賊狩り2
賊狩りが終わった後、ユヴェーレンと話しをするためにいつもの森に戻る。
ここが一番盗み聞きされない場所だから仕方ないけどちょっとだけ嫌。
「まず、私から説明する。
賊に手こずっていたのは賊の1人が無属性魔法持ちで近距離攻撃はほとんどかわされていて魔法も少しかわされるのに、魔法使いが私以外に2人しかいなかったから。」
「魔法使いが三人しかいなかったのは賊と後どこかの軍と三つ巴で三ポイントと四ポイントが戦っていたからみたい」
「そうなのね。私のアウラウネは役に立った?」
「勿論。人材不足の中で一番役に立っていた」
「そうなのね。ところでルナはどうやってカーバンクルに会ったの?」
「かくかくしかじかで・・・」
みんなに森に入ってからのことを伝える。
「そういうことか」
「うん」
「このカーバンクルに名前つけたら?」
「えっ名前?うーん・・・」
「そうだ!赤色の宝石をつけているからルビーは?」
「安直だけどいいんじゃないか?」
「わかりやすくていいわ」
「きゅきゅきゅきゅ!」
「えっ鳴くの!?」
「きゅきゅっきゅきゅきゅ、きゅきゅきゅっきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅっきゅきゅきゅ」
「?なんて言っているの?」
「きゅきゅっきゅきゅきゅ、きゅきゅきゅっきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅきゅっきゅきゅきゅ!」
「エメラ。翻訳できる?」
「やったことはないけれどやってみるわ」
「動物翻訳・オープン」
「もう一回話してくれるかしら」
『三人の友達が迷子になっちゃったから探してくれる?2人の友達は多分この近くのダンジョンで残りはこの森のどこかにいると思う』
『早くしないと悪い人に捕まっちゃうから』
「なるほど。でもダンジョンは百階層まであるからなぁ・・・。森はどうにかできるとしても」
『とりあえず森の方だけでも見つけて!』
「分かった」
「じゃあ手分けして探そうぜ」
「じゃあ私はノワール森に面している場所を探すね」
「私はここら辺を探すわ」
「私はこっち」
「俺はあっちを探す」
「俺はそっちだ!」
『僕はルナに着いていく』
ノワール森の近くに着くと早速探し始める。
一応帝国軍や賊がうろついている可能性があるので、大きい声を出さずに探す。
「カーバンクルさんいませんか〜」
「額の宝石が赤色のカーバンクルのお友達のカーバンクルさん〜」
突然その言葉に答えたかの如く殺気が飛んできた。
「投げナイフ召喚」
小声でナイフを召喚して警戒するとこっちに突っ込んで来たので脳天にナイフを突き刺す。
「これは賊の方だね。まだ生き残りがいたんだ。もしかしてもっといるのかな?」
「カーバンクルさんいませんか〜」
カーバンクルを探していると突然ルビーが走り出した。
びっくりしたけど着いていく。
「ルビー!どうしたの?」
「きゅきゅっきゅきゅきゅきゅ!」
「?とりあえず着いて行けばいいの?」
ルビーの後ろについていくと青色の塊が見えた。
近づいてみるとカーバンクルだった。
「きゅうぅ!」
「きゅ!」
もふもふが密着してスーパーもふもふになってる!触りたい!
「えっと君が迷子のカーバンクル君?」
「きゅう!」
「う〜ん。どうしよう。一応見つけたけど嫌なら置いていくことになっちゃうなぁ・・・」
「きゅううきゅう!」
「?着いていくってこと?」
「きゅう!」
「じゃあ着いてきて」
二つのもふもふを引き連れてさっきの場所に戻る。
「小さめのアイス・ボム!」
パンという破裂音がした。小さめにしても風船が破裂した時ぐらいの威力が出るのが惜しい。
「集合!見つけたよ!」
それを聞きつけたみんなが集まってきた。
「見つかったのか」
「うん。見つかったよ」
「早速で悪いけど、エメラ翻訳よろしく」
「分かったわ。動物翻訳・オープン」
『こんにちは。見つけてくれてありがとう。私はどうなるの?』
「どうする?この子」
「ルナが飼うのでいいじゃない。魔物に好かれているみたいだもの」
「確かに。分かった」
「貴女は私に飼われてもいいの?」
『いいよ。優しそうだもん』
「ありがとう。ところで名前を付けていい?」
『いいよ』
「ありがとう。じゃあ水色の宝石が額にあるからマリンでいい?」
『いいよ!ありがとう!」
「ちなみに他の二匹がいる場所を知っている?」
『あの子たちはまだ弱いからダンジョンの五十層よりは上に行けないと思うよ』
「なるほど。ありがとう。でもまだ十層までしか行ってないんだよなぁ・・・」
『大丈夫。私達がいれば人間でいうBランク冒険者?の力を発揮できるから』
「俺らユヴェーレンも手伝おうか?」
「ありがとう!」
「では、明日の七刻に広場に集合はどうかしら?」
「それでいいよ!」
「それでいい」
「いいぞ」
「いいぞ!」
「じゃあ解散!じゃあね」
「さようなら」
「じゃあな」
「じゃあ」
「じゃあな!」
十層にも→十層しか
訂正しました




