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人に召喚されたけど、人類助けなくていいですよね?  作者: 玉崎蓮
序章 どこにでもありそうな召喚
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第二話 マーレンの陰謀

ふぅ、先月は忙しくて投稿できませんでした。

約束を違えてしまって本当に申し訳ない。

誤字脱字、および表現についての意見などは感想欄または、Twitterにお願いします。

感想書いて欲しいなぁ…………

ちなみに現在進行形で忙しいので、短めの話の投稿ですがご勘弁を…………

 (くそ!なんでよりによって7人なんだ!これでは、まるで悪魔を連想させてしまうではないか…………)

 マーレンは本気で焦っていた。『7』という数字は、悪魔の数字なのである。


 その昔、絶大な力を持った帝国が9柱の悪魔を召喚した。しかし、彼らは悪魔の制御ができずに、9柱のうち2柱を食った7柱の悪魔を世に解き放ってしまう。それは、世界の半分を『壊して』魔界に帰った、とされる。もちろん、それによってその帝国は滅び、世界は混乱し、「人類の終幕」とまで言われたそうだ…………


これが、聖書に出てくる『悪魔の7』を生み出した奇蹟の概要である。(それに、7人目の召喚者は『七海』と名乗っておったな。不吉だ…………なんとしても七海は処分せねば、世界に不幸を撒き散らしたのはわしじゃと思われてしまう。あぁ、しかしどう処分したものか…………役立たずとはいえ、召喚者の1人じゃ表立って処分できない…………)

【力を貸してやろう。】

「だ、誰じゃ⁉︎」

「マーレン殿、どうされました?」

「い、いやなんでもない」

(はぁ、処分したいなどと考えていたら幻聴が聞こえたんじゃろ。はあ、一回寝よ。)

【ふふふ、聞こえているだろう?おれの声が…………】

「はぁ、疲れがたまってるんじゃな…………いい加減歳かのぅ…………」

【聞こえないふりなどやめい!】

「誰なんじゃ⁈さっきからうるさいぞ!、わしはもう寝るんじゃ‼︎」

カチンときて大声で叫ぶマーレン。その声は城中に響き渡り、夜中に何をやっているんだと、衛兵がマーレンを取り押さえて部屋へ連れて行く。部屋のベッドに寝かしつけて衛兵が出て行った頃、マーレンは夢の中で神々しいまるで天使のような男と話をしていた。

「聞こえないふりはやめろと言ったのに…………」

「も、申し訳ありません。まさか天使様だとは思わず…………」

「たしかにあの場で話しかけたおれも悪かったと思うが…………」

そう、衛兵に連れられている間も『彼』はずっと話しかけ続けていたのだ。なかなかすごい忍耐力である。そして、そう彼の見た目は教義の中で天使だとされる姿であった。そんな方を無視してしまうとは…………と、マーレンは大混乱しているのである。

「それで、力を貸してくださる、とのことですがどういうことでしょう?」

「いやなに、7人の勇者など、天使として見過ごせるものではない。故に、1人を消そうというのが我等の決定であるので、貴様にこの魔法袋をやろう。」

「なるほど、この中に1人詰めて海に捨てるということですね!承ch…」

「いや違う。この袋の内側には『迷い』の術式が刻まれている。つまり、これを持たせて高難易度の『迷宮』《ダンジョン》に送り込めば…………、あとは言わずともわかるな?これなら迷子になって死ぬ故に、貴様の責任とはならない。どうだ、素晴らしいだろう?」

「はい、そうでございますね」

両者は人の悪い笑みでいつまでも笑っていた。まるで、悪魔のように…………

また来月、11月の一週目に投稿する『予定です』。

*忙しさのあまり、投稿が遅れる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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