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初めての指名依頼!4

 昨日はあまりにももふもふ成分が足りなすぎてアホな事をしてしまったけど、今日の私は一味違う!

 その名も脳内土下座!

 という事で女神様!どうかもふもふを出してください!

 ・・・なんか虚しくなってきた。


 ダンジョンの二十二階層に着く。

「ウッドパペットだ!強すぎる衝撃を与えると本物のウッドパペットになる奴だ!」

「私も狩るわ!」

「殺る気満々だな・・・」

「だって臨時収入になるもん!」

「そうよそうよ!」

「じゃあ俺も土産として狩っておくか」

「アイス・ランス・レイン!」

「氷の槍がぶっ刺さっているのは私のね!」

「一回その魔法は止めて。取り分がなくなっちゃう」

「了解〜」

「氷の槍が刺さっているウッドパペットを「収納!」

「ルナ〜私の分も収納してくれるかしら」

「ん〜目印をつけないとな〜」

「じゃあ凍らせるのは?」

「確かに!それいいね。エメラの分を前に置いてくれる?」

「分かったわ。・・・はい」

「ありがとう。前にあるウッドパペットを「フリーズ!」「収納!」 

「ありがとう」

「どういたしまして。ヘリオも収納する?」

「俺は袋に入れられるから収納しなくていい」

「了解!」

「・・・そろそろ進まないか?」

「エメラは大丈夫?」

「行けるわ」

「じゃあ進もう!」


 襲いかかってくるウッドパペットをアイス・ウォールでガードしながら進む。

 あれ?よく考えてみると襲いかかってくるならわざわざ狩りに行かなくても良かった?

 ・・・まぁ終わったことを考えても仕方がない。


 ボス部屋に着く。

 ボスはマリオネットパペットだった。

「うわぁ。持久戦かぁ」

「糸を切らないと死ぬ扱いにならないのにその糸がかなり頑丈ってやっぱりおかしいわよ」

「アイス・ブレード×10!」

「飛ばすわね。「召喚・ドライアド」

「筋力強化」


 ゴリゴリという糸だったら普通は鳴らない音を立てて糸が切れるというより削れていく。

 もはや糸の姿をした糸ではない何かと名乗ったほうがいい気がする。

 この音ってかき氷を作るために氷を削っている時の音みたい。


  ・・・・

 攻撃を始めてからしばらくたった。

 そろそろ魔力を通常よりも使う魔法を使っていいかな。

「アクア・ショット」

 全く削っていなかった糸を水の弾丸がぶち抜く。 

「凄い威力ね」

「えっへん」

 ブチっという音と共にマリオネットパペットが本物のマリオネットパペット(マリオネット)になった。

「売ってみんなで分けるから収納しておいてくれるかしら」

「分かった〜「収納!」


 23階層に着く。

 着くと早速魔法が飛んできた。

「うわっ何これ」

「魔法を使う魔物よね。あれはスライムみたいだから、スライムが放ったのかしら」

「魔法を使うスライムはここより5階層は上だぞ。さっきは問題がなかったのに・・・」

「ウォーター!」

「ル、ルナ!魔法を使うのはいいけど、この勢いだと私たちも流されるわよ!」

「え〜。じゃあスライムの所に水がいくように・・・これでいい?」

「ええ。でも、粗方火属性魔法を使うスライムは居なくなったから解除してくれるかしら」

「了解〜」

「じゃあ行こ!」

「ええ」


 ボス部屋に着く。

「スライムキング暖房付きバージョンだ〜」

「正式名称はスライムキング火属性タイプね」

「そうともいうね」

「そういえば、この前のスライムキングはどうなったの?」

「袋に詰めてクッションにして、外出時は収納しているけど、それ以外の時は出しているよ」

「盗難対策がしっかりしてるわね」

「えっへん」

「ところで、これは誰がもらう?」

「私以外でトドメを刺した人でいいんじゃない?」

「ルナがトドメを刺した場合は?」

「う〜ん。その前に攻撃をした人?」

「分かったわ。じゃあ殺りましょう!」

「えいえいおー」

「召喚・ドライアド!」

「アイス・ブレード!」

「筋力強化」

「あれ?よく考えると魔法が使えない方々にとっては不利なような?」

「不利というか不可能だな。でも、俺はいらない」

「え〜いいの?じゃあペリドは・・・聞いてないね」

「俺たちもいらないぞ」

「ええ〜」

「どうせお前も手に入れようと思えば手に入るんだからやめておけ」

「そんな〜」

「そういえば、キングスライム暖房付きバージョンってどのくらいで売られてるの?」

「大体、百万ルピーはくだらないと思うよ」

「百万ルピー⁈」

「そうだよ」

「とっても高いね。貴族の人とかが買ってるの?」

「そう。というか平民にはとてもじゃないけど買えないと思うよ」

「へ〜」

 スライムキングって高いんだね。


「勝利」

「負けたわ・・・」

 スライムキングについて話している間に、勝負がついたようでエメラがorzのポーズをとっている。

「約束通り貰ってく」

「どうぞ・・・」

「くすん」

「また機会があると思うよ。この調子だと冷感付きのスライムキングも出るだろうし」

「うう・・・次回に期待するわ・・・」

「次回があるといいね」

「っ」

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