インディアンサマーとエース
家の家族の一人にエースという人物がいる。
11歳になるコーギーである。
性格はお調子者で煮干しとチーズに目がない。
彼にはあるジンクスがあって、外出する時はほぼ晴れるのである。
もうそれは熱いぐらいの晴天にしてくれるので、我が家の晴れ男なのだ。
10月の終わりにに岡山県に旅行に行ったときも週間予報では雨、前日の予報でも雨だった。家を出る直前も雨だった。
さすがにジンクスは破れたかと思っていたら大阪を出て、兵庫県に入ったころから雲の間から日の光が。
岡山に入ったころには快晴となっていた。
凄まじいエースの晴れ男のジンクス。
かなりの陽気で日中は半袖ですごせたほどだ。
日本では小春日和というのをアメリカではインディアンサマーだというのを聞いたことがある。
語源をしらべたらけっこういわくつきの由来だった。何でも先住民のネイティブアメリカンが白人たちを襲撃するために選んだ日からきているらしい。
晴れた日のあとは雨が降り、襲撃したさいの足跡を消してくれるからというのだ。
かなり怖い理由ですね。
エースが歩いたあとは肉球のあとが花びらのようになります。
桜舞い散る足跡。
真冬でもインディアンサマーで夏にして、足跡で春にするエースは午後はほぼ昼寝してます。