召喚!」えいっ」
「刺さらなかったけど、大人しくなったぁ・・・」
再度ナイフで少し傷をつけると、マンドラゴラは動かなくなった。
「まずは一匹!みんなは何匹採れた?」
「5」
「3」
「7」
「ペリドは1」
「ラチナだけ凄ぉ。というか、ペリドって一回起きたの?」
「私が叩き起こしたの。流石に依頼を一回もやらないとはダメだから」
「なるほど」
その後もお喋りをしながらマンドラゴラを採っていった。
「結果発表〜!」
「ラチナ15、ヘリオ7、私が5、ルナが2、ペリドが1」
「やっぱりラチナだけ抜きん出ているね。何かコツでもあるの?」
「コツはない。強いて言えば場数を踏むくらい」
「なるほど」
ギルドに戻って報酬のマンドラゴラの毒で作った薬をもらう。
「他の依頼をやる?」
「そうしましょう」
依頼が貼ってある場所に移動する。
「これはどう?手軽に出来るわよ」
「植物の毒で作った薬を下さい?」
「ええ。今貰ったばかりじゃない。薬は私のを出すから」
「えぇ・・・私が出すよ」
「良いの。ルナは収納しておけば簡単に持ち運べるから持っておいて」
「はーい」
みんなでその辺の椅子に座ってエメラを待つ。
「ルナ!ポーションを貰えたわ!」
「魔力?傷?」
「傷の方よ!」
「本当!?凄いじゃん!」
「割れたら困るからルナが持っててくれる?」
「りょーかい「収納!」




