君に声を届けるその日まで
あの日、バンドで奏でた音は、心の奥でまだ鳴っていた。
夢を手放せないまま、現実に埋もれる日々を送る友也。そんな彼の前に、かつての仲間が差し出した一枚のポスターが、すべてを変えていく。
届かなかった声が、今、誰かに届こうとしていたーーもう一度だけ、自分を信じて、歌うことを決めた。
夢を手放せないまま、現実に埋もれる日々を送る友也。そんな彼の前に、かつての仲間が差し出した一枚のポスターが、すべてを変えていく。
届かなかった声が、今、誰かに届こうとしていたーーもう一度だけ、自分を信じて、歌うことを決めた。
第一章 産声
2025/07/03 15:43