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転生賢者のスローライフ  作者: コラソン
幼少期
5/40

賢者誕生

今回もお読みになって下さりありがとうございます。

拙い文書ですがゆっくりお読みください。

そして、俺は無事に生まれた。

え?前フリが長いって?いや、転生するならちゃんと準備大事でしょ?ファンタジー世界だもん、ちゃんと準備しなきゃ!準備8割本番2割。いい結果を残すためにはちゃんと準備をしないと結果はついてこない。どんな物事も準備が大事って意味だったけ?まぁ、同じことか。


ステータスってどうしたら見れるんだろ?

生まれた直後に考えることではないが…

おっと。父親らしき人が入ってきた。

「おぉ〜産まれたかー!で、男か女か?」


「元気な男の子ですよ。貴方。」

俺を抱きしめながら話す母親らしき女性。


『あぁ〜ケーゴかわいい♡これからは四六時中見れるのねー♡ケーゴがカッコイイ大人になるまで成長を眺められるのねー♡』

やっぱり、覗く気満々なのね…これは…黒歴史確定だ…

『あんまり見ないでよ?恥ずいし…』

『いいじゃない!将来の旦那様の成長過程を全部見れるなんて、役得だし!あっ、出れるまで暇だから成長日記でも書こうかしら?なんなら写真や動画も撮ろっと!』

ほんとにしそうなんだけど…そもそもこの世界にカメラやビデオあるのか?それよりも…

『やめて〜黒歴史書かないでー!撮らないでー!』


俺とクリスが脳内で話している間

「そうか!男か!名前はどうする?パールよ」

お母さんらしき人の名前はパール。銀髪で水色の目をしている。真珠の名前の通り綺麗な顔立ちをしている。

「そうね〜貴方が決めてください」

とうとう名前が決まるのか…因みに、父親らしき人は金髪碧眼のイケおじみたいな人だ




「そうだな…うーん」

悩んでる悩んでる。そりゃそうだよねー。どうかネーミングセンスの良い親で有りますように!

「よし、ケンドリックだ。この子はケンドリック・フォン・オイスターだ。」

オイスター…牡蠣やん…ふーん。ケンドリックね。悪くないな!目が紅い魔法少女の村みたいに変な名前でなくて…

「あら!いい名前ね。これからよろしくね。ケンドリック」

「あうー」

『かわいい♡』

脳内で何か聞こえた気がするけど、無視して…それよりもやっぱり、赤ちゃんだからか舌が回らんのだ…こうやって人は知らずに黒歴史を積み重ねるのか…

「産まれてすぐに喋った…この子は天才か!」

あっ…やらかした。黒歴史の始まりだった…


はぁ…やらかしたなぁ…産まれてすぐには普通は喋れないよなぁ…

知能に振ったの間違いかなぁ?でもなぁ…うん!諦めよ!世の中諦めが肝心だ!知能が高ければ様々なスキルや魔法とか覚えやすいだろうしね!


少しでもクリスと話せたら気が楽なのになぁ〜今さっきまで話してたんだけど、急に放り出された感が…そんな事思っていると

『ケーゴ、ケーゴ!聞こえる?』

急に脳内で聞き慣れていて考えられる可愛い声が聞こえてきた…

『へっ?クリスティーなの?』

『むー!何て呼んで欲しいって言ったっけ?』

呼び名に怒る女神。絶対わざと…あざといんだよ!クッソ!めっちゃ可愛いんだろうなぁ…膨れっ面してるんだろうなぁ〜


『ああーごめん、クリス。それで?どうしたの?』

何事も無かったかのように接する。

『誕生日プレゼントだよ♡アナタ♡』

「ブホッ!」

吹いちまったじゃねぇか!

「あらあら〜元気な子ね!よしよし」

吹いた事を何か勘違いをしてあやしてくれるママ。いやー23であやされるって…

『シャッターチャンス!』

パシャッ。

『おい!それよりも、プレゼントってなに?』

『アナタと話したいから念話のスキルをバースデープレゼントさせて頂きました♡これで何時でもお話出来ますね♡』

念話は確かに便利なスキル。確かに今更なんだか…便利なんだが…

『ありがとう、クリス。脳内であんまり騒がないでよ?まだ、外に出して上げれ無いし、念話に夢中になってたら家族に変な目で見られそうだし…』

そうなんだよ…夢中になって百面相なんてしてたら余計に脳内でパシャリされるわ…


『はーい♡でも、並列意思があるので問題ないはずですから♡うふふ♡』

『程々にね…』

産まれてすぐに冷や汗をかくことになるとは……


その後もことある事に、「シャッターチャンス!」や「アルバム制作が捗るわね!」とかクリスについてとか色んな話を出来て楽しい時間は過ごせた。

更新は1週間〜10日程度で行います。お楽しみにしててください。いつもお読みになって下さりありがとうございます。

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