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相反する白と黒

日本という呼称がされなくなった時代、過去の過ちを繰り返すように政府の独裁体制が敷かれていた。

四咲 詩音《よつさき しおん》、十八歳。

反政府思想を掲げる一人の少女。五年前に政府に勤めていた両親が殺められ、それ以降、事件の真相を追い政府へのアンチテーゼを示し続ける。

ある日、詩音が一人の女性からの依頼遂行へと向かう最中、黒瀬 來奈《くろせ らな》と名乗る十八歳の少女に声を掛けられた。

彼女もまた政府に対する強い憎しみを抱いており、その目的は政府の息が掛かった者を皆殺しにすることだった。來奈には十三歳から十四歳に至るまでの記憶が無く、自身の中から抜け落ちた空白の一年に苦しんでいた。

政府に牙を剥く二人に立ち塞がるのは、政府直属掃討部隊レイスと呼ばれる武闘派集団。国の平和を謳う政府と反政府を掲げる二人。相反する思想を抱く双方が幾度と無く衝突する。

五年前の真相を知る為に政府と戦う詩音。
政府の連中を皆殺しにする為に戦う來奈。

たった二人で抗う彼女達は、先ず、政府が秘密裏に開発を進める違法麻薬『促進剤』についての情報を追う。皮肉にも、違法麻薬の真実が二人の過去へと繋がるとも知らずに。

大切だった存在は今、憎むべき存在へと変わる。

此れは──相反する白と黒。決して交じり合って灰色にはなれない物語。

ノベルアッププラスにも投稿しております。ストック内でほぼ完結済みです。
プロローグ
死を見届ける為
少女達の邂逅
2021/10/06 23:46
違法麻薬
2021/10/07 22:05
政府への恨み
2021/10/10 20:13
人の繋がりの終着点
2021/10/13 18:16
あーるかんぱにー
空白の一年
2021/10/15 21:29
五年前から、たった一人で
2021/10/17 21:28
光を探して
2021/10/18 18:36
純黒の氷
2021/10/18 18:49
純白の炎
2021/10/18 19:08
手痛いしっぺ返し
2021/10/18 19:29
決戦前夜
女は愛嬌
2021/10/18 19:46
掴んだ手掛かり
2021/10/18 19:58
喧嘩両成敗
2021/10/18 20:05
激動の帝例特区
電鉄内攻防戦
2021/10/18 20:44
誇りを踏み躙る為
2021/10/18 21:12
派手過ぎる先制攻撃
2021/10/18 22:06
屈辱の降伏
2021/10/18 22:38
詩音って呼んでくれる?
2021/10/19 19:00
正面突破
2021/10/19 19:35
挟み撃ち
2021/10/19 19:40
車上の戦い
2021/10/19 19:53
ヤク中の少女
2021/10/19 20:08
促進剤の副作用
2021/10/19 20:36
七番目の被検体
2021/10/19 21:54
崇高な理想
2021/10/19 22:11
てへっ
2021/10/20 18:41
メンヘ來奈
2021/10/20 20:44
No.VII
2021/10/20 21:32
六番目の被検体
2021/10/21 21:00
何か忘れていませんか?
2021/10/22 18:55
救われた者達
2021/10/22 21:20
大切な仲間ですから
2021/10/23 19:10
これからも宜しくね
2021/10/23 21:26
第三研究棟
戦禍に舞う
2022/07/30 10:09
親友であるが故
2022/10/31 23:24
重なる不自然
2023/04/26 12:27
人喰い鮫
2023/07/18 12:53
過去の亡霊
2023/08/02 12:27
降り頻る雨の中で
相合傘
2023/08/25 12:40
平和を謳う政府に、たった二人で抗え
四面楚歌
2023/09/25 12:40
氷翼を宿す少女
2023/10/25 08:17
純白の太陽
2024/05/07 13:00
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