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丸い食卓  作者: さぎのもりまさゆき
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坂本龍馬の鳥鍋

 12月も残り半分以下となり、本格的な年末となってきました。急に気温も下がり、外気温は五度とか六度とか。

 もうこれって冷蔵庫とかわらないじゃんと思ったりします。


 こう寒くなると鍋が美味しいですよね。鍋をつくる時に思い出すのが幕末の英雄坂本龍馬が最後にたべた鳥鍋です。龍馬さんはとくに軍鶏鍋が好物だったようです。

 その最後の日も鍋をつつきながら、盟友の中岡慎太郎と日本の未来について語り合っていたことでしょう。


 鍋の具に鶏肉が入っていると龍馬さんのことを思うのです。

 享年三十三歳。

 今思えばかなり若いですよね。

 平均年齢が現在よりも低い幕末であってもまだまだ生きていてもおかしくなかった年齢だと思います。


 龍馬さんはあれだけの重要人物でありながら、自分の身には無頓着だったようです。

 その最後の日も護衛はもと相撲取りが一人だけ。

 どうせなら海援隊の若い隊志と鍋パーティでも開いていれば暗殺されずにすんだかもしれません。

 自分だけはこうはならないだろう。

 龍馬さんもそう考えたのかもしれません。

 人間はそのような心理が働くそうです。

 そう思うと龍馬さんも人間くさいなと思います。


 鶏の水炊きを食べながら龍馬さんの逸話を家族の人にいうと、坂本龍馬は三十代で日本のために活躍したけどおまえは何もしてないやんと返されます。


 それをいっちゃあオシマイよ。


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― 新着の感想 ―
[一言] 織田信長、坂本龍馬、夭折した偉人は歴史IFの宝庫ですよね。
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