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残りの子を発見したぞー!

 待ち合わせ場所に着くと早速屋台に近づいて、食べ物を物色する。

「今日はケバブみたいなゲバブにしよっかな〜」

 それにしてもこの世界ってちょこちょこ前世と同じようなものが登場するよね。他にも転生者がいるのかな?

もぐもぐ。美味しい!


「ルナちゃん!来たわよ」

「お〜全員揃ってる」

「寄り道魔は私が引きずってきた」

「周囲の視線が痛かったぞ」

「じゃあ行きましょう!」


 ダンジョンの十四階層に着く。

 もふもふがこっちに向かってきている。

「きゅえ!」

「ゔ」

 なぜ顔面に一直線に体当たりしてくるの・・・。

 もふもふを顔面から引っぺはがす。

「ルビー、マリン、シトリンこの子が残りの友達?」

「「うん」」

「ええ」

「動物翻訳・オープン」

『助けてええええ。後ろから怖いのが来るううううう』

「えっ何?」

突然どどどどどどどどという音が聞こえてきた。

「?」

『あいつが来るうううう』

「あいつって!?」

「あの魔物の大群の事⁉︎」

『違ううう』

 大群が迫ってきてるぅぅ。どうしよう・・・。

「とりあえず「アイス・ウォール!」

「一応壁は作ったけどこの後どうしよう・・・」

 途方に暮れているとドスンドスンドスンという地響きと共にでっかい何かが奥にいるのが見えた。

「あのでっかいのって何?」

「知るわけねぇだろ」

「ルナちゃん!壁が限界よ!破られそう!」

「えぇ・・・でっかいのってそんなに怖いの?」

『勿論怖いよぅ』

「そうなんだ」

「そういえば、名前つけていい?」

『いいよ』

「じゃあ緑の宝石があるからスフェーンはどう?」

『いいよ。ありがとう』

「ルナちゃんなんでこんなに揺れているのに立っていられるの?後のんびり会話できるのかしら?」

「立とうと思えば立てるよ」

「そんなわけないでしょう!」

 まあ前世は地震大国に住んでいたからね。物が落ちてこない限り怖くはないよ。

 のんびりと立ちながら周りを見渡していると奥に居た何かが見えた。

「あれは・・・ロックドラゴン?」

「ロックドラゴン?Cランクの?」

「多分そう」

「ロックドラゴンを倒したら一つの地域に2人くらいしかいないDランクになれるのね!」

「でも私たちはFランクだから嘘だと思われるかもしれない」

「確かにそうね。それに倒せるかわからないもの」

「でも肉盾(その辺の魔物)が続々と倒されてるからそろそろ逃げるか戦うかを選ばないと」

「動きは遅いみたいだから逃げようと思えば逃げれるけどわざと遅くしていたらどうしよう」

「じゃあ間をとって戦いながら逃げるのはどうだ?」

「「「賛成(!)」」」

「でもペリドはどう思ってるの?」

「ん?俺のことか?なんの話だ?」

「だから!今ロックドラゴンが迫って来ているから戦いながら逃げようという話!というかこんなに地響きがするのになんで気づかないの?」

「考え事をしていたんだ」

「はぁ」

「皆!来るわよ!準備して!」

「俺がリーダーなんだが・・・」

「行くよ!「アイス・ブレード!」

「身体強化」

「アウラウネ召喚!」

 一応カーバンクル達は仕舞っておこう。

「私が身体強化であいつの気を引くからその間に叩いて」

「分かった!」

「了解!」

 ラチナが気を引いている隙にラチナのそばで動いているアイス・ブレードをもっと凍らせて硬くした後、反対から攻撃する。

「アイス・ボム!」

 ズドン!

「結構えぐれてる〜」

「えぐれてるじゃねえよ!標的変わったぞ!」

「へ?」

 ヘリオの言葉と同時に敵がこっちを向く。

「ほんとだ」

「標的変わります!」

「アイス・ウォール!」

 敵が飛ばしてきた大岩を魔法で防ぐ。

「えいっ。一足取れた!」

 ティラノのごとく二本足で立っていた敵が一本だけになり、バランスが取れなくなってずぅぅぅんという音と共に盛大に倒れた。

「そのまま逃げるよ!」

「ここまできたのだし、倒しちゃいましょうよ」

「ええ・・・倒すのに賛成の人〜」

「「「はい!」」」

「えぇ・・・じゃあ倒すかぁ」

「えいっ」

「アクア・ボム!」

 ラチナによって肉が薄くなった胸あたりを爆破させて魔石を壊す。

「・・・なんかすんなり倒せちゃった」

「ルナ!これは入るわよね!」

「収納!」

「できたわね!じゃあ帰るわよ!」


 ギルドに戻って受付に行く。

「すみません。ロックドラゴンを討伐したのですが・・・」

「えっと酔ってますか?」

「証拠はこれです」

 受付台にドンと死体の一部(足)を出す。

「ほ、本当です・・・でも十四階層にこんなのいましたっけ?」

「まあとりあえず気を取り直して!

 では、Cランクを討伐したのでユヴェーレンのパーティレベルはワンランク下のDになります。個人レベルはテストを受けないと上がらないので個人レベルはFのままです」

「でも一番の功労者であるルナがFランクのままはちょっと嫌だ」

「そうねぇ・・・そうよ!ルナ、ユヴェーレンに入らないかしら?」

「えっ何でその結論に?でもパーティには入りたい」

「決まりね!受付嬢さん!ルナは今からユヴェーレンのメンバーでいいですよね?」

「いいですけど・・・リーダーはいいですか?」

「はい。いいです」

「じゃあ。ようこそ!ユヴェーレンへ!」

「ということでじゃあな」

「うん。じゃあね」

「もおー2人ともスルーしないで!私が恥ずかしい人みたいになるじゃない!このセリフ言うの恥ずかしかったのよ!」

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